No Travel No Life -15ページ目

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01Feb
- 石北本線から釧網本線へ
  朝の北見市街。知人の家は繁華街の近くにあったのですが、さすがに平日の朝ともなると静かな感じでした。北見駅で知人と別れ、午前８時台の普通列車で出発します。遠軽から来た２両編成の列車は、北見駅で切り離されて、網走までは１両編成となります。ゆっくりと鉄道旅の旅情を味わいますか！北見からおよそ１時間。終点の網走駅に到着しました。冬の網走駅には哀愁が漂っていますね～。降り積もる雪がそうさせてくれているのでしょうか。ここで少し時間が空きました。といっても、駅前に時間を潰すところがないので、駅の待合室でひたすら待つことに・・・今度は午前１０時の快速「しれとこ」に乗って、いざ！釧網本線へ！列車は網走駅を出発すると、冬のオホーツク海を眺めながら進みます。まだ流氷は来ていないみたいですね。途中清里町駅で、列車交換のため長時間停車しました。寒さを我慢しながら、ちょいと外へ出てみることに・・・現在は無人駅になっていて、駅舎も駅前も静寂に包まれていました。でも国鉄時代を思わせる駅舎は、なかなか味がありますね。今では少なくなりました。清里町駅からおよそ１時間。本日の目的地である摩周駅に到着です！今日はここである方と待ち合わせ。一緒に道東を観光することになっています。さて、どんな旅になるのでしょうか！？
31Jan
- 生田原温泉で一休み
  特別快速「きたみ」に乗って、旭川から２時間半。北見に向かう前に、いったん生田原駅で下車します。降りた瞬間・・・強烈な寒さが襲いました。これが道東の冬。キリっと肌が痛いような寒さです。到着した時には午後５時半を回っていて、辺りはすでに真っ暗になっていました。それにしても生田原駅は立派ですね～。図書館も併設されているそうです。まるでヨーロッパのお城のような雰囲気だ・・・駅舎は立派なのですが、駅周辺は閑散としていました。この時間になると、歩いている人はほとんどいませんね。まぁ、これだけ寒いとさすがにいないか・・・。駅から歩いて５分のところに、オススメの温泉があるんです。「生田原温泉ホテルノースキング」こちらも駅に勝るとも劣らない立派な建物。天然温泉の公営宿泊施設になります。日帰りの入浴料は大人１人５００円。露天風呂はありませんでしたが、広い湯船の内湯はなかなか良いお湯でした。いや～、癒された～。今度はゆっくりと泊まってみたいものです。１時間ほど温泉を楽しみ、体がポカポカになったところで、生田原駅に戻ります。そして本日の目的地である北見へ向けて、特急オホーツク５号に乗車しました。いや～、さすが特急！乗り心地が最高ですね。席が空いていたので、足を伸ばしてゆっくり過ごしました。思わずうとうと・・・午後７時半すぎ。北見駅に到着。特急オホーツクを見送った後の北見駅は、夜の静けさが包んでいました。こういう北見駅もいいものですね～。さて、この駅で学生時代からの友人と再会しました。今夜は友人宅に泊まります。それにしても北見は寒い寒い・・・気温は氷点下１０度・・・。桁が違うなぁ・・・この日の夜は、友人と一杯やりながら昔話に花を咲かせました。イルミネーションがきらりと輝く北見の夜です。
30Jan
- 新しい旭川駅
  新十津川駅から歩いておよそ５０分。ようやく滝川市街に入りました。やはり歩くと結構大変です・・・冬だったので雪が多くて・・・滝川駅は相変わらずでした。私が初めて訪れた２０年ほど前から、そんなに変わっていません。人通りも少なく、寂しくなりましたね。ここから特急「スーパーカムイ」に乗って、次は旭川を目指します。滝川からおよそ３５分。終点の旭川駅に到着です。高架駅になった旭川駅に、初めて降り立ちました。いや～、驚きました。全く別の駅に見えますね～。帯広駅というよりは、札幌駅に近い大きさ。ただ・・・人の数は札幌と比べるとかなり少なく、むしろがら～んとして寂しげな印象です・・・。改札口もきれいになっていました。ただ・・・人が少ないとやっぱり寂しい・・・まだこの時は、新駅舎が完成していなくて、出入り口は旧駅舎を使用していました。かつての旭川駅ホームを渡って、改札口へ向かいます。今は取り壊されてしまいましたが、やっぱり昔のままの旭川駅を見るとほっとしますね。旭川は北海道第二の都市。駅に降りる度に「大きい街だな～」と思っていたのですが、今では人口が減っているようで・・・時代は変わりました。さて旭川から、さらに東を目指します！特別快速「きたみ」に乗って、いざ道東へ！！
