神楽坂で骨董ざんまい -3ページ目

大人女子会で、目からウロコ。

今宵は女子会でした。


で、私はびっくりしちゃったでございますよ。


私の好きな男性のタイプは、スーパー王道なのだとばかり思っていたら

ぜんぜん違ったということが今宵発覚。


ロマンスグレーになって色香が増したジョージ・クルーニー。

ワイルド路線で新境地を開いたデカプリオ。

寡黙で無骨な役をさせたら天下一品のチョン・ウソン。


「・・・うーん。どれもまぁ、マニアックだよね」


と言われてしまいました。



びっくらでございますって。


どれも王道中の王道と思っておりましたもん。


女子会メンバーが言うには、

王道というのは、トム・クルーズであり、

イ・ビョンホンであり、福山くん、

その他もろもろ・・・なのだそうでございます。


びっくりしたなー、もー。


・・・というか、ぶっちゃけ、納得しきれていないのでございました。





鈞窯(きんよう)、ラブ。

北宋~金の時代。

鈞窯の陶器の美しさは、その色にある。


澱青釉(でんせいゆう)や月白釉(げっぱくゆう)と呼ばれる青は、

まるで福島の五色沼が青みがかったときの神秘的

または、神々しいその色に似ている。


最近、中国人コレクターの友人が

それをひとつ手に入れた。


ただ、友人の持つものは、

青よりも、赤が美しい。


その赤は、紫紅釉といって、赤紫色がまるで生きているように怪しく光る。


私は、鈞窯の青より、

この赤が好きだ。


ちょっとグロテスクなたとえになるが、

新鮮なレバーの色艶に似ている。


陶器だから硬いのに、ドロンとした生命感がある。


近年、欧米や中国のコレクターが

数千万円の値段で売買しているのも、納得だ。





琥珀のカットガラス花瓶

スマホにしてから、パソコンの前にすわる時間がめっきり減り、

久しぶりの執筆でございます。


漆作業にとりましてもよい気候になり、

漆の直しのご依頼や出張個人教授のと問い合わせなども増えてまいりました。


最近は、旺盛に骨董・古美術の収集もしております。


昨日は、えらく美しい形の

古いカットガラスの花瓶を買いました。


花瓶、といっても、古いものですので、

大きゅうございます。


水なんぞを張った日にゃ、持ち運びは無理というもの。


でも本当に綺麗です。


写真は、おいおいアップいたします。


スマホからブログを書くようにすれば、写真アップもきっと簡単なのでしょうが

まだそこまでの余裕は無く・・・(^_^;)。


ではまた。







若手を育てられる人になる。

自分でビジネスを成功させた人には

ふたつのパターンがある。


ひとつは、自分にしかできないことをみつけて

それをもって

自分を唯一無二の人材にして生涯を全うする人。


もうひとつは、自分を社会のいちパーツと自覚して

自分が開拓したビジネスやその手法を

若手に惜しみなく教え込み、

そして表舞台からフェードアウトしていく人。


どちらが正しいとは言わない。


ただ私は、後者の人になりたい。


骨董業界では、

ものの良し悪しや、真贋の見分け方を尋ねると

丁寧に教えてくれる人がいる一方で

「直感だ」とか「経験をつめばわかる」の一言で

片付ける人がいる。


でもその物言いは、自分が長年で身につけた目利きになるコツを

教えたくないから言わないだけだ。

「言ってもきっとわからないから」ではなく

「言うのは勿体無いから」だ。


骨董を見分けるには、実は「セオリー」がある。

直感ではなく、

そのセオリーさえ熟知すれば

素人でも玄人なみの鑑定ができるようになる。



知識や技術は、本人の努力なしでは高みには上っていけない。

でも、「ショートカット」はできる。


そのショートカットの方法を教えられるのは

先輩であり、上司であり、年配者だ。


自分のポケットに、自分だけの「宝」を仕舞いこんで

それをいつもぎっちり握り締めて

「ここに持ってるけどさ、みんなには見せないよ~だ」

なんて言っているだけの人生なんて

きっとつまらない。


自分だけの知識であればあるほど

それは、誰かに伝えて残していくのがいい。

「上野」と書いて「あがの」と読む焼き物のおはなし。

「焼き物」といえば、私なんぞは

陶磁器を真っ先にイメージするので

タイトルもそうしてみましたが、


きっと、みんながそうじゃないんだろうなーと

ふと思いました。


甘党の人だったら、「焼き物=鯛焼」かもしれないし、

居酒屋通の人は「焼き物=あぶり物」かもしれないし、

昔、やんちゃしてた人は「焼き物=根性焼き」かもしれないし!


・・・もとい。


そうです、今日は「上野焼(あがのやき)」について。


先日、業者市で、上野焼の大きな花いれ(花瓶)を仕入れたんですね。


持ち帰って調べたら、

江戸中期の吉田屋窯のものと判明。

褐釉が、口元からどろりんと一筋掛かっていて

なんだかちょっとチョコレートのようです。


ただ全体の雰囲気は

今から300年前のものですからね、実に実に味わい深い。


一点物でしょうね。

非常に丁寧にろくろ挽きされていて、肌には

時代を感じるシミがあちこちににじみ出ています。


あーーうつくしーー。

そして実に渋いぃです。


昔の大茶人の小堀遠州が、「これはよろしいぞな!」と認めた7つの窯の

ひとつ、それが上野焼。

つまり、「遠州七窯」のひとつです。


実に力強い造型で、

見れば見るほど・・・なんだか、袴をはいたお侍さんのように

端正で凛々しいです。


なお、上野焼には、

逆巴(ぎゃくともえ)のマークがついています。


で、逆ってどっちよ??

というあなたのために。


逆とはつまり、時計と逆、左回りということです。


関係ないですけど昔、人の頭にそーーっと近づいて

つむじと逆にぐるぐると指でつむじ周りをなぞると

その人がバカになるっていう遊び、しませんでした?


私はよくやりましたけどねー。


そーーっと近づいて、いきなりぐるぐる~!

すると相手は

「やめてー!馬鹿になるぅぅ」

と頭頂部を抑えて逃げ惑う(笑)


でも、しかと頭を抑えて逃げ出す相手を見てうきゃきゃと笑う自分こそ

もう十分バカっぽいんじゃないのか、とは

当時は思いもしませんでしたが(笑)


平和な時代でございました(笑)