No Travel No Life -19ページ目

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13Nov
- 米沢城と老舗酒蔵
  米沢城にやってきました。ここは江戸時代、上杉家の居城で、初代藩主の上杉景勝や、家臣の直江兼続ゆかりの場所です。大河ドラマ「天地人」の舞台という事もあり、この時のお城は大混雑。城跡はほとんど残っていませんが、奥には上杉神社の本殿がありました。という事で、上杉家に思いを馳せて参拝です。隣の宝物館である稽照殿（けいしょうでん）では、あの有名な直江兼続の「愛」の兜が展示してありました。生で見て感動～しかし、撮影はできず・・・このブログでお伝えしたかったのですが残念。米沢城からの帰り道。ふと目に止まる看板がありました。１個１８０円という事で、さっそく頂きました！う～ん、味は普通の牛肉コロッケなのですが、やっぱり米沢牛が入っているとだけあって、不思議と美味しく感じるのはなぜでしょうか・・・やっぱり米沢牛ブランドは凄いですね（笑）コロッケを片手に、雪国の雰囲気を感じる米沢の町をぶらり。信号が縦であったり、道の広さであったり、なんとなく親近感が湧きますね。続いてやってきたのは、「東光の酒蔵」です。こちらは江戸時代から続く老舗造り酒屋。上杉家の御用酒屋でもあります。今は博物館になっていました。さすが老舗の酒屋。屋敷はかなりご立派です。そして富の象徴といえば、やはり日本庭園でしょうか。こちらもご立派でした。地方の庭園とは思えない風情です。さて、嬉しいのが利き酒が楽しめること！つい飲みすぎちゃいました～。ほろ酔い気分で米沢の旅は続きます。
12Nov
- 極上の米沢牛ステーキ
  ２００９年の１１月。山形県の米沢市に出かけました。山形新幹線「つばさ」に乗って駅に降り立ちます。米沢といえば・・・やっぱり米沢牛ですよね！ホームで早速出迎えてくれました（笑）ちょうどこの時は、ＮＨＫ大河ドラマ「天地人」の舞台として、米沢はかなり盛り上がっていました。ゆかりの直江兼続公も・・・そうです！またもや歴史好きの私のわがまま旅。今回は大河ドラマ「天地人」を見て、すっかり虜になり米沢にやってきました。「天地人博」が行われていると聞きまして・・・さて、観光の中心は米沢城周辺。駅から少し離れているので、バスで移動しましょう～と思っていたら・・・バス停にはもの凄い行列！テレビの効果は凄いですよね。駅からおよそ１０分。米沢市上杉博物館にやってきました。ここが天地人博の会場です。博物館はとにかく立派でした。大河ドラマ「天地人」にまつわる様々な展示がされていましたが、撮影禁止だったので、記憶にとどめておく事にします。いや～でもはるばる来て良かった～楽しみな昼食の時間がやってきました。今回はいきなり豪華に！米沢牛ステーキが食べられる老舗「吉亭」へ。大正時代に建てられた登録有形文化財で、食事を頂くという贅沢。江戸時代からの日本庭園を眺めながら・・・霜降り米沢牛ステーキ！１人前、なんと５５００円です。いや～～～、もうトロけて絶品！！！一口一口、噛みしめながら頂きました。
11Nov
- 京都の修学旅行コース