29Jan
- 札沼線（学園都市線）を完乗！
  ２０１０年の年末。北海道小樽にて。祖父の葬儀が一段落したので、鉄道旅を敢行する事にしました。目的の一つは学園都市線に乗ること。これまで札幌～太平間は乗った事があったのですが、全線完乗はまだ未達成でした。そこで今回の旅は、札幌駅の１０番ホームからスタートです。終点の新十津川駅を目指します！今は電化されていますが、当時はまだ非電化。ディーゼル音を響かせながら札幌を出発しました。桑園駅を過ぎると、函館本線とお別れです。車窓から見る札幌の住宅街。新琴似・・・篠路と、しばらくはベッドタウンを走り抜けます。札幌を出発しておよそ４０分。札沼線の中心駅である「石狩当別駅」に到着しました。ここで一旦乗り換えです。ここ、当別町は札幌の通勤圏という事もあり、近年急速に発展している街です。２０１２年からは、新千歳空港駅と直通の快速「エアポート」の運行も始まりました。石狩当別を出発すると、のどかな風景に変わります。ようやくローカル線を旅している感じがでてきました。札幌を出発してから、およそ２時間。終点の新十津川駅に着きました。札沼線を制覇です！新十津川駅は終着駅らしく、哀愁が漂うというか・・・寂しげな感じがあります。ポツンと駅舎があり、そしてホームには１両の列車・・・果てまで来ましたね～。さて、ここで引き返すのももったいないので、そのままＪＲ函館本線の滝川駅まで歩くことにしました。実はこの二つの駅は、３キロちょっとした離れていないのです。新十津川駅前から徒歩移動スタート！途中、石狩川を渡るのですが、川の雄大さ・美しさに思わず感動してしまいました。たまには歩いて自然を楽しむのも大事ですね！
28Jan
- 雪の函館から一気に小樽へ
  スーパー白鳥に乗って函館に到着しました。う～ん、やっぱり北海道は寒い～！！青森と違う寒さでした。函館は冬でも観光客が多いですね～。さすがといったところ。この街に着いたら、無意識に函館山を眺めてしまいます。今日は見えた！ラッキー！結構雲に隠れて見えない日が多いので・・・すぐさま特急「北斗」に乗り換えて札幌、そして小樽へ向かいます。雪のため列車が遅れて、小樽に着いたのは午後７時すぎ・・・長い旅でした。それにしても凄い雪ですね・・・。道路は完全に圧雪状態。函館よりも多いかもしれません。さすがにこの時間に街を歩いている人は、ほとんどいませんでした。でも雪の日の運河は本当に美しいのです。夜はライトアップされているし・・・オススメですよ～子供の頃、祖父によくこの運河に連れて行ってもらいました。私にとって思い出の場所。この町にもう祖父がいないのかと思うと、なんとも切ない気持ちになりますね・・・。
27Jan
- 新青森駅に降り立つ
  ２０１０年の冬。祖父が亡くなり葬儀のために、急遽北海道へ。始発の東北新幹線「はやて」に乗って出発し、新青森駅に到着しました。初めての新青森！まだ開業したばかりという事で、どこを見ても真新しさを感じる駅舎です。上野発の夜行列車、降りた時から～♪青森駅は雪の中～♪「津軽海峡冬景色」の歌が聞こえてきそうなぐらい、新青森駅は真っ白な世界に包まれていました。新青森駅は立派なのですが、駅前は空き地ばかりです。これからの発展に期待しましょう～新青森からは特急「スーパー白鳥」に乗って、函館駅を目指します。久しぶりの白銀の大地・・・楽しみだなぁ～。
26Jan
- 萩旅行最終日
