昨日は京都三大祭りのトップきって葵祭が行われました。
午前10時半頃に京都御所を出発した平安装束に身を包む約500人の行列は
「路頭の儀」 およそ1kmにも及ぶそうです
銀面を付けた馬に乗る「近衛使代」を藤の牛車が先導します。
正式には 賀茂祭と言います。
京都御所から賀茂御祖神社(下鴨神社)へそして
賀茂別雷神社(上賀茂神社)へとおよそ8キロの道のりを
慣れない草鞋を履いて歩きます。
下鴨神社・上賀茂神社両神社へ向かう行列が「路頭の儀」です
私は今年も賀茂街道で行列を待ちました
先ず先頭で来るのは京都の平安騎馬隊のお馬さん
一番最初は 「乗尻」 行列を先導する騎馬隊
賀茂競べ馬の騎手です
続いて検非違使・内蔵使等が続きます
葵祭は時代まつりと違って静かな行列です
鳴り物は一切ありません。ただ静々と行列が続きます
しかし衣装は美しいですよ。
皆さん桂の葉とフタバ葵の葉を身に着けています。
葵祭には2台の牛車が行列します。
最初に先導してくるのは藤の花の牛車です。いわゆる御所車ですね
私がいつも ここ賀茂街道に来るのは、新緑の中での行列が
五月らしくて好きだからです (*^-^*)
銀面を付けた馬に乗る「近衛使代」天皇の使いで、行列の中では
最も位の高い人です。
行列が下鴨神社・上賀茂神社に到着した際にそれぞれの社頭で行われる
儀式が「社頭の儀」で、勅使が御祭文を奏上し、御幣物を奉納します
2種類の風流傘がやって来ました。
この後に斎王代の列が続きます
まさに平安絵巻 衣装が美しいですよね~
斎王代の腰輿が見えてきました 八人で担ぐ腰輿
{およよ}と呼ばれます
担ぎ手八人の息が合わないと大変。
斎王代は下鴨神社や上賀茂神社で4回乗り降りされるそうです
今年の斎王代は壬生寺のお嬢さんだそうです (*^-^*)
童女たちも可愛いですよ
斎王代の後にも美しい平安装束の女性の列が続きます
最後の牛車は桜の花が揺れています(造花ですけど)
この牛車は斎王代列の牛車になります。
前日は真夏のような暑さでしたが、本番の葵祭の当日は気温も24度くらい
行列にはしのぎやすい日でしたね。
毎年賀茂街道で見させていただいていますが、来年は場所を変えてみようかな?
京都のはんなりとした平安絵巻美しいですね。