ドラマ彼女お借りします 8話 ”恋人関係”終了の危機!? そのとき和也は | 恋心、お借りします

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ドラマ彼女お借りします 8話 ”恋人関係”終了の危機!? そのとき和也は

 

はいどーも!ドラマかのかり楽しんでますか!?原作ガチ勢の甲楽わんです。

 

全10話のドラマももう残すところ9話と10話のみとなってしまいました。悲しい。第8話には、4人目のヒロイン、桜沢墨ちゃんが登場しましたね。極度の人見知りでほとんど喋らない。ボディーランゲージで限界。会話はスマホで。どうしてレンカノなんてやってるの?という感じ。なんというか、あの子は小動物というか、和也に懐いてるというか、そんな可愛らしさを感じてしまいますね。

 

 

「ドラマ彼女お借りします」公式HPより

 

墨ちゃんを演じる沢口愛華ちゃんは、演技を始めたばかりということで、見ていて分かりづらい箇所もあったんですが、緊張してふわふわ落ち着かない墨ちゃんを一生懸命演じてくれていたと思います。もっともっと墨ちゃんを見ていたかったです。登場は第8話だけ涙。

 

ちょっと残念だったのは墨ちゃんのリアクションを見せてくれなかったことですね。単純にカットが無かった(ちーん)。ドラマでは人見知り墨ちゃんの大暴走に和也は大慌て。そういう和也の墨ちゃんに対するリアクションはたくさん見せてくれたけど、逆に和也に対する墨ちゃんのリアクションはほぼ見せてくれなかったので、そこがなんとも惜しい。

 

原作では、墨ちゃんが和也の言葉に励まされて頑張ろうと思う姿がもっと伝わるように描かれています。和也の言葉に心動かされる墨ちゃんの表情がばっちり描かれてますよ。

 

 

◆優しいコが レンカノに向いてないわけねーよ 44話

 

確かに口数は少ねぇけどさ

客を楽しませてくれようって 気持ちは痛い程 伝わってきたし

優しいコが レンカノに向いてないわけねーよ

 

和也にそう言ってもらい、何かを感じている墨ちゃん。

 

墨ちゃんには「アイドルになる」という目標があります。そのために人見知りを直したくてレンタル彼女を始めました。しかし、お客さんに迷惑をかけてばかり。挨拶もできない、しゃべれない、手も繋げない、「彼女」としてお客さんにデートを楽しんでもらえない。クレームが入ることもあったんです。それで自信を無くしてすごく悩んでいたわけです(とりあえず補足)。

 

そんなとき、和也にこう言ってもらえるわけです。和也は、文句ひとつ言わずに練習デートに付き合ってくれました。知らない男たちに絡まれててすごく怖かったとき助けてくれました。自信を失っていた自分を勇気づけてくれた。そんな彼の言葉が墨ちゃんにどう映ったのか、簡単に想像できますよね。

 

 

 

◆和也くん またね 44話

 

墨ちゃんは、喋るのがすごく苦手なので、「またね」の挨拶をするだけでも、すごく勇気がいるんです。いつもなら何も言えずに帰っていた。でも、和也にどうしても伝えたかった。それだけあの「またね」には、「和也くんありがとう」とか「うれしかったよ」とかの気持ちが詰まっているわけです。僕らが友達と遊んだ後に言う「またね」とは、わけが違います。

 

人見知りだけど、それを克服するために一生懸命に頑張っているのが墨ちゃんですね。和也との練習デートを通して、少しずつ「彼女」らしくなっていきます。根がやさしくて、とってもいい子。無害。墨ちゃんから見たら和也は優しくて素敵な「彼氏」で、千鶴は憧れの先輩です。だから、いつも和也と千鶴の味方でいてくれます。原作では墨ちゃん活躍する姿がもっと見られるので、ぜひ原作をチェックしてみてください。

 

 

 

可愛い墨ちゃん登場で、箸休めの回かと思いきや。ここで麻美ちゃん登場。千鶴が彼女だということになっているのに、別の女の子といちゃいちゃデートしているなんて、どう説明するんだよ!?いろいろ事故りすぎです。

 

麻美は「元カノとして秘密にしてあげる」と言って和也を責めることなく帰って行ったのですが。結局、和也がデートしていた女の子(墨)がレンタル彼女だとバレてしまいます。当然、千鶴の正体にも気づくわけで…。