  萩博物館を見学し終えると、最寄りのＪＲ玉江駅へ。ひっそりとした無人駅ですが、ここからいったん東萩駅へと戻ります。山陰本線のディーゼルカーに乗車！１両編成の列車で親近感がわきました。萩は田舎なんですね～。ステキ！私も田舎出身なので・・・ディーゼル列車に揺られておよそ１０分で東萩駅に到着です。心地良い速度と振動が癒されますね～。東萩駅に到着しました。萩の中心駅ではありますが、ひっそりとした感じです。ここから防長バスに乗って新山口駅に戻ります。萩ともお別れ・・・これだけ遠いと、次に来られる日はいつになるかわかりませんね。１時間半近くかかって新山口駅に到着。すでに日没を迎えていました。時間は午後７時ぐらいですが、この駅もひっそりとしています・・・夕飯は駅前の創作和食のお店で、山口県の海の幸をたっぷりと味わいました。まさに山口最後の晩餐！いや～でもフグはやっぱりクセになりますね。そのまま駅前のビジネスホテルに泊まり、翌朝の新山口駅前です。初めての山口・そして萩でしたが、本当に素敵な旅になりました。新幹線「のぞみ」に乗って長野へ。さようなら山口！いや～、でも念願の長州に行けて、歴史好きとしては感激でした！
25Jan
- 長州藩の面影残る萩の城下町
  高杉晋作の生家から歩いて５分ほどのところに、木戸孝允（桂小五郎）の生家があります。こんな狭い町内で、幕末のスターが２人も誕生していたのですね。維新の三傑とも言われる木戸。実家は藩の医者という事で、こちらもおぼっちゃまでした。羨ましいですね～（笑）入場料１００円で、生家を見ることができます。木戸家の周辺には、いまも風情ある白壁の塀が残っています。まるで屋内博物館のような感じ。この町内に、幕末の志士ゆかりの寺があるそうです。ということで、円政寺にやってきました。境内には神社もあり、入口では鳥居が出迎えてくれます。入場料は２００円。今でも長州藩の提灯をぶら下げていて、存在感がありました。この寺で勉学に励んだのが、高杉晋作と伊藤博文です。つまり円政寺が、時代を変えた発想を養った場ということですね。高杉たちはこの木馬を触って、よく遊んでいたそうです。私も２人にあやかって木馬を触ってみましたが、今のところ特に出世はしていません（笑）たっぷりと歴史散策を楽しみ、最後に立ち寄ったのが萩博物館です。萩は「江戸時代の地図がそのまま使える町」を目指していて、町全体が博物館・・・つまり「まちじゅう博物館」として売り出しているのですが、この建物が中核的な存在になります。２００４年にできたばかりの建物は、木のぬくもりがあふれるものとなりました。萩の様々な歴史がここで学べます。それにしても萩って、散歩が楽しい町ですね。歴史ある建物が多いし、水辺の風景もまた美しい。２日じゃ足りない魅力がありました。
24Jan
- 高杉晋作の生家
  萩が生んだ幕末のスター！高杉晋作。住宅街の真ん中に立派な銅像がありました。最近作られたそうで、まだまだ高杉の人気が根強い事が伺えます。いよいよ高杉晋作の生家へと向かいましょう。萩市内の菊屋横丁の一画にあります。さぞかし貧しい家屋かと思いきや・・・中級武士の出という事で、意外にも裕福な少年時代だったようです。庭には高杉の産湯に使用された井戸。家の敷地に井戸があるくらいですもん。もう～おぼっちゃまですね。幕末に奇兵隊を組織して、日本の近代化に貢献した高杉。生家はそんな彼の生涯がわかる、ちょっとした資料館になっていました。高杉家をあとにして、旧御成道に出てみます。江戸時代、この通りが萩のメインストリートでした。商家が建ち並び賑わっていたとか・・・今では土産店や萩焼の店が並び、観光客で賑わうスポットとなっています。かつては造り酒屋として繁盛した「旧久保田家住宅」にお邪魔してみました。入場料は１００円。ちょうど生け花展が行われていました。床の間に飾られた生け花。和室の設えも良いですし、やっぱりこういう風情のある場所に、生け花はよく合いますね。続いては菊屋家住宅へ。菊屋家は長州藩の御用商人を務めていた商家で、江戸初期の建築です。敷地には大庭園が広がり、商人の家とは思えないぐらい立派。もう大名庭園ですよ！入場料は大人１人５００円と他の場所と比べても高い・・・。しかし、室内から見る日本庭園は格別です。京都に来ているのかと錯覚するぐらい・・・幕末には坂本龍馬も訪れたそうです。龍馬が絵付けした茶碗も展示されていましたが、残念ながら撮影は禁止でした・・・しかしまぁ、立派なお屋敷でした・・・
