自分の中の「幸せライン」を下げよう。
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その① からの続きです。
ひとはみんな、
自分の中に「幸せライン」を持っています。
自分が、幸せだという「ことにしていい」ラインです。
子供の頃に「もっと頑張れ」と言われ続けた人は
当然、幸せラインが、かなり高いハードルの位置にある。
だから、いつまでも、幸せを感じることができない。
感じてはいけないのです。
自分が幸せになる方法は、
その「幸せライン」を下げること。
99点の人は、60点に。
一番いいのは
幸せラインを「0点」にすること。
そうすると、うまくいく自分も、失敗する自分も
ダメな自分も、
いかなる状況でも、幸せ、ということになるのです。
だから「幸せ」というのは
自分のラインで決まるし、そのラインも
自分で決めて下げれば、今この瞬間に幸せになるのです。
そうしたら、もう
「幸せを手に入れるための高いハードル」なんて
設ける必要はなくて
ただ、「飛び越えて遊ぶためのハードル」だけでいいのです。
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で、
「そんな低い幸せならいらない」
「わたしは、もっといい幸せが欲しい」
と言われるでしょう。
「そんなことぐらいで満足したくない」と。
そういうひとは
結局どこまで何かを手に入れても、
幸せは手に入らない。
そして、そのいつまでも手に入らない幸せに
心をじりじりさせながら
他人を羨んで生きていくのです。
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幸せのハードル、
もっとべたべたに、低くしよう。
幸せって
あなたが望んでいるような
すべてバラ色のモノではないのです。
そして、
それをあきらめて
「そうか、この最低な状況が幸せなのか」
ということにした瞬間から
すべてがバラ色になるのです。
くだらんことで
喜べる人が
一番幸せなのです。
大きな失敗を笑える人が
一番幸せなのです。
物質的に豊かになると
幸せのハードルが上がるんだろうね。
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だから、先進国だから幸せ、
というものは全くないということになりますよね。
「ものがある」「手に入れる」ということ、
「お金持ち」というものと、
幸せは比例しないことが多くなるのかな。
お金があって幸せな人もいっぱいいるし
お金がなくても幸せな人もいっぱいいる。
何もなくても幸せを「十分感じて」いるひともいるし、
十分幸せそうに見えて、心がカラカラのひともいるのでしょう。
結局は
「自分が決めた」 「幸せハードル」「幸せ基準」によって
自分の幸せは、自分で決めている、のでしょう。
過去でもなく
未来でもなく、いま。
この「幸せハードル」が
95点から、ゼロ(0点)になった時、
何の「役立ち」も「行為」もできなくなった、
もしくはしなくなった時の幸せを
「存在する幸せ」「存在価値」というのでしょう。
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とはいえ、
僕も
いつも幸せ
たのしいなぁ、
なんていいつつ、
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ふとした時に
まだまだ自分は
偏ってて
偏屈で
小さくて
冷たくて
閉じてる
つまらなくて
強がりで
ダメなやつだなぁ
友達少ないなぁ
そんなやつだなぁって
思う時があって
ちょい凹むこともある。
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でも、昔と変わったことは
そんな自分を笑えること。
そんな自分を
隠さず卑下せず
大きく見せようともせず
いられるようになったこと。
幸せのハードル、
成功(結果)のハードルが、
95点から、
60点ぐらいに下がったからだと思う。
もっと下げたいねー。
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そして、それは逆に
「失敗」のハードルを
10 から 95 ぐらいまで
上げたからだと思う。
今まで、苦しかったころは、
10ぐらいの、つまり
ちょっとした「うまくいかない」や「やっちゃった」でも
「失敗」として自分や相手を責めていた。
でも、それが 95 ぐらいうまくいかなくなって初めて
これは「失敗」としよう、と「決めた」のです。
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そしたら、
85レベルの、いわゆる大失敗でも
自分のも、人のも笑えるようになってきたら、
人生の中で「失敗」「反省」というものが
基本、なくなっていったのです。
おかげで、
仕事でも2,000人の前の講演でも、
何千万人に観られる収録でも
すごいと言われる人と会う時にも、
緊張しません。
だって
失敗しても、うまくいかなくても、
滑っても、無礼をしてしまっても
「失敗」じゃないのですから。
全部が「笑える」そして「楽しめる」
そして、淡々と次の幸せに向っていける。
成功しなくても
何かができてもできなくても
「失敗」ではなく、
それでもなお「幸せ」なのです。
これが、僕の中に新しくできた
「無礼講思考」です。
例によって
「そんなのはダメだ」とか
「人間としておかしい」とか
「あなたのような影響力のある人が言うことではない」
とか言われるんですが、
「だからこそ」伝えていきたい大切なことだと思うのです。
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前半は「幸せのハードル」でしたが
今日の後半は「失敗のハードル」のお話をしてみました。
言葉や表現はちょっと違うのですが、
この「失敗の考え方」を
今や押しも押されぬベストセラー作家となった
彼のところで学んだおかげです。
http://ameblo.jp/ikedatakamasa/
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あー、極楽
性格リフォーム
心理カウンセラー
心屋でした。
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