  ２００９年の京都旅行３日目。最終日は修学旅行で行くような、王道コースを巡ってみる事にしました。まずやってきたのは、太秦にある東映太秦映画村。入村料は大人１人２２００円。かなりお高い感じ。ここは学生時代には来られませんでした・・・中に入ると、江戸時代にタイムスリップしたかのような・・・そんな空間が広がっていました。いわゆるこの空間は映画のロケセット。撮影のために作られたものなのです。吉原をイメージした町。日本屈指の遊郭とあって妖艶な雰囲気ですね。映画のセットが見学できるだけなく、劇場のようなところでは忍者ショーも楽しめました。日光江戸村のような感じですね。さて、映画村を楽しんだ後は、京福電鉄に乗って移動です。太秦広隆寺駅から乗車して、龍安寺駅で下車しました。次に向かう龍安寺の近くで昼食を取りましょう。やってきたのは「笑服亭」手打ちうどんが自慢の食堂ですが、なんとも微笑ましいネーミングですね。手打ちうどんが自慢といいながら、「カツ丼」を頼んでしまう私・・・お肉が食べたかったもので・・・でも！普通にうまかったです！京都ならではのサッパリとした味付けでした。昼食を取ったあとは、いざ龍安寺へ！完全に修学旅行コースですが・・・ここの石庭は何度見ても素晴らしいですね。石しかない空間ですが、そこに粋を感じますし風流さも感じられます。年を取れば取るほど、少しずつ良さが分かってきました。そしてお近くの金閣寺。この黄金の輝きは、日本の財産ですね。金閣寺も何度見ても素晴らしいと感じます！最後は坂本龍馬が潜伏していた酢屋。暗殺の数日前までここにいたそうです。最終日は駆け足で回った感じではありますが、今回の旅で感じたこと。それは・・・京都は何度来ても良い街です！私の旅行の中では、リピート率が北海道に次いで２位。おかげでかなり詳しくなりました。さて、次はいつ行きましょうか。
10Nov
- 夜の京都散歩
  ２００９年の京都旅行２日目。この日の夜は木屋町の「こま井亭」で夕食をいただきました。今宵はちょっと贅沢に納涼床を堪能します。目の前に鴨川が見えて、なんとも趣きがある場所ですね。一人前５０００円超えという、「牛すき焼き」をいただきました。まさかこんな豪華な食事をするとは・・・京都のコンビニで夕食を食べていた学生時代の旅行からすると、考えられませんね～。あっという間に日は暮れて・・・三条大橋がまた一層情緒あふれるたたずまいに・・・食事を終えて、辺りはすっかり暗闇になりました。でも京都の夜の明かりは、ネオンとはまた違った輝きを放ちます。ぶらぶらと歩いて祇園の通りへ。こんなに気品がある花街は初めてです。いやらしさが全くありません。忠臣蔵の大石内蔵助が豪遊したとも伝えられる「一力亭」一見さんお断りだそうです。よし！次の目標はここにしましょうか（笑）祇園の裏小路を歩くと、いまにでも舞子さんが飛び出してきそうな・・・そんな雰囲気です。最後に八坂神社のライトアップを楽しんで、ホテルに戻りました。
09Nov
- ラッキー！高台寺月真院へ
  姫路から京都に戻り、三年坂にやってきました。もの凄い混雑ぶりです。坂本龍馬ゆかりの明保野亭で昼食。その後は、霊山博物館を見学しました。新撰組や坂本龍馬など、幕末に関係する人物の資料が展示されています。ゆっくりと京都散歩をしながら石塀小路へ。この風情に癒されるんですよね～。そして高台寺付近を歩いていたら、「月真院」の門が開いていました！高台寺月真院は通常非公開。この門の前を何度か歩いた事がありますが、一度も開いているのを見た事がありませんでした。おそるおそる中に入ってみると・・・どうやら祝日という事で、特別に本堂が茶屋として開放されていたのです！これはラッキー！さっそくお茶を飲んで休憩～。いや～、特別な気分になれますね。この場所は新撰組を脱退した、伊東甲子太郎が御陵衛士として活動していた場所。新撰組マニアにとってたまらないスポットなんです。この時の感動はいまだに忘れられませんね～余韻に浸りながら、京都の名所である鴨川に着きました。納涼床がずらりと並んでいますね～そして三条大橋。ここに来ると京都に来た！と実感します。
08Nov
- 美しき姫路城
