都心で用事と用事の間に
ぽかっと時間が空いた時に、
行きたくなるのが太田記念美術館。

浮世絵のことは詳しく知らなくても
テーマに沿った絵を見ていると楽しいし、
規模も混雑具合も
ちょうど、ちょっと寄るのに合ってる!

そして、中に入り、
「この絵、好きだ」と思って作者をみる、

次の時「あ、この絵、良いな」と作者を見る、

だんだん、
「私はこの人の絵が好きなんだな」と
徐々に気づいてくる感じが面白い。

そんなわけで、私は月岡芳年さんのことが
好きだとわかりました。

割と「血みどろ絵」が有名なのだけど、
(それもじーっと見てしまうけど)

妖怪絵や、歴史上の有名な場面を
描いた作品の、
その世界が絵の中にすべてバシッっと
収まっている感じが素敵。

構図も洒落ているし、線も細くて好み。

女の人の「〇〇したい」シリーズ、
「〇〇そう」シリーズは
ユーモアがあって、楽しんで描いてる感じが
伝わってきて、見ていてこちらも心が和みます。

この本は図書館で借りました。

すぐには買ったりできない高額な本も
無料で貸してくれる図書館はとてもありがたい!
「赤毛のアン」でアンが激昂したときに、
『かあっとのぼせても、すぐさめるかんしゃくもちには、ずるいのや、うそつきがいない』って
リンドの小母さんが言ったでしょう?

アンと真逆の性格のカソーボン氏みてると
つくづくこの言葉、思い出すんだなあ~

ま、ドド姉さまも、よっぽど面倒くさいんだけどね。

そんなこんなで
しばらくリドゲイトとロザモンドの恋バナに
すっかり熱中していたら、すっぽりと忘れてしまって、

陰気な雰囲気でまたカソーボン氏が現れて、
「おっとっと~」ってなったよ。

そんな感じで2巻は終了。

引き続き告げたいのは、
裏表紙と人物紹介でのネタバレは
断固やめてほしいってこと!

でもまあ、読み進めながらほんの少し
頼りにしてしまっているところ、あるのかもしれず。
ウルフ先輩が褒めちぎっているという
噂を聞きつけて読んでみました。

舞台はイングランド中部の商業都市ミドルマーチ、

私はこんな風に主人公がいろいろ変わって
あっちの話とこっちの話が関係しているような、
群像劇みたいのが大好きなんです。

いろんな人の気持ちがわかって楽しい。

全体の感想は全部読み終わってから(全4巻)

一巻の思い出は

頑ななドド姉さま(なんて面白くて素敵な呼び方!)

カソーボン氏の狭量の片鱗

ロザモンドとリドゲイドが何となく語感が似ていて
慣れぬうち間違えた

というところ。

ところで巻頭の人物紹介で大事な事
ネタバレするのやめてほしいんだよね。

ミステリでなくても、
展開は自力で知りたい私なのだから!
こちらはどっちかというと靴下のかかとの編み方を
詳しく知りたくて、
図書館で借りてきました。

多分、五本指手袋は作ること今後もなさそうだもんね。
(でも今後はわからない、
今まで全く興味がなかった
編み込みやミトンのとりこになっているから!)

とてもわかりやすく、詳しいので良いと思いますが
表紙がなんだか、えーと、
要はださいので、本棚におきたくなーい!

超必要そうなところだけ数枚コピーさせてもらって、
返却だ!
憧れの嶋田先生の御本

嶋田先生も三國さんもアメリカ式だから、
私もフランス式から変えたいな、なんてね。

どれもこれも繊細で丁寧な編み方で、
楽しかったけど、毛糸以外のものをつけたりするのは
あまり好きではないので、

これよりはずっとあとに出版されている
「手編みのてぶくろ」のほうが好きだな。

でも自分が、ミトンを編みたい病にかかるとは
思わなかった!

