ドラマ彼女お借りします 5話 感想とプチ解説 | 恋心、お借りします

恋心、お借りします

(自称)水原千鶴を応援する会の会長。
頑張りますので、イイね下さい。

ドラマ彼女お借りします 5話 感想とプチ解説

 

はいどーも!原作ガチ勢、センター・オブ・ジ・ガチ勢の甲楽わんです。ドラマかのかり楽しんでますか。

 

まず、皆様に謝らねばなりません。僕は前回の記事で、ドラマでは瑠夏ちゃんを推すんだと言っていました。工藤美桜ちゃんの可愛すぎる笑顔に、千鶴ではなく、瑠夏ちゃんを推すつもりだった…。

 

でも、でもね。

 

水原パねぇーーーーーー!

 

ひよりちゃんのキスにドッキドキッ!ミニスカあああああ。ポニテは正義!可愛すぎるだろ。

 

気づかないフリをしていた。でも、気づいてしまったんです。僕の気持ちも、やっぱり返却不可能だということに…!!!

 

和也とともに、再び恋に落ちてしまった感じです。やっぱり千鶴が一番ですわ笑。すいません。いったん、千鶴推しに戻ります。

 

ではでは、5話も振り返りとプチ解説、張り切っていきましょーーー!

 

 

 

  振り返りと感想

 

流星くん演じる和也が、何とか千鶴を助けますが。ここで、和也は意識を失ってしまいます。目を覚ました千鶴は、彼を助けるために心肺蘇生を試みます!

 

いやいやいや。これは人工呼吸じぇねーよ!!!!キスだよ、キスwww あーーーー「ちゅっ」って音まで聞こえそうだよ。

 

「白雪姫みたい」という視聴者もいましたけど、まさにそんな感じでしたね。キスですね、これはキスです笑。原作では、唇と唇が触れ合うところは直接描かれなかったんですが、ドラマは攻めてきましたね笑。

 

そして、

 

当然でしょ 彼女なんだから!

 

そう言って千鶴は、キスしたことなんて全く気にしていない様子で、『理想の彼女』を演じてくれます。

 

この海で水原とのレンタル関係は終わるはずだった。麻美ちゃんに告白するつもりだった。水原千鶴は、ただのレンタル彼女、ただの彼女代行サービスのはずだった。しかし、和也は気づいてしまいます。

 

この気持ちは とっくに返却不可能だと…

 

レンタル彼女の水原千鶴を本気で好きになってしまっていたのです!ガチ恋です!

 

気づいてしまった本心を受け止めきれず、悶え苦しむ和也が可愛かったですね。「アオハル」や「夢中さ君に?」のハッシュダグが、最初何か分からなかったんですが、調べてみると納得。流星くんのファンには嬉しい演出でしたね。

 

だから和也は千鶴にお願いします。

 

借りたいんだ 君のこと…!

 

水族館では暴言を浴びせ、「本当の彼女だ」なんて嘘に付き合わせ、海では仕事でもないのに彼女のフリをさせてしまった。めちゃめちゃ迷惑をかけしまったのに、こんなお願いあまりにも身勝手。ばーちゃんに嘘をつき続けるのは間違っている。ダメだと言われて当然。それは和也もよく分かっています。

 

しかし、

 

いいよ もう少しだけ レンタルされてあげる

 

水原は、レンタルを続けさせてくれるのでした。

 

こうして和也と千鶴の二人は、レンタル関係を続けることになります。二人の至上命題は、「本当の彼女をつくること」。ふむ、和也が好きなのは千鶴なんですが、千鶴にはそんな気ないみたい(ちーん)。二人が恋人になる未来は、まだまだずっと先です。

 

そこに現れたのがクリ(栗林駿)。なんだか浮かれた様子。なんと!彼女ができたからダブルデートをしようと誘われます。

 

ダブルデート当日、栗林が彼女だと言って紹介したのが、「更科るか」ちゃん!

 

瑠夏ちゃん来たー!!!かわいい!やったー!やっぱりね、工藤美桜ちゃんの笑顔が可愛いっス!にやけるぞ、おい。

 

モテないと思っていたクリの彼女が、超絶美少女だということに驚いてしまい、思わず見とれてしまう和也。なにコレ、超かわいい子じゃん…?