  姫路にやってきたら、まずここでしょ！という事でやってきたのは姫路城です。祝日という事で、大変混雑していました。まずは菱の門から入城です！門からして立派！城内を進んでいくと、とにかく巨大さに驚かされます。さすが世界遺産の城。この城を攻め落とすのは難しいだろうなぁ～（笑）そうこうしているうちに、ようやく天守閣が見えてきました！いや～、でかい！！巨大な要塞ですね、ほんとに。目指すは頂上です。途中で下を眺めてみると・・・もの凄い行列になっていました。私達は朝一番で来たので、巻き込まれずにすみましたが、さすが大人気の城です。ようやく天守閣の最上階に到着！殿様気分になれました（笑）さっそく天守からの眺めを楽しみます。巨大な城郭が一望でき、さらに姫路市街地も見えて絶景でしたよ～殿様は贅沢な景色を眺めていたんですね。「白鷺城（しらさぎじょう）」と称される美しき姫路城。白く輝くその姿に、思わずうっとりとさせられました。姫路城から貸切自転車に乗って、続いては亀山本徳寺にやってきました。この本堂は、かつて西本願寺の北集会所であった建物を移築したものです。実はこの北集会所・・・かつて新撰組の屯所として利用されていました。八木邸→前川邸→北集会所と移転したのです。すみません～新撰組フリーク全開ですね（笑）つまり新撰組の息吹が感じられる場所。２００４年にはＮＨＫ大河ドラマ「新撰組」も、実際にこの場所でロケをしたそうです。今でも新撰組の刀傷が残っていました。いや～、いまだに残っているんですね。本当に驚きでした。
07Nov
- 新撰組ゆかりの地を巡る
  新撰組の屯所であった京都壬生の八木邸にやってきました。建物は当時のまま。今でも沖田総司の刀傷などが残っています。いわゆる新撰組ファンの聖地ですね。中は撮影禁止なのが残念なところ。隣の茶店には、ＮＨＫ大河ドラマ新撰組のポスターが貼られていました。終わって何年も経ちますがいまだに人気なんですね。ちなみに私はこのドラマがきっかけで好きになりました。八木邸の向かいには、前川邸があります。こちらも新撰組の屯所として使われていた建物です。ただ、普段は非公開で、なかなか中に入れる機会は少ないのですが、この日はたまたま公開していました。祝日だったからでしょうか・・・。とにかくラッキー！前川邸は入口付近にある土産物店だけ入る事ができます。かつて新撰組が使っていた建物なので、土産店だけでもファンは嬉しいものなんです（笑）二つの建物を見終わった後は、三条大橋近くにあるかつて池田屋のあった場所へ向かいました。全国に新撰組の名を轟かせた「池田屋事件」池田屋はまさにこの場所にあったのです。現在では建物は取り壊されて、チェーン店の居酒屋が営業しています。居酒屋ではありますが、建物は池田屋をうまく再現したものになっていて、雰囲気があります。店員さんも新撰組の法被を着ていました。池田屋というのは旅館の事で、この場所に長州藩士達が集まって、京都を焼き討ちにする計画を立てていたのです。当時の帳場もありましたよ。メニューはチェーン店と同じですが、ところどころに「池田屋」ならではの演出を感じます。マグロの解体ショーはお見事でした！幕末の志士になりきった感じで、ゆっくりとお酒に料理にと堪能し、そのまま京都駅へ。新快速に乗って姫路まで行きました。今夜はここで宿泊です。目的は・・・もうあの城しかありませんよね！
06Nov
- 京都の島原花街
