2021/9/25 参拝ブログ

石海神社(兵庫 太子町)



昨年、姫路に用事があり来た際に、ネット検索して訪れた破盤神社という神社。

1年ぶりにご挨拶しておきたくて、
この日は、揖保郡太子町に。



せっかくなので、他に神社がないか、
またまたネット検索したら、

気になる神社がいろいろと。



まず来たのは、宮本武蔵生誕の村。
兵庫県揖保郡太子町宮本。


※お借りしました。


昔、漫画「バガボンド」めっちゃハマりました。

宮本武蔵
1584~1645年、62歳まで生きたとされています。
が、謎も多く諸説あるようですね。


もとの名は、新免武蔵(しんめん たけぞう)
後に、宮本村から名を取り、
宮本武蔵(みやもと むさし)となります。

意外と今、自分が住む明石と関わりがあり、

今の明石駅から南、城下町の区画をしたのは
宮本武蔵とされている他、
お寺の庭園、明石城内の樹木屋敷の築造にも
関わっています。

剣の才能だけではなく、「五輪書」もそうですが、自然とも深く向き合っていたからこそ
多くに精通していたのでしょうね。



由緒を読んでたら、この蝶々が
ずっとまわりをひらひら。


鳥居のこちら側は公園になってます。
子供が遊んでいたり、お母さん達が草ひきしてました。


石海神社へ向かおうとして、左手にこれは摂社ですかね、気になり先にそちらに。


逆さ椋と呼ばれる椋木がありました。

このあたりは過去2度の大きな火災があったみたいで、特に明治20年の火災は村の大半が焼失したそうです。




この椋の木も地面から3.5mを残し、
無惨な形となりました。

でもその後、根がまだ生きていたため
新しい芽が出てきたそうです。


こちらが今の姿。
根が生きていたら復活するんですね。
生命力、すごいです。



荒神様が祀られているみたいです。
お社に差し込む光が神々しく、


となりの稲荷社も凛とした雰囲気でした。



では石海神社へ。


神門の龍彫刻。


神門の彫刻はどれも生気を感じる感じ。


境内、とても気が晴れるというか
気持ちよい空気感。


比較的新しい七福神の像。


狛犬さん。
こちらはいろんな歴史を見てきているんでしょうか。


いい表情ですね。


神門の彫刻もすごかったのですが、
お社の彫刻、そして屋根の龍も圧倒されます。



拝殿。
手を合わせていると風が中へ
さわさわっと入っていきました。


御祭神は、
舎人親王と皇后、ニ柱。

舎人親王は、天武天皇の皇子ですが、
天武天皇はお妃が10人もいて、
お子さんも多く、天皇にはなれず、

お子さんが47代淳仁天皇となり、
亡くなった後、崇道尽敬皇帝と
讃えられるようになります。


720年、日本書紀の編纂をされます。
681年からスタートしていたので完成時の
総裁をされた方ですね。


自分がよく行く柿本神社の柿本人麿呂さん
とは親交があり、舎人親王に贈った歌が
5首残っているそうです。
(出た、歌でしか交友範囲がわからない人麿呂さん)


この神社を繋いだのは、柿本人麿呂さんですかね。
ありがとうございます。


本殿裏。

ホツマツタヱが面白くなるにつれ、
古事記、日本書紀は少しかじった程度になっていました。

何かまた知っていくきっかけを頂けたように感じます。



こちらの境内には、小さな緑が芽生え出した
切株がありました。


境内をぐるりとまわって、ふと横を見ると
初めの蝶々がまた近くをひらひら。


たまたまネットで見つけて
初めて来た神社。

いい縁を頂いたなと思い、
またいつか来たい神社が1つ増えました。



帰り道、向日葵と秋桜が共存している場所あり。

縁、交差、タイミング、
そんなことをふと頭によぎりました。


太子町神社巡り、

続きます。