いまは初心者向けのミトンを編みながら
いろんな本をみて楽しみながら勉強中です。
最近はめっきり現れなくなったけれど、
やたら「自分が読書家だ」と自慢する人が、
なにかの拍子に現れることがあるけれど、
そんな風にやたら騒ぐ人って疑わしいから
しばらく観察していて、

そして「この本を読んでいない」とわかった瞬間、
「なーんだ、偽物かあ!」ってね、
蔑みのジト目で眺めてやるんだ!

その一方で、話しも面白くなくって、
意地悪だったり、ともかく気の合わないって人が
この本が好きだって言っているのが聞こえてくると
「…えっ?」って、驚くんだ!
「効果が出ないこともあるんだな…!」ってね。

もう何度読み返したかわからない、
でも自分が大人になってからは
「アンの幸福」が結構好きで
それを読みかえすことが多かったから
久しぶりに読んでみた。

今回は全編通して
やたらダイアナの優しさが心にしみてきた。

最高にすっとんきょうでとてつもない事件を
起こし続けるアンに
とにかく純粋に友情を傾け続ける、ダイアナ!

髪の毛がああなっちゃった時も
黙っててくれて、本当にどうも有難う!

この本の出会い、
確か小学校六年生か中学入ったばっかりの頃、
夕方ぼんやりテレビを観ていたら、
買い物から帰ってきた母親が
「これ読んだら」と買ってきてくれたんだ。

その時、「クリスマスでも誕生日でもないのに
本を買ってもらえた!」と感激したっけなー。
色んな、可愛い、不思議で素敵な編み方が
たーくさん載っていて、
みているだけでも、楽しいったらありゃしない!

これはさあ、ほら、「赤毛のアン」でアンがさ、

『ダイアナはカーモディにいる叔母さんから教わった
新しい編み方を教えてくれたの。アヴォンリーじゃ、
あたしたちのほか、だあれも知ってる人がないのよ。』
って、マリラにお話しするところ、あったでしょう。
ね、これだよねー、うん、わかるなあ!

それもあって、この本最高。(私の個人的な思い入れ)

そして、かぎ針一本でここまで出来ることに大いに感激だ!
後鳥羽上皇と、定家君が
お互い歌の才能は認めながらも仲は悪い、
と言うのは聞いていたんだ。

だから、勝手に
新古今和歌集の編纂を下敷きに、
藤原家隆君が
「もう!ほら!!、後鳥羽さんも!定家君も!
仲良くしてくださぁ~い!!」
なんてセリフ言ったりね?、なんて、

ボーイズラブめいた雰囲気少々匂わせながら、
楽しく想像していたのだけれど、

こちらの本を上巻、下巻読みまして、
はっきりわかりました。

後鳥羽上皇と、定家君の仲は
想像をはるかに超えて、冷え切っている、
むしろ白け狂っている、と言っても過言ではないかも知れぬ。

定家君は後鳥羽上皇の悪口(文句)をしのばせた和歌を詠み、
即バレして、謹慎処分。

その謹慎処分の最中、
後鳥羽上皇はなんと承久の乱を決行!!
蚊帳の外もよいとこなんだなー。ハハハ

承久の乱の件、あくまで私の想像だけど(でしょうね)
後鳥羽上皇は特に何の戦略も無く、
上皇風吹かせて脅かせばなんとかなると思ったみたい。
だけど、関東武士にはそんなことは通用しませんよ。

こんなこと、平家一門の話聞いていたら、
わかりそうなものなのに、ね!

後鳥羽上皇はある時、
お付きの者をたくさん小舟に乗せて、
わざとひっくり返して、おぼれるのをみて喜んでいた、とあった。

私はそれを聞いて(と言うか読んで)
「この人が何か大きなことをしようとしてもきっと失敗するな!」
って思ったんだよね。
(ま、失敗したこと知ってるから言うんだけど!)

