平安の色で遊んでみよう(^^)♪ | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします


すっかり大河ドラマ『光る君へ』の虜な日々ラブラブラブ

石山寺には2ヶ月連続で訪れ

平安絵巻の世界の住人気分です雛人形ルンルン

昨日書いたブログ、


大河ドラマ館に併設された企画展にあった


平安の色の展示。

平安の色カードを自由に持ち帰れたので

全種類いただきましたラブ


それぞれのカードの裏には


色の名前と、

色ゆかりの『源氏物語』の登場人物の名。


それぞれの色を楽しむだけでなく


色を重ねたり組み合わせることで

植物や季節の風景を表現できるんです桜紅葉ルンルン

十二単などの色の重ねにも意味があるのよね。


というわけで、
 
カードを使って
襲色目(かさねいろめ)を楽しんでみました!
 

まず思いつくのが


春らしい桜色と柳色の組み合わせ桜キラキラ

これに白を合わせると


またちょっと違ったイメージに。

お雛様の菱餅の色か雛人形!!

菱餅だと桃の花だからもう少し濃いピンクかな?

と、桃色の古代色を調べたら

平安より遡って万葉集にこんな和歌がありました。

桃花褐(つきそめ)の浅らの衣(ころも)浅らかに、

思ひて妹(いも)に逢はむものかも


意味: の色に染めた薄い色の着物のように

薄っぺらな気持ちであなたに会ったりはしないのですよ。


薄っぺらな気持ち笑い泣きアセアセ

桃も薄いいろだったのかな。


柳色を青鈍(あおにび)に変えると


あ、なんかこの組み合わせ好きラブ

冬っぽいイメージかな~。


続いて渋めの色を組み合わせてみました。


おおっ、大人な感じニヤリ

これの葡萄(エビ)を柳色に変えると


男性的なイメージ!!?

夏の緑と木漏れ日な感じもするね。

柳を桜色に変えると


落ち着いた温かさ。

冬にこういう色の組み合わせの服を着るのも

良さげじゃない爆笑??


続いて、

たくさん重ねてみると


めっちゃ十二単衣っぽくなった(笑)

濃い、薄いを交互にしてみたら


メリハリが効いていいね!

あー、、黄色系のカードが欲しいなチューキラキラ


って、

これ無限に遊べるやーん!!

全部でどれくらいの組み合わせがあるんだろキョロキョロ?

2〜7枚の組み合わせ、重ねる順番、、。

数学の【何通り計算】が苦手だったので

全然わからーーーんえーん

誰か計算してくださいませお願い


こういう古代色の重ね、、

似顔絵の背景色にも応用できそうだな、なんてウインク

皆様も石山寺の大河ドラマ館を訪れて

平安時代の色重ねを楽しんでみてね―キラキラ 


  石山寺大河ドラマ館



日本古来の色について書いたブログ