 

それに気づいた千鶴のジト目。あっらー!千鶴、妬んでるのかな、妬んでますね。かわいい。

 

デートが始まり、

 

やっぱ男らしさ?

るかも 俺の男らしいところには ベタ惚れたみたいだし

 

超絶美少女の女の子を彼女にしたことを、意気揚々と語るクリ。ボルダリングで上手く登れない瑠夏ちゃんに「大丈夫?」と優しく声を掛けます。それに比べて、和也の彼女は「レンタル」、ニセモノ。所詮、高嶺の花。和也は、ただのレンタル彼女を本物の彼女だと嘘をついているわけです。なんとも、みじめ…。

 

まぁ、ただ、瑠夏ちゃんの正体が〇〇〇〇だと分かっていれば、実際には栗林と瑠夏ちゃんがどんな関係なのかは簡単に想像がつきますよね。そう、そういうことです笑。

 

瑠夏は千鶴に近づくと、

 

あなた レンタル彼女ですよね

 

千鶴と和也の関係が「嘘」だとバレてしまいました。まぁ、瑠夏は〇〇〇〇ですからね(瑠夏ちゃんの正体については次回予告を見てね)。

 

 

 

この海は和也にとって人生を揺るがすほどのまさにターニングポイントでした。和也は、ガチ恋していることに気づいてしまいましたしね。二人の恋の行方がますます気になるところ。

 

ただし、この海での出来事は、千鶴にとっても、ものすごく大きな出来事だったんです!ちょっと今回は特に解説が必要ですね。プチ解説のところで話します。原作ガチ勢の腕が鳴る。

 

地味だけど、素晴らしかったのが栗林ですね。見ててすごく楽しかったし、調子に乗って自慢げに話すところとかめっちゃよかったですね。役者さんがとても良い。この後もしばらく栗林は物語に絡んでくるので、期待したいです。

 

そして!工藤美桜ちゃんの瑠夏ちゃんに期待!もう一度、瑠夏推しだと言わせてくれ。次週が楽しみすぎるぜ!

 

 

 

 

  プチちょいガチ解説

 

  和也と並行して描かれる千鶴の恋物語

 

安心して 私が彼女でいる間は 放っておいたりしないから

 

和也と千鶴は、しばらくの間、嘘の恋人関係を続けることになります。和也が本当の彼女を作ることを目標に、それまでの間レンタル彼女の千鶴は彼の彼女を演じてあげる約束をします。


思い出してみてください。和也と千鶴は、海ではもうレンタルを終わらせようと言っていたんですよ。本当は付き合ってもいないのに、おばあちゃんたちや友達に彼氏彼女だと嘘をつき続けるわけにいかないんです。

 

では、どうして千鶴はこれまでの考えを変えて「いいよ レンタルさせてあげる」と言ったんでしょうか。コレ、見てて分かりましたか?

 

和也くんカッコいい~と思って見ていた視聴者は何となく気づいたかもしれませんね。海で溺れてしまったところを助けてもらって、和也の力になってあげたいと思ったからですね。それは原作では、もっと分かりやすく描かれています。

 

 

 

千鶴は和也と別れたことにするつもりでしたが、木部君の気持ちを無下にはできす、最後に和也とふたりでフェリーに乗ります。

 

その日千鶴はあまり体調が良くなく、間違ってフェリーから海へ転落してしまいます。そのとき、命を張って助けてくれたのが和也でした。

 

 

◆レンタル彼女だって言ってんじゃん!!! 3巻15話

 

レンタル彼女だって 言ってんじゃん!

 

和也は、ただのレンタル彼女の千鶴を、命を張って助けようとしてくれたわけです。息をしていない和也。自分のせいで、もしかしたら本当にこのまま命を失ってしまうかもしれない。

 

和也はただのお客。それも最初はどうしようもなく迷惑な奴でした。でも本当はそうじゃない。千鶴が知らなかっただけで、和也はきっと素敵な人なんです。原作では、ここで木部くんと和おばあさんのフラッシュバックが入ります。

 

あいつ悪いヤツじゃねーんだ

きっと あんたのこと 最後は幸せにしてくれると思う

 

我が孫を好きになってくれた女性に 何を怒ろうか

 