23Jan
- 萩城を訪れる
  萩の観光名所の一つ、「萩城」にやってきました。江戸時代に長州藩の拠点であった場所。明治時代にほとんどが取り壊され、今では公園として整備されています。萩城は１６０４年に毛利輝元によって築城されました。以来、毛利家代々のお城として現代に伝わっています。入口には輝元像が・・・入場料は２１０円。石垣しか残っていないのに料金を取るんですね・・・（笑）まず目指したのは天守があった場所です。ベンチと基礎部分が残っていました。かつては五層五階の壮麗な天守閣があったようで・・・、世界遺産指定の時には、是非とも再建して欲しいものです。天守台からの眺望も抜群です。お城の最上階からは萩が一望できたのでしょうか・・・。城内には他にも、殿様が使っていた茶室など、いくつか城の名残があります。この花江茶亭では、実際に茶会も開かれるそうです。そして毛利家の５人を祭った神社もありました。長州藩の家紋が目立ちますね。はるばる山口県まで来たんだな～と実感させてくれます。萩城の特徴としては、目の前に指月山。そして城のすぐ脇には海が広がっている事です。まさに天然の要塞！凄いところに城を築いたんですね～。長州藩の名城をたっぷりと堪能させて頂きました。続いては萩城を出て近くにある「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」へ行きました。かつての毛利家家臣の詰所が保存されている、貴重な建物です。城は壊されたのに、よくぞ現代まで残ってくれました。詰所で萩城の模型を発見！こんなに大きな城だったんですね・・・。消えてしまった萩城の姿が、よみがえったようでした。
22Jan
- 北門屋敷での朝
  萩の北門屋敷に宿泊して、翌朝は午前６時過ぎに起床しました。旅行に出ると、急に早起きができるようになります。不思議なものですね・・・まずは中庭をぶらぶらとお散歩。そして朝風呂という贅沢です。誰もお客さんがいなかったので貸切状態でした。夜ではよくわからなかった庭園風呂の魅力が、凄く伝わってきます～。午前７時過ぎに、朝食のお時間がやってまいりました。北門屋敷内の逍遥亭という場所で頂きます。中に入ってビックリ！モダンな階段が目を惹きました。まるで貴婦人が降りてきそうな・・・前日の夕食会場とはまた違った、レトロな空間で食事が待っていました。最初は少し落ち着かない感じもありましたが、慣れてくると心地よいものです。それでは北門屋敷の朝食をいただきましょう。部屋の雰囲気とは違い純和食という感じでしたが、ご飯の美味しさ、野菜の美味しさは、感動するものがありました。萩に来たら、またこの宿に泊まりたいものです。さて、北門屋敷をチェックアウトして、萩の観光をスタートさせます。町を歩くと、至る所に塀と石垣が残っていて、江戸時代にタイムスリップしたかのような印象でした。こちらの鍵曲（かいまがり）は、道を「鍵の手」のようにくねくねと曲げて、迷路に迷い込んだかのような通りになっていますが。敵を侵入させない工夫だそうです。そして塀から夏ミカンの木が顔をのぞかせます。これは明治になって、生活に苦しむ士族達を救済するために、夏ミカンの栽培が奨励されたためです。萩の町を歩いていると、いたるところで夏ミカンの木を目にしました。そんな萩は三角州の中にあるため、町は川に囲まれています。水路がたくさんある様は、まるで水の都ベニスのような雰囲気。これがまた萩の格式を上げている気がしますね。そんな萩を世界遺産に！という声が地元でも多いそうです。でも十分にその資格はあると思いますが・・・
21Jan
- 萩で過ごす贅沢な一夜