 

翌日、千鶴がお客さんとの待ち合わせ場所に行くと、そこに現れたのは麻美ちゃん。にっこり笑顔。

 

麻美ちゃん来たー!!!来週はヤバいことになりそうな予感しかしねーな笑。めちゃめちゃ楽しみにしておいてください。

 

ということで、今週もドラマかのかりがもっと楽しくなる解説をしていこうと思います。まずは、次回9話を楽しむためのポイント。続いて、今更感がありますが、水原千鶴についてキャラ紹介をしようと思います。

 

 

 

  ぷちガチ解説

 

  ”恋人関係”終了の危機!?

 

次回の9話を楽しむために皆様に覚えておいて欲しいことが一つあります。それは、いま和也と千鶴は”別れ”なければいけない状況にあることです。

 

繰り返します。いま和也と千鶴は”別れ”なければいけない状況にあることです。レンタル関係終了の危機だということですね。ここはめちゃめちゃ重要なことろなので、もう一度ベランダで話し合う二人のシーンを振り返ってみましょう。

 

私 レンカノ 辞めようと思うの

 

千鶴は女優になる夢を持っており、レンタル彼女の仕事もそのためにやっています。なので、女優の仕事が軌道に乗れば、レンタル彼女の仕事をやめなければいけないと考えています。次の舞台の仕事が上手く行けば、今後新しい仕事のオファーが見込める状況。そうなれば、レンタル彼女の仕事をしている余裕はなくなる。

 

何言ってんの!

俺のワガママに巻き込んじゃってるだけだし!

 

これ以上、迷惑をかけるわけにはいかない。それを聞いた和也は、水原を気遣って平気なように振舞って見せます。

 

しかし、当然本音では嫌。水原がレンタル彼女を辞めたら、もう「彼女」をやってもらうわけにはいきません。おばあさんたちに”別れた”と言ってこの関係を終わらせなくてはいけない。たとえ嘘であっても水原とは彼氏と彼女の関係でいられて、デートだってできた。それを失うのが嫌で、和也は布団の中で泣きわめきます。

 

 

◆これでいい…!! これでいいの… 45話

 

和也とのレンタル関係を失うことに未練を感じているのは千鶴も同じ。

 

これでいい…!! これでいいの…

 

和也が本物の彼女をつくるまで「彼女」でいてあげる(彼女のフリをしてあげる)と約束をしていたのに、それを果たせそうにありません。千鶴は、「これでいい」と自分に言い聞かせて、女優になる夢のために和也との関係を終わらせてしまう決断を受け入れようとします。

 

和也も千鶴もレンタル彼女と客という関係を続けたいと願っているのに、すれ違ってしまって、伝えられていないわけですね。このままでは、本当に二人の”恋人関係”は終わってしまうんです。

 

 

 

読者(視聴者)からすれば、好きならさっさと告っちゃえよと思ってしまうかも知れません。しかし、あなたが和也と同じ状況に立たされていたら、果たしてそんなことができるでしょうか。

 

 

◆言えないっ 本当は君がいいなんて 45話

 

言えないっ 本当は君がいいなんて

俺には 言う資格が無い

 

水原千鶴はレンタル彼女なんです。お客さんとのプライベートな関係は一切禁止。千鶴本人からも、恋愛する気はないとはっきり言われてしまっています(原作32話)。好きだなんて言ったら、迷惑をかけるだけです。

 

レンタル彼女と客という関係は、例えるなら、恋愛禁止のアイドルとファンの関係に似ています。恋愛禁止を公言しているアイドルに、いくら好きだからって、付き合ってくださいとあなたは告白できますか。そんなの迷惑に決まってますよね。ブラックリストに加えられて、ライブや握手会などへの出禁を食らって然るべきです。

 

それに、これまで情けない姿ばかり見せてきて、千鶴に助けられてばかり。千鶴に好きになってもらう要素なんてほぼほぼない(と和也本人は思っている)。

 

そこで和也が考えることは、千鶴に本物の彼女になって欲しいと伝えることではありません。水原千鶴にこれ以上迷惑をかけないことだし、気兼ねなくレンタル彼女を辞めてもらうことです。

 

恋くらい一人でできなきゃ

 

