フジロック、そして本
フジロック、ほぼ東名阪ツアーのダイジェスト版と言っていいセットリストだった模様。まああの素晴らしい演奏は猛練習だったみたいだから、忙しい夏に違う曲は難しいでしょう。ツアー観れなかった人も多いし、いいんじゃないでしょうかね。ポコペンだけ違う曲「SEASON」をやったみたいですね。どんなだったんだろ。行ったかたはぜひ教えて下さい。
本出ますね。
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フィッシュマンズの歴史・音楽・発言の全貌が、今はじめて明らかに!
小野島大:編
『フィッシュマンズ全書 FISHMANS Chronicle(1988-)』
2006年9月下旬発売
A5判 400ページ 定価3360円(税込)
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全書というだけあって、かなりデータベースっぽいものになるのかな。内容的には歓迎です。頑張って下さい。400頁ってすごいよね。
昔キヨシロー本でこんなんありました。
「生卵-忌野清志郎画報」
これも内容はまさに資料集。でもギャグそのものな記事やダジャレも多く、わら半紙のような紙を使ってることもあり、巨大同人誌の趣き。全体の構成や体裁なんか無視!詰め込むだけ詰め込む、愛も笑いも。ファンがファンの為に作ったような清志郎への愛に溢れた本でした。
そして何の偶然かフィッシュマンズ全書と同じ総頁400頁です。CD3枚弱くらい。
ちなみにこちらB5版で1980円。
フィッシュマンズ全書もオシャレにしなくていいから色々詰め込んで愛に溢れたものにして下さい。評論家の小野島さん編集ということであまり評論ぽく小難しくならないことを祈る。A5で400頁、形も辞書みたいになんのかな。値段からしてカラーは当然多いはず。期待します。
本の一部として「時間(仮)-ムーグ山本」のページがあったら笑えるな。逃げたか!って。
Phoneix / Alphabetical
- Phoenix
- It's Never Been Like That
TAHICHI80あたりに並ぶフランス出身ギター・ポップパンドってことになっていた。これ3作目?
2ndから聴いたんだけど、前作から随分変わった感じ。随分とストレートにギターポップになったような。前は何と言うかもっとこーギターポップの中にも妙に哀愁があって「はあはあこの辺がおフランスな感じなのかい?」って思ったんだけど。今回は大分爽やかにバンドっぽく、ロックっぽくなっていた。
でも甘くキャッチーなメロディーは健在で一般的にはハズレ曲なしな感じのアルバム。上手いんですね曲。シングルは4曲目「Long Distance Call」、前作と今回のいいとこどりのような曲。イントロのストロークスも思わせるようなギターと切な目なボーカル部分が交互に絡んだ後ギター寄りで盛り上がっていく。6曲目「Lost and Found」が更に前作の感じを残しているか。
個人的お勧めは3,4,6,9曲目あたりかな。結局なかなかバランスのいい優良ギターポップアルバムなんでは。
ちなみに日本盤はセキュアCDとやらだった。
どっちかというとこっちの方が雰囲気あって好きかな、の2nd。
憂いタップリな感じです。1,2,5,9曲目お勧め。特に2。
ああやっぱいいなこのアルバム。なんで記事タイトルはこっちにしてみたりとか。
- Phoenix
- Alphabetical
DVDは買いますよ。そして今日はフジロック
そういえばDVDの情報更新されてましたね。
「渋谷」バージョンと「梅田」バージョンが存在した「ライヴ型上映」を敢行した映画本編を、DVD用に再編集。川村ケンスケ監督渾身の「DVD」バージョンとしての収録で、2バージョンあった映画の意味がここで明らかに! 40分に及ぶ「LONG SEASON」の完全収録は特に圧巻!
特典DISCにより、リユニオンツアーのライブシーンを全曲完奏収録の豪華2枚組仕様。
まあほぼ望んだ形でのリリースになるんだろうか。全曲って3公演分は無理だろうから、各曲3公演の中から選ぶような感じ?映画本編の「LONG SEASON」は「梅田」「渋谷」とも大阪のだったと思うので、東京公演のを入れて欲しいなあ、山崎まさよし氏の変化が見たい。
あ!あと映画では上手く編集カットされていた「GoGo Round This World」の欣ちゃんボーカル。あれ絶対入れてよ。
個人的にポイントとしては
「渋谷」しか観てない人:ラストのこだまさん登場での「チャンス」
「梅田」しか観てない人:キセルの「バックビートにのっかって」(かなりハマっている)
両方見てない人:小暮氏の髪型の変化
「2バージョンあった映画の意味がここで明らかに!」って文句が笑える。だって公開時はその時なリの意味(映画もツアーみたいな感じに、とか)をちゃんと説明してたし、DVDはそれを見越して2バージョン作った訳でもなく、監督の言ってた「変化していくもの」の一つでしょ。まあ売るだけの人達も色々大変なんだろうけど。
大丈夫、買いますよファンですから。だってこれはファン用だもの。だからコアなファン以外にも向けてサトちゃんの歌っている映像作品もまだまだよろしくお願いしたいところです。
- ポニーキャニオン
- THE LONG SEASON REVUE
今日はフジロックでしたね。何を聴かせてくれるんでしょう?
