の自己紹介

✴︎認知症グループホーム/常勤

✴︎介護福祉士 ユニットリーダー
✴︎介護支援専門員

✴︎ひと味違う 鳥海流四柱推命鑑定師
 一般社団法人日本占道協会 鳥海流四柱推命鑑定師



✴︎実家の母は認知症
✴︎実家の父は多発性骨髄腫(2023.8)

占いでみる個性を表す星たち→⭐️

個性って人それぞれ。うちの家族で表すと→⭐️

➡️四柱推命的自己紹介






認知症グループホームで働く

介護福祉士/四柱推命鑑定師

純です














認知症になっても、本人は

悲劇のヒロインの脚本、主演、演出家としてパワフルに活動しています







今日の主役は

➡️ユーモアとエロの狭間で年を重ねる

喜劇(悲劇)ヒーローFさん






。。。。。





主演:Fさん

脇役:職員





Fさんは

若干気分の浮き沈みの激しい男性80代





気持ちの沈んでいる時は



動けない、食べられない

歩けない、起きられない

ないないづくしの冬眠状態

    





逆に気持ちが高揚している時は



・普段90度に腰曲がり、

 歩行器使用してズリ足状態が


→腰がシャキンと伸び

 歩行器を使わずにスタスタ歩いてきたり




・普段目が虚なのに


目が爛々として(目を見開いて)いたり




・普段オドオドしてるのに


威圧的になったり







高揚している時の方が要注意なのである



 




特に注意が必要なのは

Fさんの脳内物語






高揚している時のFさんは

様々なシチュエーションの中の自分に変化しているので






まずはそこを想像しなければならない






。。。。。


 




Fさん

足を組み、ふんぞりかえり、職員を手招きする



「ちょっと聞いていいかな。君たちの給与はちゃんと出ているのか?

僕は最近君たちに支払いをしてないよね?手元に現金がないから。」



職員

「いまのところきちんとお給料いただいております」



Fさん

ふんふん。

きちんと支払われとるようだな。

支払われなかったら言いなさい。

僕が伝えておくから





ある時は

我がグループホームの経営者




。。。。。




Fさん

「困ったなー

困ったなー

そろそろむかえにくるんだけど

なんで起こしてくれなかったんだよ💢」



職員

「今日はあちらの都合で中止になったそうです」



Fさん

「なんだよ!それなら先に言っておいてくれないと困るよ。こっちだって色々忙しいんだから



職員

「よく休まれていたので、後から伝えようかと」






ある時は

仲間とボーリングに行く

若かりし頃の自分




。。。。。






他にも何種類かのシチュエーションがあり

その設定に沿った、受け答えをしないと





怒りスイッチオン



 



泥沼にハマるため

職員は

想像、創造、妄想を駆使して





Fさんと対話する能力が必要なのだ






その昔

新人さんが受け答えを間違え

(嘘をつかずに正直に受け答えしただけなんだけど。)

Fさんに責められ、怒鳴られ

大泣きしたこともありました





新人さんが

何かを間違えたわけじゃない




ただ、Fさんが

そのシチュエーションではなかっただけなの。








職員はいかに主人公(認知症)の脇役になれるのかも重要な業務の一つなのである







↓この時はTさんとして登場してます

 読み返すと懐かしい

   Fさんも若かった。歩行器使ってなかったし。



➡️新人さんの夜勤その1


➡️新人さんの夜勤その2


➡️新人さんの夜勤その3   Fさん登場


➡️新人さんの夜勤その4 Fさんの心情








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