犬の宮と猫の宮と泣いた赤鬼の道の駅。山形県高畠町 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします


似顔絵の先輩オクノアキさんと

秋田にお住まいのがアニマルコミュニケーター

ひょさんとの山形旅ひらめき目がハートニコニコキラキラキラキラ


一緒にマルシェ出店して、お泊りして

9月にも訪れた熊野大社にお礼参り神社キラキラ

そして日本三大文殊の亀岡文殊にお参りしお願いキラキラ
 
前回のブログ


続いて近くにあるこちらのお宮へ。


こちらなんと犬の宮といって

ワンちゃんを祀っている神社なのです犬

狛犬さまも


狛犬というよりワンちゃん。

背中が


哀愁漂ってます不安キラキラ

崩れがちな凝灰岩の


五輪塔。

犬の宮というから

昨今のペットブームに乗っかって

できたもんかと思ってたら、、ニヤリ


和銅年間創建ってー!!

奈良時代!?

そんな古いのびっくりハッ!?とビックリ。

昔々、都の役人に年に2回も年貢を取り立てられ村人が困っておりました。旅の座頭に相談すると、ある策を授けてくれました。村人はその策を実行します。甲斐国から三毛犬、四毛犬を借りてきて、役人の前に放しました。大乱闘のすえに、役人は大狸に姿を変え倒れました。大乱闘で傷ついた犬たちはまもなく死んでしまい、村の鎮守として祀られました。その後、この村は栄えたとのことでした。


この言い伝えが和銅年間まで遡るかは

定かではないですが

村に古くから大切にされてきたお宮なのですね。


なんとなんとすぐ横に


猫の宮まであるではないですか!三毛猫


こちらは延暦年間!奈良〜平安時代!

やっぱ古いのねーー爆笑

昔々、信心深い庄屋夫婦がおりました。子供はなく、猫が授かるように祈っていると、観音様が夢枕に立ち、「猫を授けるので大切に育てよ、さすれば村中安泰、養蚕が盛んになる」とお告げがありました。授かった猫を大切に育てていましたが、歳月が経つにつれ、猫がたえず何者かを狙うように睨みつけるようになり、その異常さに思いあまった主人は猫の首を切ってしまいました。すると猫の首は飛び、天井裏の大蛇に噛みつき殺してしまいました。この大蛇は昔村に悪さをした古狸の怨念の姿だったのです。村人はこの猫を大切に葬り観音堂を建てました。以降、村人は猫を大切にし、養蚕が盛んな村になりました。

とのこと。

そんな言い伝えの残る静かな村。



犬の宮も猫の宮も

ワンちゃん猫ちゃんの健康祈願、供養、

また動物にまつわる祈願の参拝者が多いようで

お写真やお供えのドッグフードなどが

たくさん置かれてありました。

ちょうど我が家の猫ちゃんが闘病中だったので

私も手を合わせてきましたお願いキラキラ


ひょさんもオクノアキさんも
アニマルコミュニケーターといって
ワンちゃんや猫ちゃんとお話する技を修行中、
というのもあってこちらにお参りにきたのでした。

 犬の宮、猫の宮についての詳細はこちらを



すぐ近くには


道の駅たかはたがあります。
 


童話「泣いた赤鬼」の作者、浜田広介さんの


ご出身の町なのね。

犬の宮、猫の宮といい

とても優しい心をもつ人々の村やね照れキラキラ

ただ優しいだけでなく、

この雪深く寒い地域、

きっとご苦労も多かったんだろうなぁショボーン

ご苦労があるからこそ優しくなれる、寄り添える

そんな村なのかもしれませんねキラキラ

この付近を通るたびに

穏やかで素敵な地域だなぁ、と思ってましたが

優しき心を育む風土、まほろばの里なのね。

しかもね
道の駅の向かいには縄文遺跡と博物館が。
ここは10年以上前にも一度来たことがありますが
古墳もあってね、、ちょっとした旅ではまだまだ計り知れない
奥深い里なのかもしれません。

 

道の駅でみんなで遅めのお昼ごはんを食べて


産直でお土産を買って旅は終わりました。


これまで何度も一人でフラフラ山形に来てるけど

9月の旅もですが

東北在住のひょさん、

楽しい似顔絵の先輩オクノアキさんのおかげで

より深く楽しむことができましたラブラブラブラブラブラブラブ

ますます山形ラブが増しましたアップアップアップアップ

本当にありがとうございましたーお願いキラキラ!!!


産直で買った菊の花。


帰っておひたしにしていただきました。

華やかなり〜ガーベラキラキラ


明日で今年もおしまい。
なんとか旅ブログも書き終われたわ。ほっニコニコ



  この旅のブログはこちら   





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