  松陰神社を観光したら、もう夕暮れ。という事で、今夜の宿へ向かうことにしました。やってきたのは北門屋敷。いや～、門からすでに高級感が伝わってきますね。こちらはかつて毛利家の屋敷でした。江戸時代の風情が残る宿で、ガイドブックの情報では、萩で一番オススメだそうです。外観は和風建築ですが、ロビーは意外にも「洋」のテイストでした。今夜はちょっと奮発して、贅沢な気分に浸ろうと思います。高級旅館ならではのウェルカムドリンク。まずはロビーでゆったりとくつろいで、旅の疲れを取ることにしました。いよいよお部屋に案内されます。今回はさすがに一番安いタイプの部屋にしたので、内装はシンプルな感じですが、中庭がついているのが嬉しいですね。中庭に出て夕涼み。城下町「萩」を十分に楽しめる空間でした。それでは、お待ちかねの夕食といきましょう！レストランは和風というよりは、モダンな感じの設えですね。凄く気品があふれる雰囲気。夕食のメニューは美味しそうな牛肉に・・・、なんといってもフグ！！！刺身と白子は抜群の旨みでした。やっぱり山口に来たからには、フグを食べなければ帰れません～！！満腹になったところで、今度は自慢の温泉へ。庭園露天風呂は格別でした。風情満点で、体の中から疲れがす～っと抜けていく感じ。食事に温泉にと、山口県萩で最高の一夜を過ごしました。
20Jan
- 長州藩のお膝元「萩」
  ２０１０年の秋。３連休が取れたので、山口県の萩に出かけてみる事にしました。萩といえば長州藩の拠点で、幕末には多くの志士がこの町で生まれました。歴史好きにとっては、いわば憧れの町の一つです。しかしまぁ、長野からだと遠い・・・遠い・・・。名古屋まで特急で３時間。そこから東海道・山陽新幹線に乗って３時間。朝一番の列車で出発して、新山口駅に着いたのがお昼すぎ・・・かつては小郡（おごおり）駅と呼ばれていましたが、２００３年に「新山口」と改称しました。ここから県庁所在地の山口市内までは、少し距離があるのですが、今ではこの駅が山口県の玄関口となっています。萩はここからさらにバスで１時間半・・・防長バスで東萩駅行きに乗ります。辛抱強く移動しましょう。ここから山越えなので、道中はのどかな景色が広がっていました。最初は癒されていましたが、特に変わり映えもしないので、１時間半の移動がちょっと長く感じるかも・・・午後２時すぎ。ようやく東萩駅に到着しました。萩の中心駅でもあります。長野からおよそ８時間・・・ようやく着いた～！！萩市は人口５万人ほどの小さな町です。町を歩いていても非常にのどかな感じでしたね。三角州の中に町があるので、周りを川に囲まれています。さて、さっそく観光をスタートさせましょう。東萩駅から歩いて１５分。最初の訪問地は松陰神社です。萩が生んだ幕末の有名な志士、吉田松陰を祭っている神社になります。おみくじを引いたら「大吉」でした！松陰様に感謝！感謝！幸先の良いスタートですね。吉田松陰は幕末に、この場所で私塾である「松下村塾」を開き、人としてどう生きるべきか？国家とはどうあるべきか？など、様々な事を門下生に教えていました。その松下村塾が残っています。松陰は江戸幕府から睨まれて投獄され処刑されたので、結局、１年ちょっとしかこの塾を開いていません・・・しかし、松陰が育てた門下生には、高杉晋作、久坂玄端、初代総理大臣・伊藤博文など、その後の時代を動かす若者たちがたくさんいました。この場所でみんな学んでいたんですね・・・まさに松下村塾が明治維新の原動力になったのです。松陰神社の境内には、吉田松陰が残した書や物品などが展示されている「至誠館」などの施設もあります。残念ながら撮影禁止でしたが、松陰の功績をしのばせる貴重な品々がたくさんありました。
19Jan
- 憧れのロンドン散歩
  ビートルズツアーが終わり、午後は２階建てバスに乗ってロンドン散策へ。ロンドンといえばこの赤いバス。これに乗るのは、ちょっとした憧れでした。もちろん２階席へ。なかなか眺めがいいですね～。少し乗っただけですが、なんでしょう！？このあふれる感動の気持ちは・・・。さてさて、昼食がまだでした。バスを降りて、ハイドパーク近くのレストランで頂くことに。赤レンガの洒落た建物です。ウインナーとジャガイモのスープを注文！これが絶品でした！肉もうまかったし、スープもビーフシチューのような感じ。イギリス旅行最終日にして、一番うまいイギリス料理に出会いました。昼食を終えて、ハイド・パークを散歩します。ロンドン市民憩いの場でもあるこの公園。もちろん名前は聞いたことがありました。