純 の自己紹介
✴︎認知症グループホーム/常勤
✴︎介護福祉士 ユニットリーダー
✴︎介護支援専門員
✴︎介護支援専門員
✴︎実家の父は多発性骨髄腫(2023.8)
✴︎義実家の父も多発性骨髄腫(2024.2)
✴︎義実家の父も多発性骨髄腫(2024.2)
占いでみる個性を表す星たち→⭐️
認知症グループホームで働く
介護福祉士/四柱推命鑑定師&講師
純です
目はよく見えないけれど
トイレの場所もわかる
自分の食席もわかる
自分の部屋もわかっている
そんなDさんは
夜になると
ズボンを脱ぎリハパン一丁になる
リハパンとはリハビリパンツのこと
要は紙パンツね
時々リハパンも脱ぎ捨て
下半身露出して歩いてる
尿意はあるからトイレにも行くけど
寄る年波には勝てず
膀胱機能は年相応に?なり
自分の意思とは関係なく
尿はポタポタと落ちてしまうので
職員は後ろをついて掃除している
せめてリハパンは履いてください!と思うよねぇ
※昔は認知症の方の意思では
トイレに行けないように
背中チャックのツナギを
着せられていたりしていました。
ベッドから降りないように
4点柵をしていました
(ベビーベッドみたいなやつ)
いまは
身体拘束にあたるため
禁止されています
これは前置きね。
状況説明
ある日の夜
Dさんがリハパン一丁で部屋から出てきた
職員
「トイレですか?」
Dさん
無言で歩きリビングへ
職員
「まだ夜中だから部屋で休みましょう」
Dさん
無言で食席に座る
職員
座ったのを確認し他の業務に戻る
Dさん
おもむろに立ち上がり
歩き始め
テーブルの向かいのイスに
リハビリパンツ下ろして、すわったぁぁぁ
(お尻丸出しね)
なぁぜなぁぜ(もう古い?)
職員
「Dさん!!
そこはIさんの座布団の上ですから
パンツ脱いで座ると
Iさん嫌がりますよ!!!
リハビリパンツ履いてください!!」
Dさん
無言
動じず
立たず
動かず
男性は
年齢重ねても
動きが緩慢になっても
力は強い
特に認知症の方は
火事場の馬鹿力をだすので
職員が怪我をする可能性がある
職員諦める
しばらくすると
Dさんは
立ち上がり
自分でリハビリパンツを履き
また歩き始めた
そして
今度はソファへ。
いつもは他の女性が座っている場所を眺め
またしても
リハビリパンツおろして
座ったぁぁぁ
なぁぜなぁぜ(2回目)
ま、ま、まさか
これは!!!
もしや!!!!!
マーキング????
野生に還った???
マーキング【marking】 の解説
[名](スル)
1 しるしや
をつけること。「ペンで—する」
2
が、 のなわばりなどを示すためにしるしをつけること。 から出る分泌物をつける、ふんや尿を残す、爪あとをつけるなどの をとる。
その後しばらくして
Dさんは
おもむろに立ち上がり
自分でリハビリパンツを履き
部屋に戻って行ったのであった
お尻ついたところは
洗濯したのは
いうまでもありませんが
一応ご報告させていただきます
いやはや
生物として生きているという瞬間を
垣間見た気がしました
明日から2泊3日の
京都どすえ
迷わないよう全集中しますゆえ
更新滞ります