  西本願寺から歩いておよそ１０分。かつての京都の花街である島原に着きました。ここは日本最古の遊郭とも言われていますが、今では入口に大門があるだけで、当時を偲ばせる建物はほとんどありません。そんな中、現在でも茶屋として営業している「輪違屋（わちがいや）」当時の置屋の雰囲気がそのまま残っていて、なんとも不思議な感じでした。そしてもう一つは「角屋（すみや）」こちらは博物館として一般公開されています。入館料は１０００円とちょっと高めですが、かつては新撰組や西郷隆盛、久坂玄瑞などが、よく利用したとあって・・・そのネームバリューにつられてしまい・・・角屋もてなしの美術館にさっそく入ってみることにしました。入るとすぐ刀掛けがあります。ここで刀を預ける訳ですね。台所は大きかったですね～。何人もの食事を作り、きっと年中忙しかったことでしょう。お座敷もかなりの広さでした。かつて新撰組の芹沢鴨が、この場所でお酒をいっぱい飲み酔い潰れました。その後に粛清された・・・そんな歴史も残っています。西郷や久坂達は、この場所で日本の将来について語り合ったとされています。素敵な日本庭園を見る余裕は・・・きっとなかったでしょうね～。島原を出て、徒歩で１０分。今度は壬生寺にやってきました。こちらも新撰組ゆかりのお寺。よく稽古のために使っていたようです。境内には近藤勇の銅像がありました。そっと手を合わせて、近藤に思いを馳せます。
05Nov
- 伏見から西本願寺へ
  ２００９年の秋。２泊３日の京都旅行に出かけました。長野から特急と新幹線を乗り継いで、京都の伏見から観光スタートです。伏見といえばまず寺田屋でしょう！幕末の志士、坂本龍馬がお龍と共に滞在した宿。龍馬が身を潜めていた部屋も見学できます。当時と変わらないたたずまいが、龍馬の息吹を感じさせてくれました。伏見には日本酒の製造会社がたくさんあります。そのうちの一つ「月桂冠」を訪ねました。博物館コーナーでは酒の試飲がたくさんできて、午前中からほろ酔い気分です。お昼は伏見の老舗「鳥せい」。酒蔵を改装した食事処です。鳥せいでは、ランチメニューの「鶏飯（けいはん）」を注文しました。８５０円です。具材をご飯にのっけて、熱々の鳥スープをかけていただきます！これが絶品！鳥スープがなんともくせになりました。午後は京都市内へ。駅周辺の新撰組の史跡をぶらり。こちらはかつて屯所があった場所です。不動堂村屯所跡。今は京都リーガルホテルになっていました。そして七条油小路辻。ここで新撰組の伊東甲子太郎が暗殺されました。ちょっとマニアックなスポットですね。次に尋ねたのは、西本願寺です。京都駅前にある巨大な寺院。御影堂の改修工事も終わり、立派な本堂の姿が蘇っていました。いや～、その大きさに圧倒されますね。所々に金箔を使った豪華な造り。京都屈指の名刹だと実感しました。伏見城の遺構である唐門も見応えがあります。締めくくりは太鼓楼。新撰組がここを屯所に使っていた時からある建物です。中には入れませんが、新撰組の刀傷も残っているとか・・・歴史あり！迫力あり！西本願寺は凄いお寺でした。
04Nov
- 福井観光
  ２００９年の９月。知人に会いに福井県へ出かけてきました。そのまま福井を案内してもらう事に・・・まずやってきたのは東尋坊です。ゴツゴツとした岩肌がなんともダイナミック！福井を象徴する観光スポットですよね～。この日は天気もよく、絶好の行楽日和でした。お昼は「三国バーガー」をいただきました。坂井市三国町で売りだしているご当地バーガーです。挽き肉のパテに、野菜がたっぷり。見た目はシンプルですが、味はグッドでした！続いて案内されたのは永平寺。ここも福井を代表する観光スポットですよね。曹洞宗の総本山で、８００年近い歴史があるお寺です。天井絵もお見事！！かつては朝廷からの使者も来ていたそうで、立派な唐門には菊の御紋が描かれていました。夜はなんといっても海鮮！日本海の海の幸を堪能しました～。日帰りであっという間ではありましたが、福井の名所をぎゅっと短時間で堪能した旅でした。
03Nov
- いろどり軽井沢号に乗って②