ハイドパークを散策なんて・・・贅沢な時間です。ハイドパークを抜けると、バッキンガム宮殿に到着しました。エリザベス女王がお住まいの場所。まさにイギリスの心臓部ですね。宮殿の上に旗が掲げられていなかったので、女王は本日、ご不在ということでした。宮殿の前で近衛兵を発見！独特の帽子がなんともチャーミングですね。バッキンガム宮殿をあとにして、いよいよロンドンの象徴でもあるビッグベンへ。興奮も最高潮です！ロンドンを制覇した気持ちになりました（笑）そこからテムズ川沿いを歩き、かつては世界一の大きさの観覧車であった、ロンドンアイが見えてきました。今回は時間の都合で乗る事はできず・・・楽しかった時間はあっという間に過ぎて・・・ヒースローエクスプレスに乗って空港へ向かいます。ロンドンの一大ターミナルであるヒースロー空港。ここから日本に帰ります。帰りはＪＡＬ便で。ヨーロッパで滞在した１０日間。海外旅行は１０年ぶりでしたが、今回の旅で本当に刺激的に感じられて、もっと世界を見たい！と思うようになりました。そういう意味でこの新婚旅行は、私の世界へ旅の第一歩とも言えるでしょう・・・そんな思い出を胸に・・・ロンドンを出て１２時間。無事に成田空港に到着しました。
18Jan
- ロンドンでビートルズツアー
  ヨーロッパ旅行は１０日目の朝を迎えました。まだ薄暗いリヴァプールの駅から、特急列車に乗ってロンドンへ。さよならリヴァプール！！本日はロンドンでのビートルズツアーという事で、駅でガイドさんと待ち合わせをして、そのまま地下鉄に乗ってセント・ジョンズ・ウッド駅に到着しました。この駅から歩いて１０分のところに、ビートルズがレコーディングで使っていたアビーロードスタジオがあるのです。今でもビートルズのメロディが聴こえてきそう・・・そしてスタジオの前には、世界一有名な横断歩道がありました。ビートルズのアルバム「アビーロード」のジャケットで、４人が横断歩道を歩いている写真は、きっと世界中で知られていることでしょう。それが彼らの最後のアルバムになるとは・・・今でもファンが訪れて、横断歩道で記念写真を撮っていました。もちろん、私もパチリ・・・ガイドさんがふと写真を取り出しました。アビーロードで撮影をしている時の、ビートルズのオフショットです。確かに４人はここにいたんだ・・・凄い場所に来ているんだ・・・そう思わせてくれる一枚です。続いてはロンドンのメリルボーン駅にやってきました。ビートルズの主演映画「ビートルズがやって来る！ヤァ！ヤァ！ヤァ！」の撮影が行われた場所です。駅構内を散策していると、美味しそうなミートパイが売られていました。香りに誘われて、つい１つ購入・・・外はカリっと、中はホクホク・・・。食べ歩きにはもってこいの美味しさでした。イギリスの食事はマズイとよく言われますが（笑）そんな事はないと思いますよ～。ここから再び地下鉄に乗って、今度はピカデリーサーカスの広場に到着しました。さすがロンドンでも有名な広場。賑わっていますね～。ピカデリーサーカスから歩いて１０分。次の見学場所は「サヴィルロウ」です。こちらもビートルズファンにはたまらないスポット。私も興奮しました・・・ビートルズ自ら立ち上げたアップル社。その本社ビルがここにあり、このビルの屋上でビートルズは最後のライブを行いました。まさに伝説の場所なのです。あれからおよそ４０年。今では当時の喧騒が嘘のように静まり返っていました。
17Jan
- リヴァプール最終日
  ヨーロッパ旅行９日目。そしてリヴァプール最終日となりました。旅に出ていると、時間が過ぎるのがあっという間ですね。マリオットホテルで朝食を食べて出発します。この日はタクシーに乗って、リヴァプールの郊外へ向かいました。イギリスのタクシーは、クラシックカーの雰囲気があってステキですね。やってきたのは、とある墓地。それにしても今日は天気が良くて清々しい。ここに眠っているのが、ジョンレノンの母・ジュリア。実はここにジョンも眠っているかもしれないのです。ジョンレノンの墓は掘り起こされないように非公開となっていますが、「イギリスのどこかにある」とオノ・ヨーコは話しています。