柳に雪折れなし

テーマ:



グルっぽを作成しました。
「国語指導」という名称です。
国語(日本語)についてなら、なんでも語り合っていきたいと思います。
お陰様でたくさんの方にご参加いただいています。
関心のある方は、どうぞご参加お待ちしております。

アメブロの新しい機能のご招待をいただきました。
大人のbk2(ブカツ)というそうです。
さっそく登録、新しい部を作ってまいりました。
名前は「日本の文化部」
日本語だけにとどまらず、日本の文化歴史について語りあいましょう。
ご参加をお待ちしております。
http://bk-2.jp/community/5497


金曜日からの豪雪(雪国の方からすればいつものことだとは思いますが、首都圏の人間には十分豪雪なのです雪の結晶)で、
ずっとできなかったウォーキングに、久しぶりにいってきました。走る人
いつも挨拶するのを楽しみにしているコロちゃんも元気で、しっぽを振って迎えてくれました。しっぽフリフリ

途中で、週末の大雪の爪跡を、いくつも目にしました。
太い木が何本も、あるものは根元から、あるものは途中から折れて、無残な姿をさらしているのです。
雪の重みに耐えかねたのでしょうね。痛ましい姿でした。

私も金曜日の夜、さすがにバイクでは行かれないのでバスで塾に出かけた帰り、
家の前にあるアパートのエントランスに植えてある木が地面に頭がつくほど撓んでいるのです。
余りに可哀想で、傘で雪を払ってやりました。雨
ちょうど通りかかった隣家のご主人も手伝ってくださいました。
一度は身を起こした木ですが、その後も降り続く雪にまた枝を撓められてしまいました。

ですが、この木は幹や枝は細い分しなやかでした。
雪が降りやんだ土曜日の朝は、すっかり元通りの姿ですっくと立っていたのです。
その木に比べて、折れていたのは皆幹が太い木でした。
ここで心に浮かんだのは「柳に雪折れなし」という言葉です。
しなやかさを持っていれば、たとえ困難に襲われようとも耐える力があって立ち直ることができる、という意味ですね。

人間も同じだと思いました。
本当に強い人間とは、普段から自分の強さをこれみよがしにみせつけたり、自己アピールを前面に押し出したりという人でなく、
柔軟に、しなやかに、ぶれない芯をもちながらも臨機応変に対応できる人なのでしょう。


今、世界中を興奮の坩堝に巻き込んでいるソチオリンピックのアスリート、特にメダリストたちは、みんなそういう「柳」のような人だと思います。
男子フィギュアスケート金メダルの羽生結弦選手、男子スケートボードハーフパイプの平野平岡コンビという10代の若い選手も含めて。

私達、大人も彼らや今回の雪に耐え抜いた木々に学ばなくてはなりませんね。
私もどちらかと言えば、「ストレート」「剛直」なほうです。
だから、あるところまでは耐えていても突然ぽっきりと折れてしまうこともありました。
時には、逆風や困難に頭を下げやり過ごすことも必要。
この歳になって、教えられました。柔軟な若者たちに、そして植物に。
「柳に雪折れなし」
あとどれだけ私の人生の残り時間があるかわかりませんが、今回学んだことを活かしていきたいです。

それからWOHASをより多くの方に知っていただきたいと思っております。
WOHASの名の下へ、みんな集まれ!!を合言葉に。
国語の先生のブログ-WOHASロゴ
↑ロゴをクリックするとWOHASの紹介PDFファイルが開きます。
ダウンロード・印刷はご自由にどうぞ。

お問い合わせはこちら
(lanlan教育研究所のfacebookページのお問い合わせフォームにて承ります)


国語の先生のブログでした。
国語の先生のプロフィール
国語の先生のmy Pick
国語の先生