  しなの鉄道の屋代駅から出発した「いろどり軽井沢号」１時間ほどで終点の軽井沢駅に到着しました。軽井沢では２０分ほど停車して、また屋代に向けて折り返します。折り返しまでの時間、軽井沢駅を散策してみることに。しなの鉄道は軽井沢で終わりですが、新幹線はこの先も東京まで続いています。かつては信越本線が群馬県まで伸びていて、ここから難所の碓氷峠超えでした。今では新幹線開業に伴い廃止されています。右手が新幹線。そして旧信越本線の車止め。軽井沢駅のホームでは、鉄道の世代交代がはっきりと伺えました。さて、軽井沢といえば日本屈指のリゾート地です。北口には別荘の案内所や、自転車の貸出所。南口には軽井沢プリンスショッピングプラザ。駅周辺には、リゾート地ならではの建物がたくさんあります。昼食は「峠の釜めし」かつて特急「あさま」が上野まで走っていた時代。この釜めしは信越本線の横川～軽井沢間の名物弁当でした。今でも軽井沢駅などで売られています。鶏肉やタケノコ、栗などがふんだんに入っていて絶品でした！峠の釜めしを食べながら、帰りも１時間かけて屋代駅へ。午前中だけの旅でしたが、列車が豪華になっただけで、これだけ楽しい旅になるんだな～と実感しました。きっとＪＲ九州の「ななつぼし」も、相当素晴らしい旅になるはず！
02Nov
- いろどり軽井沢号に乗って
  ２００９年の８月。しなの鉄道の屋代～軽井沢間で、３日間だけ、４８５系ジョイフルトレイン「いろどり軽井沢号」が運転されるという事で、さっそく乗りに出かけました。まずは車内探検です。イベント列車として使用されているジョイフルトレイン。車両は６両編成で、先頭１号車と最後尾６号車は座席使用になっています。シートはグリーン車並みにふかふか。車内にはモニターがついています。列車の前面展望が楽しめるという優れもの。中間の車両はコンパートメント車です。まるで寝台車のような感じ。一室はソファーのような座席が向かいあっています。家族で楽しめますね～ちょっとした個室のようです。さて、そんないろどり軽井沢号には、普通運賃プラス５００円で乗れるというのだからお得！一応、全車自由席です。途中で駅員さんが旗を振ってくれるサービスも！こういうちょっとした演出が、旅の雰囲気を盛り上げてくれます。軽井沢に着くまでに、いくつか途中駅に停車しますが、信濃追分では５分ほど時間がありました。ホームでは地元の皆さんによるおもてなしが！美味しいお茶をいただきました。こういう特別列車が走ると、何度も乗っている路線でも新鮮に感じるものです。
01Nov
- 快晴の函館をぶらり
  北海道旅行最終日。快晴の函館をぶらりと歩きました。金森倉庫周辺です。この日は平日のため、観光客の姿は少なめ・・・。函館の名所「八幡坂」に登ってみました。本日の景色は本当に最高です！私が訪れた中で、一番かもしれません。遠くの洞爺丸まではっきりと見えました。そのまま函館の朝市へ。やっぱりここに来たら海の幸が食べたいですよね～。という事で究極の贅沢をしちゃいました！ウニ＆いくら丼をペロり・・・社会人になって良かったな～と思える瞬間です。お腹を満たしたところで、市電に乗って郊外へ。湯の川温泉でひとっ風呂浴びましょう～。やってきたのは湯の川観光ホテル。ここの日帰り入浴プランを利用しました。料金は９８０円です。大きなホテルなので、ロビーも立派でした。高級温泉旅館を思わせます。温泉の特徴は、なんといってもラベンダー風呂。ラベンダーの香りを楽しみながら入浴できる、なんとも北海道らしい温泉。これがまた癒されるんです。たっぷりと函館を楽しんだところで、駅に戻ります。帰りも特急→新幹線を乗り継いで長野に帰ります。今回は本当に贅沢な旅ができました。これも毎日必死で働いたかいがあったな～と実感しつつ、また仕事を頑張ろうという意欲にもなりましたね。特急「スーパー白鳥」この時はまだ八戸行きです。今は新青森と函館を結んでいます。あと少しで北海道新幹線が開通し、役目を終えることに・・・それまでに乗る機会があるだろうか・・・