やっぱり、目下の人を大事にしていないと
いざと言う時駄目だよね。

後鳥羽上皇がそんなこんなで隠岐に流され、
その後の定家君は、鎌倉側ともともと仲が良かったり、
息子為家の奥さんを
関東の見どころある血筋の人を選んだりなどで、
とんとん拍子に出世!
お金にも不自由なくなったんだよね。
で、楽しみと言えば自分と身内の出世と宮中のゴシップになったよね。

でもさ、
大雨が降ると「水、注ぐが如し」のボロボロの家に住んで、
後鳥羽上皇のわがままに付き合いきれず、
仕事をさぼって「こうでもしなきゃ、やってらんないよー」
と嘆いていたり、
生意気な年下の上司(!)を脂燭
(ロウソクの様なもので、触れたところが真っ黒になる代物だそう)で
ぶん殴って謹慎したり、
息子為家が歌も詠まず、蹴鞠ばっかりしているのを
「あいつ、本当になんなの!?」とイラついていたり、

なんかその頃の方が、定家君、面白かったと言うか
輝いていたよね。

ま、こんなこと言われても
心の底から余計なお世話とイライラするでしょうが…。

後鳥羽上皇は家隆君の事が大好きで、
家隆君をほめちぎった後、必ず
「それに引きかえあいつは…」と定家をね…。

家隆君は後鳥羽上皇が隠岐に配流されたあとも、
和歌など交えたお手紙を送って元気付けていた、とのこと。

定家君も、ふーん、それじゃ自分もそんなことしようかな?
と思った矢先、
隠岐では定家の悪口で持ち切り、
と聞こえて来てやめた、とのこと!
(わたしでもそんなの聞いたらやめるわ!)

この本を読んで、
ますます家隆君の事が好きになったよ。

ネットで検索したらほかにも家隆君ファンは多数おられたよ。

ある方が載せてくれていた情報、
家隆君は背が高く、柔和で愛嬌がある雰囲気で
実際心も優しい人、と記録が残っているそうです!!!
(わーい、わーい!)

弟にこの本面白いよと、知りえたエピソード交えて話したら
「ドラマになったら楽しそうだね」と言ったので、
勝手に配役を考えたりなどしています。
人の数だけ、趣味があるよね。

歳をとるごとに一層、
誰かの「好きな人や物」の話を
聞くことが楽しくなってきた気がする!

この本の著者小瀬 千枝さんの、
アイリッシュ・クロッシェレースと
出会ったときのエピソードや、
レースの歴史のお話をまじえながら、
「私の大好きなこのレース、
この魅力をみんなにもわかって欲しい!」
と言う情熱が伝わって来て、
なんだかこちらも胸が熱くなるほどだ。

それにこの表紙のバブーシュカ、見て!
可愛いと1000回以上言っても言っても
足りません!

私がもし、小さい頃これを作ってもらっていたら、
ほとんどすべての写真に
これをかぶって澄ました私が写っていたことだろう!

どの作品も写真から、手がこんでいて、
心がこもっていることが伝わって来て、
やっぱり手作りっていいなあ、と今一度感激。

じーっと見ているだけでも心が和む一冊。

実用的と言うより、お洒落用と言う感じの
品々だけど、なんかこういうのもいいなあって
急に思いました。
フォローしているある読書家さんの
素敵に面白いツイートを読んで
心惹かれ、買ってきて本棚に置いたままになっていた
こちらを読んでみた。

マンスフィールドの、大好きな短篇、
「湾の一日」に似ている気がした。

神様は、こうやって時折、
地球の色々な人の気持ちをのぞいては
楽しんでいるのではないかな?
そんな風なことを思った。

途中で、私としては最高に吃驚することが起こった!
何かの「例え」なのかと思ったら
本当にそれが起こったのだった!

でもその後、しばらく読み続けていくと、
「そうか、そういうことか…」と至極腑に落ちる不思議。

この世のすべては万物流転なんですものね。

長きにわたり、愛読し続けている方が
多くおられることに納得。

私もずっとずっと大事に何度も読みたい!