■転ばぬ先の杖 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

○2009.11.10 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━読者数20,071 ●

「たった一言! あなたの性格は変えられる!」


 第 214 号  転ばぬ先の杖
 
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こんにちは、心理カウンセラーの心屋(こころや)です。
http://www.kokoro-ya.jp/article/13197007.html


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心屋の新刊

   「人間関係が「しんどい!」と思ったら読む本」
    
http://www.kokoro-ya.jp/article/13556061.html


人間関係に困ったときにひく、人間関係の辞書です。
「裏」コミュニケーションバイブルとしてお使い下さい。



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この仕事をしているとよく聞くセリフです。


「私は、○○ですごく苦労してきた。

 でも、あることをきっかけに、
 なんとかそれを乗り越えることができた。


 だから

 そのことをまだ気づいていない人に、伝えたい。
 自分と同じ苦しい思いをして欲しくない。」


そう思う人が多いようです。


とても優しい気持ちですね。

僕もそう思っていました。


でも、最近思うのは、これって、もしかして
大きなおせっかいになるときがあるのかも?って。


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将棋で、うんうん悩んでる人に「そこはこう攻めればいいんだよ」と教える

推理小説を読んでる人に「犯人は、この人だよ」と教える


クロスワードパズルを解いてる人に
「あ、それはこれだよ」と横から教える。


トイレに行ってる間に、その人が作りかけのプラモデルやパズルを
勝手に完成させちゃう(笑)


他にも、魚の骨をとって食べさせてあげるとか
身代わりでテストを受けて合格させるとか


山登りの途中の人をヘリコプターで山の頂上に連れていくとか


サッカーで、相手チームに邪魔されないとか

ロールプレイングゲームを、代わりにやってもらうとか。


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ヒントは、山ほどある。毎日、自分の周りに山ほどあります。


第一に、自分の周りにいる人、


自分の周りに起こる出来事、

自分が乗り越えられない出来事、

自分が繰り返してしまう失敗パターン

自分が反応してしまう人や言葉


それらをつかって自分の問題を解くことを、
すぐにあきらめて「答え」を欲しがる人、


「答え」を求めていないのに、
「答え」が横で見てて見えてしまって、教えたがる人、


「そっち行ったらだめだよ」
「そんなことしてたら、ひどいことになっちゃうよ」
「だから、まずこれをやっておきなさい」
「いいから、やりなさい」とか(笑)


転ばぬ先の杖をついつい教えてしまいたくなります。



でも、転ばぬ先の杖は、多くの人は欲しがりませんし、
受け取りません。


後になって、受け取らなかったことを後悔します。
そして「次はこうしよう」と「自分で学ぶ」


それが、楽しい。


自分で答えを見つけるから、楽しい。

答えを見つけたら楽しくて、つい教えたくなる(笑)


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忠告、指摘、アドバイス、おせっかい、しつけ、教育、押し付け


色んな形で、人は人に与えようとします。
転ばぬ先の杖を渡そうとします。


でも、はっきり言って、
人は、痛みを感じないと動きません。


そして、時にはその人が失敗するまで待つ勇気も必要です。
信頼して、その人の成長を見守る勇気。


そして、その人が予想通り失敗した時に
「だから言ったじゃない」ではなく、優しく助けてあげる、

それが本当の優しさなのかもしれません。


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人生を振り返って、
自分が一番行動していたのは、痛みがあった時かもしれません。


海外旅行に行って英語が喋れなかった時に、
はじめて英語をちゃんと勉強しようと思ったり、ね(笑)



これが「起業」なんてのとも似てます。


一度、失敗して、痛い目をしてから学ぶ方が、
きっと「本当の学び」になると思います。


「痛み」を感じないために、
「失敗」しないために、勉強しまくって、

それでもまだ「痛み(失敗)」をしたくなくて、
結局飛び立てないよりも、ね。


まずは「失敗する勇気」そして
それを見守る勇気。



ぼくは、

そんな、「転ばぬ先の杖としての学び」ではなくて、

転んだ時に、手を差し伸べることのできるような、
そんな学びの場所を作りたいと思いました。


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もし、今、自分が誰かに杖を渡したいと思っているなら、

その「与える」理由が


 ・自分が不安だから、見ていられないからか、
 ・その人が大切だからか


それをよく考えて、よく感じてみると
どうするべきなのか、答えはわかるのかもしれません。


 「あなたのためだから」

にも二つの思いがあるということですね。



こう書くと、よく、


 「そうそう、そういって押しつけてくる人がいるので、
  今回のメルマガを、その人に読ませたいです」


という感想をいただきます。


そう言う人が近くにいたら、
そういう人の存在に困っているとしたら、

きっとあなたが誰かにそうしている、それだけかもしれません。


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だからと言って、すべてを「不安ベース」で考えないようにしよう、
なんてことはありません。