31Oct
- 一気に函館へ！
  留萌本線の旅を楽しんだ後は深川駅に戻ります。列車の乗客はほとんどいませんでした。のんびりとしたローカル線ならではの旅になりましたが、廃止にならないかちょっと心配になりますね・・・深川駅からは特急「スーパーカムイ」に乗って、札幌を目指します。深川からは１時間ほどで札幌に着きました。さぁ、ここからまた、豪華に特急「スーパー北斗」に乗り換えです。学生時代ではちょっと考えられない移動パターン。最終のスーパー北斗で夜の北海道を駆け抜けて、２３時前に函館に到着です。改札口はさすがに閑散としていました。こんなに静かな函館駅を見たのは初めてです。でも、駅舎は夜の方がかっこいい。真新しい建物からこぼれる明かりが、凄くオシャレに見えてきます。では、これからホテルに向かいましょう。さすがに本日の行動はこれで終了です。駅前の松風町を歩いていますが、人通りもほとんどなく、寂しい感じでした。昔は飲み屋街で賑わっていたらしいのですが・・・この日は函館グリーンホテルに宿泊です。贅沢な旅をしてきたので、ここでちょっと安めの宿をチョイスしました。あっという間に北海道旅行最終日。この日は快晴で、函館山も美しく見えていました。少し町を散歩してみることに・・・
30Oct
- 増毛を歩く
  留萌本線の終点、増毛駅にやってきました。なんとも哀愁漂う終着駅です。駅舎は木造で良い雰囲気。まるで昭和にタイムスリップしたかのようですね。実はこの増毛。高倉健さん主演の映画「駅～ＳＴＡTION］のロケ地でもあるのです。駅前には映画に使われた建物が、いろいろとありました。こちらは旧富田屋旅館。残念ながら今は廃業しています。そして風待食堂は、観光案内所になっていました。この町に来たのは初めてなので、列車の時間まで、少し散策をしてみることにします。増毛町は明治時代から大正時代にかけて、鰊漁で大変賑わったそうです。今でもその繁栄をしのばせる建物が残っていました。こちらは旧商家丸一本間家です。明治時代から営業を続けてきた呉服商という事ですが・・・。見学ができるのでお邪魔しました。いや～、増毛でこれだけ見事な呉服店舗があったなんて。驚きますね。奥の方には店の主の屋敷もあり、これがまた立派でした。明治の北海道にこれだけの邸宅を建てたなんて、相当なお方ですね。まぁ、それだけ増毛が賑わっていたのでしょう。商家に飾られている写真からも、当時の熱気が伝わってきました。他にも増毛には、北海道最古の酒蔵もあるみたいです。今回の散策で、増毛町が歴史的にも文化的にも、いかに価値の高い町であるかが見えてきました。駅への帰り道。海沿いを歩いていたのですが、日本海の厳しい荒波が目につきました。この荒波こそが、鰊漁で盛衰した増毛の激動の歩みをあらわしているようでした。
29Oct
- NHK連続テレビ小説「すずらん」の舞台
  留萌本線に乗って、深川駅から１５分。石狩沼田駅に到着しました。ここで一旦下車をしてみることに。石狩沼田はかつて札沼線の終点でした。その名残もあってか、駅舎はなかなか立派です。しかし、ふらっと石狩沼田の町を歩いてみましたが、人通りも少なく寂しいものでした。地方の厳しさを肌で感じますね。石狩沼田駅から、普通列車に乗っておよそ１０分。今度は恵比島駅で下車しました。この駅は、私にとって思い出の駅です。ここは１９９９年に放送された、ＮＨＫの連続テレビ小説「すずらん」の舞台になった場所。物語の明日萌駅がそのままセットとして残っています。