■その手には乗らん/冤罪(えんざい | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

灼熱ですね、今朝も。


おはようございます。

事務所に来るまでにすでに半分溶けた


性格リフォーム

心理カウンセラー


心屋です。


---


先日、こちらの本が

朝日新聞の天声人語で紹介 されてから



アマゾンずっと品切れ~

でも、ずっとランキングが上位にいます。


メディアの力ってすごいですね。

ありがたいことです。


---


さて今日は

「その手には乗らん」というお話。



・どうせ私、だめだし


・どうせ私、嫌われてるし



という前提で生きている人が

よくやる遊びがあります。


それが、

「ゲームに巻き込む」

というものです。


「ゲーム」というのは

心理学用語なのですが


今日はここでは

詳しい説明は省きます。



要するに、


「厭な感情を味わうために、

 他人にゲームを仕掛ける」


のです。


いちばんめんどくさいパターンを紹介します。



「ねえ、わたしって可愛くないでしょ」


「そんなことないよ、かわいいよ」


「うそ、思ってもないくせに」


「ほんとだって、ほら、目もぱっちりだし」


「それって、目が異様にでかいってこと?」


「そんなことないって、スタイルもいいし」


「それって、病弱ってこと?」


「そんなことないって」


「どうせ、そう言っとけば機嫌がいいって思ってるんでしょ」


「そんなことないって」


「佳子の方が可愛いって思ってるんでしょ」


「そんなことないよ、お前の方が可愛いに決まってんじゃん」


「うそ、だってこの間佳子のことほめてたじゃない」


「そりゃ、褒めることもあるよ」


「それって、私の方がダメってことでしょ」


「そんなことないよ、お前のほうが可愛いよ」


「可愛い可愛いって・・・外見だけってことでしょ」


「そんなことないって、中身も大好きだよ」


「でも、全然褒めてくれないじゃん」


「そんなことないって」


「ほんとは佳子の方がいいって思ってるんでしょ」


「そんなことないって、信じてくれよ」


「信じられない・・」


「ああ、そうかい、じゃあいいよ、佳子の方が可愛いよ」


ほら!!!! ほら!!! やっぱり佳子の方が可愛いって言ったじゃないの!!!」



うあーーーーーーーーーーーめんどくせー(笑)



要するに、この


「ほら」

「やっぱり」


と、相手が言うまで

挑発します。


そして、相手が根負けして

「ああそうだよ」


と失言しようものなら

鬼の首をとったような大騒ぎ。



彼女は

変な話ですが


「あなたは可愛くない」


「言われたい」


のです。



だから 「言わせる」

ように働きかける。


これがゲームです。




「わたし、ダメでしょ」

「わたし、おかしいでしょ」

「わたし、可愛くないでしょ」


と、言わせたい。




「かわいいね」

「できるよ」

「そんなことないよ」


と言われるのですが

本人は全然納得できない。


納得するまで

相手を挑発し


納得できるまで

相手を試し


納得できるまで

ぐすぐす言う。




目的はなんだろう。



それは、


「自分の罪を認めたい」



のです。



罪????




そう、


遠い昔、


「お前はダメだ」

「お前は可愛くない」

「お前がいなければ」


と、「罪」をもらった。



お父さんとお母さんの喧嘩を

止められなかった私は


「私じゃ、だめなんだ」


お姉ちゃんが言うと、

二人の喧嘩が収まった。


「私じゃ、だめなんだ」



お兄ちゃんが言っても

二人は笑ってるのに


私が言うと怒りだした。



「わたしが、いけないんだ」



この「罪」を

ずっと抱えてる。



でも、はっきり言って

この「罪」は



「罪のようなモノ」



つまり「冤罪(えんざい)」です。




この「冤罪」については

こちら で上手に書いてます。




お前は罪なんだ、と言われた (と思っている


でも、心のそこでは

そうじゃないと思いたいし、

思っている。




でも、言われた。



だから

自分が罪びとであるためには


「証拠」が必要。





だから、わざわざ人を挑発して


「やっぱり、私が悪いんだ」


という「状況証拠」を集めようとします。




そうして証拠を集めて

自分の有罪を確定にしようとします。



そう「物的証拠」がない時は

出来るだけたくさんの状況証拠が必要です。




そして

自分を責めて

罰しようとする。



そんなゲーム。




大切なのは、

ゲームに乗らないこと。




ゲームを仕掛ける人は

もう、無意識です。


なかなか止められない。



大切なのは

仕掛けられた人が


そのゲームに

乗らないこと。




ええ、

難しいですが



乗らないこと。




ところが

ゲームの仕掛け人は

年季が入っていますから


なかなか巧妙です。




絶妙に、

ゲームに乗せるために

その人のトラウマを突く。




トラウマを突かれたら、

相手は


ひょいと乗っかってしまいます。



ええ、僕も。

いつも簡単に(笑)





ゲームに、乗らない

ゲームに、乗らない



仕掛けられた

ゲームに乗らない。




それ自体も

ええ、



楽しい修行にしてしまいましょう

( ╹◡╹)



心屋も

絶賛修行中・・・






■7/13日発売! 心屋の新刊 すりへらない心をつくるシンプルな習慣!




↓今日もクリックありがとう(*^_^*)↓

  ★人気ブログランキング





あなたの「出版力」試してみませんか
     「出版力」って文章力じゃないんです。 
     ★出版必須セミナー


自分も知らない心のブレーキ、みつけてみませんか

    知らなかった「本当の自分」に出会う一日 
     ★初級セミナー


心屋流のカウンセリング、見学できます
     全国各地で開催中! 見ているだけで問題が解決していく、
     不思議な時間 ★オープンカウンセリング


サビつかないよう、ココロのお稽古 続けてみませんか

    技術も意識も、磨かないとさびついていきます。
     ココロを学び続ける場 ★Beトレ


著書に関する色んなプレゼントはコチラから

    色んなプレゼント、持っていってくださいね♪