それはそれでいいと思うんです。
僕も、しょっちゅうそうなりますし。


全部はそうできないです。
というか、もう、全然無理(笑)


でも、そのうちの何度かは、


気をつけて
意識して

行動を変えていけばいい


と思うんです。
僕はそうしています。


少しずつ、ね。


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・ご記入いただいたコメント、頂いた感想メールはメルマガやブログで
 紹介させていただくことがございます。

 ご了承くださいませ。


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★心屋塾 秋の初級セミナー全国ツアー、まもなく終了です!


今年最後の初級セミナーです!


・11/21(土)10時より17時 東 京 東京渋谷 残り3席

詳しくはこちら http://www.kokoro-ya.jp/article/13146204.html




ご参加いただいた方から、感想を頂きました。(ありがとうございます)


------ 参加前 -------


◆当日は、本物のぢんのすけさんにお会いできるのが
 ずっと楽しみでした!


実物もイメージと違わず、
気さくで暖かい雰囲気でほっとして、嬉しかったです♪



◆以前からメルマガは楽しく読ませていただいていましたが、
セミナー参加を決意した直接のきっかけは、恋人と別れたことでした。


しかも、前回の恋愛と同じような態度をとり・とられ、
同じような事を言い・言われ、
同じような短い期間で終わってしまったのが残念で…。


こういう状況を選ぶ自分に、
なにか乗り越えるべき課題があるのだろうなとは気づいていましたが、
具体的にそれが何なのかはハッキリしませんでした。



◆それからセミナーに申し込んだ後(まだ受講前)、
実家の母親と衝突する事がありました。


その時に、恋人に言った事と同じ事を母親に言っていたことに気づいたんです。


「光と影の法則」も読んでいたので、
『ああ、やっぱり私も裕子と同じように鍵は母親なのかなぁ』って思いました。


---- セミナー受講後の変化 ----


◆母親や元恋人に執着しないというか、許すというか
「しょうがないよね☆」って思えるようになりました。


思うように「している」部分もありますが、
だいぶ気持ちが楽になりました。



◆その他にも、私はぢんさんの言う「樽が割れていない人」が
今まで気に入らなかったって事に気がついてしまいました(@_@;。
それ気づいたのも大きい収穫です。


◆珍しく男性から告白されました(汗)。


人との距離が少し近くなってきたのかなーなんて思ってます。

これからも、変化していくのが楽しみです!


高いお金を払ってセミナーに参加するのは初めての体験だったので
少し緊張はしましたが、「セミナーに参加する!」って決めたところから
自分の中でいろんな気づきがありました。


参加して良かったです。


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■心屋塾 マスターコース “人生のネクストステージへ”
 
http://www.kokoro-ya.jp/article/13205959.html

 おかげさまで、東京・京都ともに満席で締め切りました。


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★おかげさまで「光と影の法則」レビューを続々と頂いています。
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mixiでのレビューもいっぱいです(^◇^)
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 心屋のお勧め図書館。
 
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  今回はお休みします。


○編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★○☆


長い間メルマガを出してませんでした。
先月も2本だけですし・・


その代わりと言っては何ですが
ブログはほぼ毎日更新してますので、ぜひ見てやってくださいね。
http://ameblo.jp/kokoro-ya/


「人間関係がしんどいと思った時に読む本」

おかげさまで重版となりました。



ありがとうございます。


そして、おかげさまで今日11月10日で
45歳になりました。


ペタしてね




今回も、ここまでお読みいただいて
本当にありがとうございます!


そんな あなたが大好きです!!
これからもお付き合いくださいませ。


あなたに、ますますの笑顔が集まってきています。


感想をいただけたら、さらにいいもの書きます(笑)
このメルマガに返信「Re:」で心屋仁之助に届きます(^u^)


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