心理カウンセラーの藤木ミホです。
自分のカウンセリングの内容や質を体感してもらうために、開業カウンセラーの多くの方が、「体験カウンセリング」を行っていると思います。
この体験カウンセリングについて、ご相談をいただくことがあります。
体験カウンセリングのあと、ご感想をいただいたり、アンケートにおこたえいただいたりすると、「とてもよかった」「楽になった」など、好感触の言葉はもらえる。
でも、なぜかその後のカウンセリングを続けて受けてもらえないというご相談です。
この悩みを抱えているカウンセラーさんは、たくさんおられるように思います。
今日のブログは、このお悩みにお答えしたいと思います。
体験カウンセリングを行うカウンセラーの方は、きっと、全力で体験カウンセリングに臨まれていると思います。
そして、クライアントに「効果があった!」という手ごたえを感じてもらおうと取り組まれると思います。
しかし、それが逆効果かもしれないのです。
ある研究論文で、カウンセリングを継続的に受けるクライアントは、その初期段階で、「ある感覚」を感じているという研究結果が報告されています。
いったい「ある感覚」とは、何でしょうか?
それは、「このカウンセリング、効きそう!」という感覚です。
研究論文によると、カウンセリングの初期段階で、「カウンセリングの効果の予感(期待)」を感じる方が、カウンセリングを継続的に受け続けるということがわかったのです。
逆に、体験カウンセリングを受けたクライアントに、「効いた!」という感覚があると、継続的にカウンセリングを受けないのです。
なぜか?
クライアントは、体験カウンセリングで、カウンセリングの効果を感じると、「もう私は、癒された」「もう私は、元気になった」と感じるからです。
つまり、クライアントは、「これ以上カウンセリングを受ける必要はない」と思うわけです。
カウンセリング手法によっても、クライアントの問題によっても、カウンセリングを受ける期間は変わってきます。
場合によっては数年がかりということもあります。
しかし、初期段階に「カウンセリングの効果の予感(期待)」を感じると、クライアントは、カウンセリングを継続し続け、そして完結していくまで、カウンセリングに通われる確率が高くなります。
「体験カウンセリングから先に進まない・・・」
もしそんなお悩みがあるのであれば、ぜひ今日の記事を参考にしてみてくださいね。
それでも上手くいかないという時は、ビジネスコーチングなど、プロの手を借りるのもよいと思いますよ。
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