今では「あまちゃん」が人気ですが、私はこの頃、毎日「すずらん」にはまっていました。ちょうど生まれ故郷の北海道を出て東京にいた頃で、故郷への寂しさからか、これを見て北海道を懐かしんでいました。明治・大正時代の雰囲気を再現した駅ですが、ドラマの中の駅長さんが、今でもこの恵比島駅で働いています。もちろん人形ですが・・・そして主人公の萌。ここに来ると、ドラマを熱心に見ていた頃に、戻ったかのような・・・そんな気持ちに浸れます。このように今でもドラマのセットが残っているのですが、ドラマ終了から１０年以上経ったこともあり、訪れるお客さんはほとんどいませんでした。ちょっと寂しいですね。というより、今後が心配です・・・セットが残っているのは駅だけではありません。駅長さんが住んでいた家や・・・駅前の中村旅館もまだまだ健在です。そして旅館の中に入ることもできて、ドラマのセットなどが見学できます！北海道の鉄道を舞台にしたＮＨＫ連続テレビ小説「すずらん」実はまだＤＶＤ化がされていないんですよね～是非また見たい名作です。
28Oct
- 網走を歩く
  網走監獄を見学した後は、近くのオホーツク流氷館へ。ここでは流氷に関する様々な展示が楽しめました。この辺りは天都山といい、比較的標高が高い場所なので見晴らしも良いです。展望台からは網走湖が一望できました。道東の自然も雄大ですね。天都山を降りて、網走市街地にやってきました。中心部は網走川沿いに広がります。中心街を歩きましたが、やはり網走でも中心部の空洞化は進んでいるようです。活気は見られませんでした。そのまま網走港へ。冬になると流氷が押し寄せ、ここから流氷粉砕線「オーロラ号」が出港します。気付けば夕暮れ。時間は午後５時半ですが、日本のかなり東ですので、日が沈むのが早いです。今夜の宿は北海ホテル。翌日は早朝から出発するので、この日は早く寝ました。北海道旅行５日目の朝。この日は午前５時半に起床し、そのまま網走駅へ。午前６時２３分発の特急「オホーツク２号」で、網走をあとにします。朝一番の列車という事で、さすがにガラガラでした。でも、席を独占できるので、これぐらい空いていると気持ちがいいものです。オホーツクに揺られて４時間。道央の深川駅に到着しました。しかしまぁ、オホーツクは時間がかかりますね。ここで留萌本線に乗り換えです。この日は終点の増毛を目指しました。
27Oct
- 網走番外地へ
  釧路市内を一通り歩いた後は、駅前の和商市場へ。ここでは、好きな刺身を選んで盛りつける「勝手丼」を注文しました。太平洋の海の幸が満載～。いや～、贅沢な朝食ですね。そのまま午前９時台の快速「しれとこ」で、網走へ向かいます。ｌこの日はほとんど寝ていなかった事もあり、車内では爆睡し、気付けば網走に着いていました。なんと３時間近く寝ていた事になります・・・旅の疲れが出たのでしょうか。さて、久しぶりの網走ですが、今まではほとんど素通りしていたので、今回はじっくりと市内観光をする事にしました。早速駅前からバスに乗って移動です。到着したのは博物館・網走監獄です。明治時代に作られた網走刑務所の建物を、保存・公開している施設です。一度来てみたかったんですよね～。高倉健さんの映画「網走番外地」で、すっかり有名になりましたよね。こちらの五翼放射状舎房は、囚人たちが収監されていた施設で、国の登録有形文化財にも指定されています。ここを訪れると、当時の囚人の生活などがわかるのですが、獄舎内を歩くというのは、、ちょっと不気味な感じですね。特にマネキンなどで、いろいろと再現されているのがなんともリアル。他にも面会所や、浴室、食堂まで、様々な施設が見学できます。明治の囚人達の様子がわかる、貴重な博物館ですね。監獄食なんてのもありました。実際に囚人が食べていたメニューを６００円で頂けます。ご飯に魚にみそ汁と・・・意外に豪華なんですね（笑）普通に美味しかったです。