次回9話の予告にある通り、水原がレンカノを辞めると知った和也は瑠夏とデートをしたり瑠夏に告白しようとします。それは、水原にこれ以上負担をかけないために、そして水原と”別れた”ときおばあちゃんたちをガッカリさせないために、本物の彼女を作ろうとしているからですね。「本物の彼女をつくる」という水原との約束を果たそうとしているわけです。

 

瑠夏ちゃんは和也のことを好きだと言ってくれています。瑠夏ちゃんだって水原に負けず劣らずの超絶美少女。正式に付き合って家族に紹介すれば、すべてが解決します。麻美ちゃんは和也が本気で好きだった人です。よりを戻すことができれば、すべてが解決します。

 

いま和也が本気で好きなのは、千鶴です。クズで情けない自分を見放さずにちゃんと叱ってくれて、ツンケンしてるけど根はやさしい水原千鶴にガチ恋してるんです。しかし、レンタル関係が終わってしまう今、水原のために瑠夏ちゃんや麻美ちゃんと付き合う決断をしても、全然おかしくない状況なんです。

 

和也がどんな決断をするのか、注目しておいてください。

 

 

 

  水原千鶴の正体

 

では僕が大好きな千鶴の紹介をしましょう。

 

 

「ドラマ彼女お借りします」公式HPより

 

水原千鶴(本名 一ノ瀬ちづる)は、レンタル彼女事務所Diamondに所属するレンタル彼女ですね。街を歩けば誰もが振り返るという超絶美少女です。黒髪ロングが特徴で、和也とのデートのときだけ特別にサイドで編み込んでいます(ファンの間では和也スペシャルと呼ばれている)。

 

レンタル彼女として理想の彼女を演じるだけでなく、お客さんの恋を応援できることにもやりがいを感じています。

 

実は女優になると言いう夢を持っており、レンタル彼女の仕事もそのためにやっています。小さいころから、演じることが大好きです。

 

レンタル彼女の仕事では清楚で可憐、健気、気の遣える、男を立てる、「理想の彼女」を演じています。一方、その中身は、クールで芯が強く、まじめでしっかり者。

 

きつめな態度をとっていることもありますが、根はお人好し。和也みたいなめんどくさいお客でも、ちゃんと話を聞いてあげて、その苦しみを分けってあげられる寛容さは、それこそまさに「理想の彼女」ですかね。そういう素直さが僕は大好きです。

 

小さいころからおばあちゃん子で、小百合おばあちゃんをとても大切にしています。なので、おばあちゃんを大切に思うがゆえ嘘を明かせない和也は、ちょっと放っておけません。和也がおばあさんに嘘だと明かせないという気持ちも千鶴にはよく分かるわけです。

 

また、ドラマではあまり感じられないと思いますが、めちゃめちゃ甘え下手です。いつも「完璧な自分」を演じているという感じ。誰かを頼ったり、辛い気持ちや寂しさを抱えている姿を他人に見せたりできません。自分の本心を見せるのが、マジで苦手です。

 

和也に対して常にドライに接しているのは、そういう性格ゆえです。本心では和也のことを素敵な人だなと思っていても、それを口にも態度にも出しません。和也の彼女でいる理屈はいつも「おばあちゃんたちのため」「レンタル彼女の仕事だから」「こうするのが正しいから」です。いわゆるツンデレですね。

 

原作ガチ勢である僕からすれば、4人のヒロインの中で一番めんどくさい女の子のが千鶴です。とってもめんどくさいです。でもそこが可愛い。気になる方は、原作を読んでみてくださいませ。

 

 

 

 という感じで、8話の振り返りと解説でした。最終回の10話は原作者の宮島さんのオリジナルプロットということで、どうなるか楽しみだと思う一方、正直怖いです。変な終わり方しないでくれ〜、という感じ。

 

一応、最終話の予想はあります。いま和也は千鶴とのレンタル関係を終わらせないといけない状況で、本当の彼女を作らないといけないと思ってるわけです。そこで、結局誰を選ぶのか、みたいなストーリーになるのかなと思いますね。

 

次週9話では、例のセリフのタイミングで、シンシアが流れそうですね。僕は泣いちゃうかな。

 

では、また次の記事で!

 

(次の記事→ドラマ彼女お借りします 9話 水原千鶴VS七海麻美

 

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