心理カウンセラーの藤木ミホです。
カウンセラーになりたいという方の動機を深く探っていくと、多くの方が、「過去の自分を助けたい」という動機が根底にあります。
たとえば、学生時代に、「周囲とうまく交流できない」という悩みがあって辛かった体験をした方がおられるとします。
その方がカウンセリング講座に通う事で、周囲とうまくやっていく事が出来るようになったとします。
そして、カウンセラーとして誰のどんな困難の手助けをしようかという時に、「まわりとうまく交流できない学生」のために仕事をしようとするのです。
この流れ自体は悪いわけではありません。
ただ、注意しなければならないのは、「過去の自分を助けようとしていないか」ということです。
過去の自分を助けようとすると、このカウンセラー開業は上手くいかないからです。
実際に私は、過去の自分を助けようとする開業カウンセラーが、廃業していくのを何件も見てきました。
なぜ過去の自分を助けようとすると上手くいかなくなるのか。
今日のブログは、その理由を3つご紹介します。
助けを必要としているのは、カウンセラー
カウンセリング講座に通う事で、「周囲とうまく交流できない」という自分のテーマが解消していくことは間違いありません。
しかし、これはそう錯覚をしているだけで、いまだ問題解決はしていないことがあるのです。
それは、過去の自分を助けようとしているという形であらわれます。
その時、その方はカウンセラーではなく、問題を抱えるクライアントなのです。
本当に自分の問題が解決されると、過去ににこだわりがなくなります。
こだわりがなくなると、過去の自分に似たようなクライアントを助けようとはしなくなります。
その時点ではじめて、カウンセラー開業が可能となるのです。
ですのでカウンセラー開業を目指すのであれば、カウンセリング講座だけでなく、カウンセリングを受ける事も大切です。
親身になりすぎてクライアントの話が聴けなくなる。
カウンセラーが、過去の自分を助けようとするとは、クライアントに、過去の自分を重ねて見ているという事です。
これは非常に危険な事で、目の前に座っているのが、自分と別の人格のクライアントだという認識が持てなくなっているということです。
クライアントを過去の自分だと錯覚しているということは、それは妄想を持っているということでもあります。
クライアントが自身の困っていることをカウンセラーに話しても、カウンセラーは過去の自分が困っていることに対しての対応をしてしまいます。
それはクライアントにとって、まったく効果のないカウンセリングになります。
「なんか親身になりすぎてる変なカウンセラーだ」
「なんかちゃんと話を聴いてもらっていないな」
「ぜんぜん効果がでないな」
などと思って、そのうちクライアントは、カウンセリングに通わなくなります。
こんなことを繰り返していたら、当然ですがカウンセリングの仕事を続けていくことは難しくなります。
自分に効果があった方法をごり押しする
カウンセラーが過去の自分を助けようとする背景に、自分が回復した方法を、そのまま誰かに適応できるからというケースもあります。
しかし、自分が上手くいった方法がそのまま誰にでも適用できるとは限りません。
自分が上手くいった方法が通用すると思い込んでいたら、まったく通用しなかった。
それなのに、カウンセラーはその方法をクライアントにごり押しします。
当然、クライアントはカウンセリングに通わなくなります。
その結果、廃業に向かうのです。
カウンセリングはダイエット法と同じで、一人一人に適した方法をとることによって、望ましい結果へとむかうものです。
自分が上手くいった方法は、自分に適していただけなのです。
自分が上手くいった方法だけで、カウンセリングの仕事をするのは危険なのです。
カウンセラーという仕事を目指すのは素晴らしいことです。
しかし、もし過去の自分を助けようとしているなら、一度立ち止まってみてください。
そして、今日のこのブログを思い出してみてください。
過去のこだわりから解放されとき、そこからもっと伸びやかに自分らしいカウンセラー開業が可能となると思います。
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