心理カウンセラーの藤木ミホです。

 

「実際のカウンセリングには、どんな事例が寄せられるのでしょうか」

 

このようなご質問をいただくことがあります。

 

カウンセラーを目指す方の多くは、この事例について関心があると思います。

 

この事例を知っておくと、ブログなどで発信する際のヒントにもなります。

 

ただ、実際のカウンセリングの寄せられる事例を知ることは、現実的には難しいと思います。

 

そこで、私の学習過程やカウンセラー活動の中で、これが多いかなという事例をまとめてみました。

 

これからカウンセラーを目指す方には、ご参考にしていただければと思います。

 

 

カウンセリングによく寄せられる事例

 

まずは、実際のカウンセリングに寄せられる事例を挙げていきますね。

 

家庭、家族

 

・家族の問題行動


・離婚を考えている

 

・親子関係のこじれ

 

・家族の病気

 

・夫婦関係の悪化

 

 

学校、学業

 

・学業に集中できない

 

・何を目的に勉強していいかわからない

 

・成績不振の自分が嫌い

 

・急に一科目だけ成績がおちた

 

・なぜか学校に通えない

 

・友達ができない

 

・いじめに遭う

 

 

仕事、職場

 

・会社の部下の出社拒否等

 

・やる気が出ない

 

・上司と上手くいかない

 

・異動が怖い

 

・仕事が続かない

 

・仕事に行きたくない(行けない)

 

 

人生

 

・進路が見えない


・独立開業が怖い

 

・経済の困難をよく体験する

 

・病気のつらさ

 

・あと少しのところで何でもダメになる

 

・頑張っているのにうまくいかない

 

・人間関係が上手くいかない

 

 

結婚、恋愛
 

・婚活が上手くいかない


・不誠実な相手とばかりと恋愛する


・結婚、離婚を繰り返す

 

・子どもが授からない

 

 


 

・不安が強い


・対人恐怖

 

・眠れない

 

・人生に希望が持てない


・嫌われるのが怖い

 

・虚無感や寂しさが強い

 

・素の自分を出せない

 

 

よくある事例というつもりでざっと挙げてみましたが、そのわりにはたくさんの事例があるものです。

 

そして、これらの事例はさらに細分化されていきますので、ここからまた増えます。

 

その中でも、特に多い事例を一つ取り上げてもう少し詳しくお伝えしていきます。

 

 

人間関係のテーマ

 

カウンセリングには、様々な人間関係のテーマが寄せられます。

 

おそらく、この人間関係のテーマがカウンセリングに寄せられる事例の大半を占めると思います。

 

 

人間関係は、生きていくうえで常に存在します。

 

人間関係と一口に言っても、そこから多種多様な関係があります。

 

仕事、家族、親族、友人、ご近所、学校、などなど、本当にいろいろな人間関係があります。

 

快適な人間関係だと、仕事も学校も、家族間も上手くいきますが、そうでなくなると大変な重荷になる事があります。

 

そして、人間関係の問題は、巻き込まれる事もあります。

 

また、わずらわしい人間関係から逃れるために、自室に引きこもる方もおられますが、これも人間関係由来の問題の一つと捉える事もできます。

 

人間関係のもつれを経験せずに一生を送るという方は、ほぼいないのではないかと思います。

 

ですので、カウンセリングに持ち込まれるテーマに、人間関係に関してが多くなるのは自然な事なのです。

 

カウンセラーを目指す方は、人が生涯でどのようなグループに属し、そこでどのような人間関係を経験するかを整理していくと、のちのち仕事で必ず役に立ちます。

 

そうすることで、もつれた人間関係を抱えるクライアントに対して、どのようなカウンセリングができるかを考えておけるからです。

 

ですので、カウンセラーを目指す方には、ぜひ人間関係のテーマについてまとめておいていただけたらと思います。

 

 

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心理カウンセラーの藤木ミホです。

 

カウンセリングには、自分自身を肯定的に受け入れられないクライアントがお越しになることがあります。

 

そのクライアントは、自分には特別な価値がないと思っておられることが多いです。

 

これは、クライアントが、特別なことを成し遂げた者だけが価値のある人間だというような「人間観」を持っていることを示します。

 

カウンセラーになった動機が、またカウンセラーを目指す動機が、「誰かの役に立つことで、自分の価値を感じたい」という方がおられます。

 

このような動機で仕事をするカウンセラーのところに、自分を肯定的に受け入れられないクライアントが来た場合、カウンセリングの成果が出ません。

 

なぜなら、カウンセラー自身が、クライアントと同じように、何か特別なことを成さない人間には価値がないと思っているからです。

 

 

  カウンセラーの人間観

 

では、カウンセラーはどのような人間観を持てばよいのでしょうか。

 

実は、カウンセラーは、この正解を知ろうとしてはいけないのです。

 

なぜなら、正解を知ろうとする姿勢は、自分の内側に、豊かな人間観を育むことにならないからです。

 

 

次の画像をご覧ください。

 

あるお寺の掲示板に書かれていた言葉です。

 