26Oct
- 深夜の釧路
  札幌から特急「スーパーおおぞら」に乗って釧路へ。途中、鹿の衝突なんかがあり、終点の釧路に着いた頃には日付が変わっていました。深夜の釧路駅は初めてです。静かな改札口。乗車案内の列車はもうありません。さすがにこの時間の釧路駅には、人の姿はほとんどありません。そのうちに駅舎も閉まりました。駅前のメイン通りも、いつも以上に寂しく見えます。今日はホテルを取っていなかったので、ふらふらと繁華街に向かって歩くことにしました。釧路の飲み屋街「末広」はタクシーがたくさん泊まっていて、少し賑やかな雰囲気。本当は海の幸でも食べたいところですが、時間が時間なので・・・今宵は近くの「ホテルパコ」の温泉で、時間を潰すことにします。温泉に入って休憩室で仮眠し、翌朝５時にホテルを出ました。本日は雨模様ですが・・・釧路に来たからには寄りたいところが、たくさんあるんです。まずは幣舞公園。夜明け前の幻想的な幣舞橋には感動しました。そして徒歩で１０分。春採湖もかかせません～。かつてこの辺りに住んでいた事もあり、釧路に来ると必ず足を運ぶんですよね～。朝もやの湖。夏の釧路らしい光景ですね。これだけ霧が似合う街はありませんよね～春採湖のそばには、立派な建物が特徴の釧路市立博物館。ここもよく訪れていました。私の歴史好きの原点はここかもしれませんね。ついでに、かつて住んでいた家も訪れました。釧路市緑ヶ岡６丁目です。実は今はもう取り壊されているんですよね～そして我が母校。清明小学校。建て替えられてきれいな校舎になっていました。時代はすっかり変わりましたね。この場所に来ると、昔の自分に出会える気がします。ちょっとしたアルバムのようなものでしょうか。
25Oct
- ラベンダーの季節
  ２００９年の北海道旅行３日目。前日に帯広から札幌へ戻ったばかりですが、足を休めません～。この日は札幌駅から特急「フラノラベンダーエクスプレス」に乗車。富良野駅へ向けて出発です。リゾート列車のクリスタルエクスプレス。前から乗ってみたかったのですよ～。２階席はボックス席のような形になっていました。自由席なのに、ちょっと贅沢な富良野までの移動です。ディーゼル特急に揺られながら、富良野までおよそ２時間。到着した頃には素晴らしい天気になっていました。今はちょうどラベンダーが美しい季節。一面のラベンダー畑が見たい！！という事で、やってきたのはファーム富田。このあたりでは知らない人はいない観光農園です。園内では春から秋にかけて四季折々の花が楽しめるのですが、特にラベンダー畑は見もの！入園無料というのも嬉しいですよね。こちらは２００８年にオープンしたばかりの、ラベンダーイースト。上富良野町にあります。いや～、ここまで一面に広がるラベンダーを見たのは、初めてかもしれません。感動しました。このあたりはメロンの産地でもあります。という事で、大地の恵みをいただきました～！かなりうまいです！！続いては中富良野町にある本家ファーム富田へ。これぞ北海道の風景ですよね。頭に「北の国から」のテーマ曲が流れます。それにしても、こちらのラベンダー畑も圧巻でした。北海道に来た！という実感を味あわせてくれます。さて、ラベンダーを楽しんだ後は、再び札幌駅へ戻ります。１９時５８分の特急「スーパーおおぞら１３号」いわゆる最終のおおぞらに乗って、釧路へ向かうことにしました。ちょっと強引な移動ですが、なるべく日中の移動時間を節約するために・・・釧路に着くのは深夜１２時前。さて、そこから何をしようか・・・実はノープランです（笑）