福島県唯一の震災遺構請戸小学校。福島県楢葉町 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

いよいよラスト


2月に訪れた福島県楢葉町ツアーバス


ハンドメイドフリマサイト、クリーマさんと


楢葉町の復興を担う一般社団法人ならはみらいさん


共催のマルシェや町めぐりの2泊3日のツアー。

 


全国から集ったハンドメイド作家さんと


最終日に浜通りを楢葉町から浪江町まで回りました。



双葉町にある東日本大震災原子力災害伝承館、



このあと訪れたのは


福島県唯一の震災遺構になっている

浪江町立請戸小学校。
 


昨日のTBSの震災特番でホラン千秋さんや井上キャスターが訪れてましたね。


海の近くにある請戸小学校、

2階部分まで津波が到達。

1階は


当時のまま残されております。


津波の威力の恐ろしさ。


今日で震災から13年。

校舎横のちょっとした隙間から芽吹き、

こんなにも成長した


桜の木桜


この小学校では

地震発生後全校生徒が数キロ先の高台へ避難し

全員が無事に避難することができました。

ツアー初日に訪れた、避難した高台の霊園。


霊園から見た請戸小学校。



生徒たちの避難のようすが


紙芝居のように描かれたパネルがありました。

数キロ先の高台へ避難したあと

雪が降る寒い中を国道6号線へ移動すると

1台のトラックが通りかかり


全員を荷台に乗せて

避難場所まで連れて行ってくれたそう。


2階は展示施設になっており


震災のようす、生徒たちが使っていたもの、

支援にきた自衛隊の皆さんが残したメッセージ、

などが展示されていました。


南三陸の震災展示施設でもありましたが 

震災前の街の模型には


思い出が書き込まれてるのよ。

砂浜の中に宝探し

プロポーズを受けた

初日出をいつも見てた


小学校の周辺は今は何もないけれど

かつては

街があり、人がいて、心が動いていたんですね。


震災から今日で13年。

これまで何度も東北の沿岸部を走っているけれど

来るたびに新たに知ること、月日の経過を感じます。

今回は移住についての説明を受けたこともあり

もし自分がこの町に住んだら?

と考えながら巡ったことでまた違って見えたかも。


気軽に移住できる街ではないかもしれませんが

今回のツアーで経験したことを頭に、胸に入れて

これからも沿岸部を訪れたいと思います!


なかなか暖かな春らしい日が続きませんが

せめて今日だけは温かな1日になりますようにぽってりフラワー


素敵なイベントを開催中してくださった

ハンドメイドフリマサイトCreemaさん、

楢葉街の振興を担う一般社団法人ならはみらいさん、

このイベントに誘ってくださったオクノアキさん、

本当にありがとうございましたおねがいキラキラ


イベントのあと、福島と茨城をちょいと旅しましたよ。
次はアフター旅の様子を書こうかな車ルンルン


移住支援、お試し移住などいろいろな支援があるそうです


 

 

 


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