・・・しばらく様子を見ましょう。
これは、言い換えると
「よくなるのを祈りつつ、
もっと悪くなってから考えましょう」
「いまは手立てがないのです」
ということでもある。
今は、切らずに
今は、入院せずに
今は、様子見ましょう。
「あの・・・ また調子悪いんですけど」
「そうですか・・・ お薬出して “みますので” もうすこし様子見ましょう」
「あの・・・ よくならないんですけど」
「おかしいですね・・ 少しお薬を強くしてみましょう、
これで症状は “抑えられる” はずですから、
もう少し様子を見ましょう 」
「あの・・・ べつのこんな症状が出たんですけど・・」
「そうなんですね、じゃ、それを “抑える” いいものがあるんです。
以前のよりもう少し強めですから効きますよ。
それで様子を見ましょう 」
「あの・・ どんどんひどくなるんですけど」
「おかしいなぁ、 ああ、それは副作用かもしれないので
それを “止める” お薬を出しておきましょう、
もう少し様子を見ましょう 」
「あの・・・ 苦しくて苦しくて・・」
「ああ・・・ なんでこんなになるまでほおっておいたんですか、
早く切りましょう」
「結局、切るんかいっ!!!」
様子を見る
適切な判断
時期を見て
政治の世界や
経営の世界でも
よく聞く言葉です。
もっと議論を重ねて
あらゆるリスクを想定して
と言われてやっていたら
議論ばかりしてないで
もっと決めて行動しなければ。
いつまでかかってるんだ!
と言われることもある。
かと思えば
見切り発車するから
こんなに穴だらけなんだ。
もっとよく議論を重ねて慎重に
やるべきなんだ。
もっと時期を見て
今はダメだ
もっと他に方法があるはずだ。
やってもいいけど、今はやめておこう。
とやってたら、
だから、早くやれって言ったのに
と言われることもある (オイ
--
「喫茶店は、ウエイトレスが
接客して持ってくるもんだろう。
ゆったりとした時間を過ごしてもらうものだろう。
客に珈琲を取りにこさせるなんて
そんな失礼なことはないだろう。」
「社長! スタ★バックスっていう店が出来ました。
客に立って注文させてます、椅子もたいしたことないです。」
「そうだろう、あんな乱暴なやり方は
客には通用しないんだ。」
「社長! うちの客がどんどんスター○ックスに流れていきます!
うちもあの方法に変えましょう!」
「まぁ、待て、いまはまだ危険だ。
様子を見よう、 焦るんじゃない。」
「社長! お客さんがいなくなりました!」
「バカヤロウ! なんでもっと早く、
客に取りにこさせる方法に変えなかったんだ!!」
「社長! 殴っていいですか 」
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逆に
「喫茶店は、ウエイトレスが
接客して持ってくるもんだろう。
ゆったりとした時間を過ごしてもらうものだろう。
客に珈琲を取りにこさせるなんて
そんな失礼なことはないだろう。」
「社長! スターバック○っていう店が出来ました。
客に立って注文させてます、椅子もたいしたことないです。」
「そうなんだ、面白いね。
うちは、さらに空間や珈琲にこだわってゆっくりしてもらおう」
「社長! スターバッ○スの社員が、うちに休憩に来ています」
「おお、ゆっくりしてってくれ。
おい、逆にちょっとあっちのデッキで
風に当たりながら今後の作戦をも練ろう。
スタバラテのショートのホットのノンフォーム、
頼んで来てくれ、あれ、うまいんだよ」
というようこともあります。
ゆったりできる喫茶店、
コーヒー一杯1,000のお店も
ちゃんと流行っている。
かと思えば
テイクアウトや
手間いらずの空間を
演出する店も流行っている。
大切なのは
「どちらも」あること。
どちらも「選べる」こと。
どちらかを「否定」しないこと。
急いで切るのもいい
ゆっくり様子を見るのもいい
チャンスを逃がさないように
迅速に動くのもいい
焦らずに長期の目線で
見守るのもいい。
大切なのは
あれは間違い
これがいい
と、白黒・善悪をつけないこと。
様子ばかり見ずに
急いでばかりいないで
自分の状況を変えたいなら
パターンを変えてみるのがおススメですね( ̄▽ ̄)
でも、結局は
この「善悪をつけない」ことが
一番の問題であり
「善悪をつけること」が
諸問題の根源です。
それを無くせることはきっとない。
そして、もし
これを無くすことができたら・・
たぶん
面白くないね(笑)
性格リフォーム
心理カウンセラー
心屋でした。
・現在心屋仁之助によるカウンセリングは休止しています。
・こちらの情報からそれぞれの担当にお申し込みください。
・現在、ライヴ会員の募集は満席により中止しています。
・次回の募集などはDVD会員にのみご案内していますので
まずはDVD会員になっておいてください。