おそらく最も愛した母のもとに一緒にいるはず・・・というのがファンの間の定説。ビートルズの曲にどれだけ救われたか・・・改めてジョンに感謝の気持ちをこめて祈りました。墓参りを終えた後は、リヴァプール港にある観覧車へ。これに乗って美しい港町を眺めてみましょう。リヴァプール港のシンボルであるアルバートドッグ。そして雄大なマージー川に、遠くには三美神の建物が・・・この観覧車からは、リヴァプールが全て見られます！いや～、本当に感動しました！港を歩いていると、潮風がなんとも心地いいですね～。お腹も空いてきたので、いったん街中に戻って昼食を楽しむことにしました。お昼は・・・ステーキとフライドポテトです。そして妻はツナのサンドイッチ。イギリスのメニューはシンプルでした。これで一つ１０００円ぐらいしますからね・・・物価はちょっと高いかな～。食後にはスコーンを頂きました！いわゆるイングリッシュ・ティータイム。本場のスコーンはなかなか美味しかったです。午後は様々なライブハウスやコンサート会場で、ビートルズのコピーバンドのライブを楽しみ、あっという間に夕暮れを迎えました。これでリヴァプールともお別れ・・・充実した滞在となりました。
16Jan
- 世界遺産リヴァプールの美しさ
  ビートルズストーリーを楽しんだ後は、再び港周辺をぶらぶらと歩く事にしました。赤レンガの倉庫が並び、かつて港湾都市としての繁栄を偲ばせるエリアです。付近にもう一つ、ビートルズ関連の施設があります。ビートルズストーリーの別館「ＦＡＢ４Ｄ」です。一階はリヴァプール関連のインフォメーションセンター。そして２階へ続く階段には、ビートルズの名曲が刻まれていました。ファンには一歩一歩踏みしめるのがたまりませんね・・・。２階は主にグッズショップ。街中で見た商品ばかりだったので、ここでは購入を控えました。こちらにもちょっとしたミュージアムが・・・。ビートルズ関連の記念レコードなどが、展示されています。そして気になるアトラクションが・・・ビートルズの世界をアニメで体感しようというもの。３Ｄメガネをかけて、大型スクリーンに映し出された映像を楽しみました。上映途中に水が飛んできたり、フルーツの香りがしたり・・・、椅子がガクンガクンと揺れたり・・・。３Ｄならぬ、まさに４Ｄな体験でした。まるでディズニーランドのフィルハーマジックですね。かといってビートルズが出てくるわけでもなく。本当に幻想的なアニメで、斬新な経験でした。さて、ＦＡＢ４Ｄを楽しんだ後は、もう少しリヴァプール港を見学します。港にはリヴァプールの象徴ともいえる建物が３つありました。こちらは「ロイヤル・ライバー・ビルディング」およそ１００年前に建てられた保険会社のビルだそうです。圧倒的な美しさですね。この建物のおかげでリヴァプールが世界遺産に指定されているんだな～と実感しました。そしてリヴァプール港管理会社の、「ポート・オブ・リヴァプールビル」こちらも大聖堂のような壮麗さ。最後は、キュナードビル。残念ながら改装中でした・・・。この３つを合わせて、「リヴァプールのスリーグレイス（三美神）」と言うそうです。今度来る時は全景が見られるといいなぁ・・・そうこうしているうちに、あっという間に夕暮れを迎えました。街には人があふれ、ビートルウィークも終盤です。警察官も大勢来て、街の警備にあたります。しかしまぁ、凄い人、人、人・・・通りが歩行者天国になり、人で埋め尽くされました。ビートルウィークも最高潮です。本当は夜遅くまで楽しみたいところですが、翌日も早いので、中華料理屋でご飯を食べて、この日はホテルに戻りました。
15Jan
- 東京ミッドタウンから赤坂へ