 

人は

 

生まれて

 

生きて

 

死ぬ。

 

これだけで

 

たいしたもんだ。

 

北野武

 

 

お笑い芸人や映画監督として有名な北野武(ビートたけし)さんの人間観です。

 

これからカウンセラーを目指す方には、有名人だけでなく、身近な人々との触れ合いから、いろいろな人間観を知っていただけたらと思います。

 

また、すでにカウンセラーとして活動をしている方にも同じような取り組みをしていただければと思います。

 

その取り組みにより、人が百人いれば、百通りの人間観があるということを知ることができます。

 

その積み重ねにより、カウンセラーとしての人間観が育まれていくことと思います。

 

そして、その積み重ねは、将来カウンセリングを行う際にもきっと役に立つと思いますよ。

 

 

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心理カウンセラーの藤木ミホです。

 

カウンセリング講座、カウンセラー養成講座などと聞いて、その中で何が行われているのかを想像できる方は、ほとんどいないと思います。

 

ヨガ教室なら、ヨガのポーズを習っているんだろう。

 

ピアノ教室なら、ピアノの弾き方を習っているんだろう。

 

パン教室なら、パンを作る手順を習っているんだろう。

 

身近にある教室なら、こんなふうに想像しやすいですが、カウンセリング講座は、何が行われているのか想像しにくいと思います。

 

仮に想像できたとしても、心理学の理論とカウンセリングの技術を学ぶ講座ということくらいだと思います。

 

たしかにそれもあるのですが、実は、それだけではないのです。

 

心理学の理論とか、カウンセリング技術の習得も大切ですが、それと同じくらい大切なことがあるのです。

 

 

自分を知り、自分を理解する

 

カウンセリング講座で行われているのは、

 

カウンセラーを目指す方が

自分を知り、自分を理解する

 

ということです。

 

誰もが自分のことは自分がよく知っていると思っています。

 

しかし、実はそうでもないのです。

 

私たちの心の世界には、自分自身でも知らない領域があるのです。

 

カウンセリングの仕事をするならば、自分でも知らない自分の心の領域を探索することが大切なのです。

 

では、その自分でも知らない心の領域の、何を探索すればいいのでしょうか。

 

こんな疑問が出てきますよね。

 

そこで、探索することの一つ、「自分という人間が持つパターン」についてお伝えします。

 

自分という人間の持つパターンとは、もう少し細かく言うと、感じ方、考え方、反応と行動、それぞれのパターンであり、一般的には「性格」とも呼ばれます。

 

 

自分という人間の持つパターンとは?

 

世の中には、涙もろい人、怒りっぽい人、クールな人、にぎやかな人、穏やかな人、いろいろな人がいますよね。

 

涙もろい人は、つらいことにも、感動したことにも涙を流し、面白いことには、笑い泣きしていることもあります。

 

つまりその人は、何かの刺激に対して「泣く」というパターンをお持ちなのです。

 

さて、自分はどんなパターンを持っているのでしょうか?

 

・感情のパターン

 

・思考のパターン

 

・反応や行動のパターン

 

これらのパターンを、カウンセリング講座では実習を通して、あらためて自分自身で振り返り、発見していきます。

 

また、これらのパターンは、生まれ持っているパターンと、誕生して成長する中で身についたパターンに分かれます。


さらに、このパターンは、専門用語では次のように分類できます。

 

・生得的(しょうとくてき)パターン

 

・環境由来のパターン

 

・習慣由来のパターン

 

・役割由来のパターン

 

 

図にすると次のようなイメージです。

 

 

カウンセリング講座では、自分のパターンを振り返ると同時に、いつどのようなきっかけで自分にはそれらのパターンが身についたかも振り返っていきます。

 

ちなみに、成長する中で身についたパターンは、基本的に変えることが可能です。

 

 

自分のパターンを知る意味

 

カウンセラーを目指す方は、自分のパターンを振り返ることが必須になります。

 

ただ、その理由に疑問を感じる方もおられるでしょう。

 

しかし、自分のパターンを知ることは、新たにカウンセラーとしてのパターンを自分に取り入れるためにも必須なのです。

 

カウンセラーとして仕事をするにあたって、これまで身につけたパターンの中には、少し磨けば使えるパターンもあります。

 

逆に、カウンセラーとして仕事をするときに使えないパターンや、不要になるパターンもあります。

 

その場合は、新たに自分の中に、カウンセラーとしてのパターンを取り入れる必要があります。

 

このようにカウンセラーになるという事は、今の自分のまま、カウンセリングの技術を持つということではありません。

 

自分の心の中にあるパターンを振り返り、時に新たなパターンを取り入れて、自分を変化させることがカウンセラーへの道なのです。

 

つまり、カウンセラーになるとは、「自分の変化を体験すること」にという意味もあるのです。

 

ですので、カウンセリング講座とは、カウンセリングの知識や技術だけでなく、カウンセラーを目指す方が、自分をカウンセラーにするための学びの場でもあるのです。

 

 

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