留萌本線に乗って、深川駅から15分。
石狩沼田駅に到着しました。
ここで一旦下車をしてみることに。
石狩沼田はかつて札沼線の終点でした。
その名残もあってか、駅舎はなかなか立派です。
しかし、ふらっと石狩沼田の町を歩いてみましたが、
人通りも少なく寂しいものでした。
地方の厳しさを肌で感じますね。
石狩沼田駅から、普通列車に乗っておよそ10分。
今度は恵比島駅で下車しました。
この駅は、私にとって思い出の駅です。
ここは1999年に放送された、
NHKの連続テレビ小説「すずらん」の舞台になった場所。
物語の明日萌駅がそのままセットとして残っています。
今では「あまちゃん」が人気ですが、
私はこの頃、毎日「すずらん」にはまっていました。
ちょうど生まれ故郷の北海道を出て東京にいた頃で、
故郷への寂しさからか、
これを見て北海道を懐かしんでいました。
明治・大正時代の雰囲気を再現した駅ですが、
ドラマの中の駅長さんが、
今でもこの恵比島駅で働いています。
もちろん人形ですが・・・
そして主人公の萌。
ここに来ると、
ドラマを熱心に見ていた頃に、
戻ったかのような・・・
そんな気持ちに浸れます。
このように今でもドラマのセットが残っているのですが、
ドラマ終了から10年以上経ったこともあり、
訪れるお客さんはほとんどいませんでした。
ちょっと寂しいですね。
というより、今後が心配です・・・
セットが残っているのは駅だけではありません。
駅長さんが住んでいた家や・・・
駅前の中村旅館もまだまだ健在です。
そして旅館の中に入ることもできて、
ドラマのセットなどが見学できます!
北海道の鉄道を舞台にした
NHK連続テレビ小説「すずらん」
実はまだDVD化がされていないんですよね~
是非また見たい名作です。