  やってきました！東京ミッドタウン！２００７年にオープンしたばかりの東京新名所の一つ。高さ２４８メートルは、東京で最も高いビルです。この高いビルは「ザ・リッツ・カールトン東京」で、もちろん泊まれる訳がなく・・・ショッピングエリアをぐるぐると巡りました。平日という事で、人はまばらでしたが、気になるお店がたくさんありましたね。そしてフロア内もスタイリッシュな感じでステキ。時間がないので、次は赤坂へ。この町といえば・・・このテレビ局でしょうね。ＴＢＳです。そしてＴＢＳのお膝元である赤坂サカス。こちらも２００８年にオープンしたショッピングエリアです。東京は本当に凄い・・・遊べるところが本当にたくさんありますね。そのまま永田町にある日枝神社に到着しました。都会のど真ん中にある大きな鳥居。初詣の人で大変な賑わいでした。神社にいるのはビジネスマンばかりという、田舎者からすると見慣れない光景・・・さすが東京のオフィス街ですね。神社から少し歩いて、グランドプリンスホテル赤坂の近くにも立ち寄ります。２０１１年に閉館して、現在はまた再開発工事が行われていました。また一つ、東京の新名所が誕生しそうです。かつての江戸城の外堀を通って・・・高級ホテルの御三家「ホテルニューオータニ」の外観を見学して、東京出張が終わりました。まだまだ見所がつきない、大都市・東京！機会があれば、今度は銀座なんかも巡ってみたいです。
14Jan
- 新宿から乃木坂方面へ
  新宿副都心の高層ビル群を楽しんだ後は、新宿中央公園をぶらりと歩いてホテルに戻ることにしました。都庁のすぐ裏にある公園で、区民の憩いの場になっています。こちらには、なんとナイアガラの滝が！？ユニークですね～。思わず笑ってしまいました。さらに白糸の滝まで！？滝巡りをしたい方にはオススメです（笑）さて時間が来たので、そのまま京王プラザホテルへ。本日のミニ東京散歩はこれで終了です。それにしても気品あふれるホテルでした。ロビーの雰囲気が特に好きですね。翌日は東京滞在の最終日。この日のミニ散歩は、明治神宮外苑からスタートしました。外苑の見所は、なんといっても国立競技場でしょうね！１９６４年、ここで東京オリンピックが行われました。２０２０年もこの場所で、オリンピックの開会式が予定されています。現在は改修工事中という事で、いったいどんな姿になるんでしょうかね。外苑から、今度は乃木坂方面へ歩いていきます。途中で古風な建物を発見！ビルに囲まれた中で逆に目立っていましたが・・・。ここは、なんと明治の軍人、乃木希典（のぎまれすけ）の自宅でした。東京でこんな歴史スポットに出会えるとは・・・小説「坂の上の雲」でも登場した乃木。現在は自宅を保存し、公園として整備しています。自宅の敷地内には馬小屋までありました。ちなみに・・・乃木坂の由来は、乃木希典からきているそうです。まだまだ東京には、隠れた歴史スポットがたくさんありそうですね～。
13Jan
- 新宿副都心の超高層ビル
  東京出張３日目。この日の空き時間は、新宿副都心を歩いてみることにしました。昭和４０年代から始まった再開発で、新宿駅西側には超高層ビルが建ち並んでいます。日本の摩天楼ですね。この中に展望台を設置しているビルもあります。新宿住友ビルディングもその一つ。日本で初めて高さ２００メートルを超えた高層ビルです。１９７４年に建てられているので、もう４０年近くなりますね。このビルの特徴は中央が吹き抜けになっていて、三角形の外観になっています。なかなかユニーク。４８階より上は飲食店が入っていました。こちらの展望フロアは５２階にあって、無料で入場することができます。しかし、展望できるスペースはほんのわずかで、都庁と初台方面しか見る事ができませんでした。なんとなく物足りない感じ・・・まぁ、しっかり見たい方は、飲食店を利用して下さい～との事でしょうか。消化不良の感じがあったので、再び都庁の展望台へ向かいます。こちらの展望台では、３６０度見渡せますからね。夜景も素晴らしかったのですが、昼間の東京も見てみたい～！！今度は南展望台へ。高さ２００メートルの展望フロアには、レストランや土産店などがあり、観光客でも十分に楽しめる場所だと思います。まずは新宿駅方面を眺めてみます～いや～、さすが！新宿！夜にはわからなかった、高層ビル群の迫力が伝わってきます。そして初台方面も見応え抜群！夜は光の海が広がっていましたが、昼間は建物がどこまでも・・・東京のシンボルもバッチリ見えます！東京タワーに六本木ヒルズ・・・遠くにはぼんやりと東京湾も。さらには東京スカイツリーまで、はっきりと見えました。新宿で展望を楽しむのであれば、断然都庁がオススメです。