紀伊風土記の丘の前山A地区古墳を少々。 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

まだ桜も咲いていなかった3月。

和歌山の県立紀伊風土記の丘公園へ。

資料館や近くの道の駅を訪れた和歌山日帰り旅。 

下矢印下矢印下矢印

 



紀伊風土記の丘公園のある丘陵地には


岩橋千塚古墳群という古墳群が点在してます。


点在どころか、、キョロキョロ



800基を超える古墳古墳古墳っ!!

集合体恐怖症の人は直視できないほどあります。


私もちょっと点々の集合を見るのが苦手キョロキョロアセアセ


多いだけではなく、めちゃくちゃ広くて


端の古墳まで見に行くのに園内1周、、


80分っ!


ここは何度か訪れているのですが、いつもこの80分という数字に腰が引けて、また次回にしよう。。となかなか1周できずにいます。


このときも、


腰が悪い母も一緒だったので


近場の前山Aグループだけ少し見学しましたてへぺろ



マップの点々を見てわかるとおり


ポコポコ小さめの円墳がいたるところにウインク

これもホントはあまり直視できません


前山A13号墳は




修復中注意

お隣の古墳だったかな、、


美しい結晶片岩の箱式石棺ラブ

人のお墓だけど

なでまわしたいほど美しいですキラキラ(笑)


続いて


前山A23号墳。

直径約14m、高さ約3.5mの円墳。

岩橋千塚古墳群のなかでは標準的な大きさ。

ありがたいことに


中を見学できるんです爆笑キラキラ


しかし、、

暗くて細い入口。。キョロキョロ

虫もチラホラ。。さてどうするチューアセアセ

と、ひるんでいると



なんの躊躇もなく入っていく母っガーン

強っ!!


岩橋千塚古墳群の代名詞ともいえる

オール結晶片岩製の横穴式石室っ!

しかも


石梁と石棚付きっ!


写真じゃ上手く伝わらないなーチューアセアセ

石室に入ったものの虫が怖くて
まともな写真が撮れないだけなんですが。。ガーン


板状に割れる結晶片岩の特徴を活かして

ほんと見事に作られてるんですよねー爆笑

美しい


結晶片岩ラブラブラブ


続いて


前山A24号墳。

こちらは


入り口の上の穴(盗掘孔?)から


石梁が覗けますおねがいラブラブ

広々として


石積みが見事な石室キラキラ


立派な石室がある古墳を見ると

ここ、住めるわぁラブ

って、つい思ってしまいます。

お墓ですけどねタラー


岩橋千塚古墳群がある山自体が

結晶片岩からなる山なので

これだけふんだんに結晶片岩が使われてるのね。

むしろ、

こうしたお墓を造りたいがために

この場所に古墳群を築いたんでしょうね〜ラブ


住みたいだの、結晶片岩をなでまわしたいだの
言っておりますが
横穴式石室より竪穴式石室派な私は
同じ結晶片岩製石室なら
高槻市の闘鶏山古墳や、徳島の丹田古墳みたいな
オール結晶片岩製の持ち送り式の竪穴系が
理想なのでした。。フフフ。
っていうか、集合体や虫が苦手って
そもそも古墳巡りに向いてないかもなぁ(*_*)


 古墳の詳細はこちら下矢印