2021/9/20 参拝ブログ

鹿嶋神社(兵庫 高砂)




さて、稲荷社の奥側より、山への道。


この日は、本当なら高御位山頂までトライしたかったのですが、物販の仕事が2時間ほど押してしまい、

登り始めたのはお昼頃だったので、行けるところまで行く感じで楽しもうと。


神社のすぐ裏手は、
やはり神様の領域的な空気感。


静かなしっとりとした空気。


綺麗な光と陰の世界でした。


そこをさらに進むと、


このあたりの山の特徴である岩場が現れます。


特にこの場所は、百間岩と呼ばれ岩肌がずっと続きます。


ちなみにこの小さな点に見えるのが、
前を登られている方です。


…………………て、普通に書いてますが、

実は私、登山初級者。
神社行くために山に行くぐらいの人。

ネットなどで検索したら、こちらは中級者の方々が行かれるコースみたいです。


中級者コース、初体験。
さすがにびびってました。

登り始めたら後は進むしかないと、
ただただ足場を確認しながら登っていき、


途中、休憩して振り返ると、
あの大きな鳥居が小さく見えました。

怖いので岩場の下の方は見ないようにしてました(笑)


登りきるとやはり気持ちよく、
ただ、ここ下るのゾッとするなと、

高い木に登って
降りられなくなった子の心境。



ここからは山の天井つたいに歩いていく
感じみたいで、


高い場所から見渡しながら進む道は
気持ちよく。

山好きの方は、こういう風景と達成感を求めてくるのかな、などと思いつつ、

自分はやっぱりただの神社と歴史好きなだけかも、と思いながら歩きました。

このあたりは鷹ノ巣山と
呼ばれているみたいです。


登山初級者を痛感し、おそらく高御位山頂まで行ってたら、今の自分ではかなり遅い時間になると思い、

持ってきていたおにぎりを風景を楽しみながら食べ、帰路に。


道中、岩場のアップダウンで少し慣れてきたので、あの百間岩の下りもそろそろ行けるかと
思いつつ、


目の前にすると、やはり少し足すくむ。


すると、後ろからおじ様登場。

両手をひろげて、下から吹き上がる風を楽しむようにスタスタ下りていきます。

もうね、風の谷のナウシカのラストシーンの
オウムの金色の野を歩く感じ。

それ見たら笑ってしまって、
その方が歩いたルートをマネするように下りて無事下山。

あ、ナウシカポーズはしてませんが、
大ババ様の「金色の野に降り立ち……」
を語るシーンがずっと頭に。



神社裏手の緑にご挨拶して、


境内の御神木も優しいキラキラで迎えて頂きました。


再度、無事下山したことと、今日の体験の感謝を報告。



社務所前に、鹿島神宮に向かって
遥拝できる場所があります。

日々の感謝と、またいつか参拝させて頂きたい旨をお伝えしました。


すると、2匹の蝶々がフワフワと舞っていました。


なんとなく、アマノコヤネ様を祀る枚岡神社へも、また行きたくなりました。

もみじと鹿からでしょうか、
秋に鹿島さん系の神社に行きたくなるのは。


いつかこちらの神社も高御位山頂までの道、
トライしに戻ってきたいと思います。



御朱印。

アマビエと季節の印もあり、
ボリュームある御朱印、頂きました。



お読み頂きありがとうございます。