木部くんが言った言葉が、和おばあさんが言った言葉が、心に刺さります。このとき千鶴は、早く嘘の恋人関係を終わらせたいと思っていました。しかし

 

 

◆当然でしょ 彼女なんだから 3巻15話

 

当然でしょ 彼女なんだから

 

和也の友達の目の前で、自分は『彼女』なんだと周りに宣言します。別れるはずだったのに、それを自分の手で保留してしまうんですね。

 

原作では、この言葉を聞いた木部が、「なんだよ オイ 別れるっての止めたのか?」と言って、願い通り二人の関係が修復したことに喜んでいます。

 

レンタル彼女として 和也の力になりたい

 

和也に救ってもらった恩を返すためにも、和おばあさんを悲しませないためにも、そして和也が素敵な人だから、彼の力になってあげたい。その気持ちが、彼に救ってもらったことをきっかけに生まれているわけです。

 

そして和也に「借りたいんだ」と言われて、方向転換します。

 

 

◆安心して 私が彼女でいる間は放っておいたりしないから 3巻20話

 

安心して 私が彼女でいる間は放っておいたりしないから

 

和也が本当の彼女を作ることを目標に、それまでの間、彼の彼女を演じてあげると約束しちゃんうんですね。レンタル彼女として彼の恋を応援していくという立場になるんです。

 

 

 

水原千鶴という女の子は、自分の本心をほとんど語りません。和也に対しても、本当のことは言わないんです。いつも「おばあちゃんたちのため」「レンタル彼女の仕事だから」と説明します。しかし、それは千鶴の気持ちが動いていないわけでも、描かれていないわけでもありません。水原千鶴から見た和也像は確実に変わって行くし、彼女の恋物語も少しずつ前に進んでいるんですね。

 

そして、和也に命を助けられて千鶴に生まれた気持ちの中に恋心が混じってないとは僕は思いません。にやり。

 

原作者の宮島礼吏先生は、キャラクターのリアルな心理描写に定評があるなんて言われますが、かのかりはラブコメディであると同時に人間ドラマです。キャラクターの気持ちの変化や、キャラクター同士の関係性の変化をとても大事にしています。実は、和也と並行して(和也の知らないところで)千鶴の恋物語も展開されているので、少しずつ変わっていく和也への想いを何となくでも想像していただければ嬉しいです。

 

 

 

  七海麻美から見た『彼女、お借りします』

 

麻美ちゃんは、1シーンだけでしたが、ぬいぐるみを抱きかかえて「もう恋なんてしないって決めてるんだから」とつぶやくのが印象的だったんじゃないでしょうか。嫌われ役を担う麻美ですが、ご想像の通り、彼女には、いろいろ難しい状況が与えられています。

 

感情経験が豊かな人や物語をよく読む人には分かると思いますが、別れようと言ったからと言って、それイコール『好きではない』とは限りません。和也のことを馬鹿にしたからと言って、それイコール『嫌い』『どうでもいい男』とは限りません。

 

海での出来事は麻美にとっても大きなことでした。和也が新しい彼女を作ったことに嫉妬して、彼の気持ちを取り戻そうとしたのですが、和也は自分のところには来てくれず、今の彼女である千鶴のところへ行ってしまった。そこで見せつけられたのが決死のダイブ。それほど和也にとって今の彼女は大切な存在だったわけです。もう麻美のことを大好きだと言ってくれる和也はいない。麻美の視点でみれば、『失恋』なんですよ。あまり話すとネタバレになるので、それだけ解説しておきます。

 

 

 

という感じで、結構ガチめな解説をしたところで、次週を楽しみにしましょう。次は、瑠夏ちゃんが大活躍するはずです。

 

では、また次の記事で!

 

次の記事はこちら→ドラマ彼女お借りします 6話 感想とプチ解説 瑠夏ちゃんの過去と悩み

 

【ドラマかのかり関連の記事】

かのかり実写ドラマ化!原作ガチ勢の僕が大歓迎な理由

原作勢も大満足!?『ドラマ彼女お借りします』

『ドラマ彼女お借りします』 3-4話の感想とプチ解説

ドラマ彼女お借りします 6話 感想とプチ解説 瑠夏ちゃんの過去と悩み