会社の後輩行くって言ってたな。Tシャツ頼むんだった‥
LEMONADE / G.LOVE
Gラヴ
好きなんですG.LOVE。デビュー時からずっと。
ここ1,2年「サーフ系シンガーソングライター(妙な言葉‥)」なる「癒し」のSSWが乱れ飛んで、今やCDってこんなに簡単に出せるのねえ、と思ったけど何だか気安過ぎというか食傷気味で、あんまり手が伸びなかった。ジャック・ジョンソンくらいは聴いてたんだけど。
ブームのサーファー系とこの人が違うのは、ダラダラ緩いわけではなく、ブルース・ファンク・ヒップホップみたいな要素が強いとこだろうか。歌い方はかなりラップに近く独特。オルガンの効いた曲もあったり音的にはサーフ系というよりジャムバンドっぽいような。とにかく言葉とギターをチマチマこねくり回してる感じがなんだかいい。
ジャック・ジョンソンやトリスタン・プリティマン、ベン・ハーパーなんかとのデュエットもあり三者三様のトラック。ジャックさんとの「Rainbow」はいかにもユルソングだったのが軽快なピアノセッションのアレンジに、ベン・ハーパーとは‥やっぱり渋かった。
前作「ハッスル」はタイトル通り、気合入った感じで結構力強くポップな調子のアルバムだったんだけど、今回は昔の感じに戻ったような。レーベル移籍後の2作目で気が抜けたんかね。音の少ないこっちの方が好きだな。渋くて軽やかなアルバムでした。
旧作だとこのへん好きなんだけど‥。ジャケ見た時はナガ○チ?と思った。
ナ○ブチさんとは関係ないんだけど、ライブ行って確信したのだがこの人ちょっとカッコがダサいような。よく被ってたキャップがどうにもイマイチ。昔風のスーツだけにとどめておいた方が‥惜しい。
噴水は人生だ
北海道の続きです。
札幌行くと必ず行く場所がありまして。
モエレ沼公園といって、彫刻家イサム・ノグチの最後の仕事となった公園でもあるんですね。とにかく広い。N.Y.のセントラルパークの半分の大きさがあるらしい。
ドデンと構えるモエレ山。
頂上の方の木、人です。
どのくらいでかいかというと
このくらいでかい。
山の頂上に立って公園全体を眺めると、ノグチ氏のこの作品にかける思いをビシビシ感じるわけです。
シンボリックな円形の森があり、その中央に「海の噴水」があります。
噴水は常に水が出ているわけではなく、1日に数回のプログラムとして「上演」される。
ショートバージョンとロングバージョンがあって今回は念願のフルバージョンを鑑賞。
噴水は直径数十メートルのすり鉢状。対岸の人が小さく見えること。
では。
まずは周りの噴射口から。
段々高さが出てきて中央の鉢が隠れていく
そして真ん中から柱が‥
モリモリモリーッ
高さ25m。
もうね、アホかという高さ。その水量たるやハンパじゃない。
対岸、風下の人が一斉に非難を始めた。
で、この水が中央の鉢にどんどん貯まっていく。
その後なんとザップンザップンうねり始めた。
対岸減ったね。
鳴門海峡!
うねりながら鉢の周りには溢れたヒタヒタと水が貯まってゆく。それ以外の動き一切なし、ひたすらうねりながら愚直に愚直に水を蓄えてゆく。
鉢もすっかり飲まれ、普通に人泳げる深さ。すんごい水量。
それでもうねりは続く。
そして
静寂の時。
このあと静かに時間をかけて水が引いて行き、数分噴出があって幕を閉じました。
全工程なんと40分。
はっきり行って時間の割りに構成に派手さはない。ひたすら高く上る水柱、うねり、愚直に貯まっていく水、水量もすごいけど器がでかいので貯めるのも引くのもとにかく時間がかかります。
でもね、よかった。その地道な作業が。
人生は退屈なんですね。
ちなみにショートバージョンは15分。うねりは見られないが水柱は同じ高さまでいきます。
Memphis / 忌野清志郎
- 「清志郎、喉頭ガンで入院」の知らせを聞いたのは、北海道の山に正に入山しようとしているとき。電波が届く内にメール受信しとこうと思って受け取った友人からメールがそれだった。入山の高揚とメールでの動揺と何とも複雑な気分。メールには「キヨシローがHPに素敵なメッセージを残した」ともあった。下山後ホテルで彼のサイトには手書きのメッセージを目にする。
- ファンへの素直な謝罪とともにこうあった。
- 「何事も人生経験と考え、この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念できればと思います。」
- すごいなあ。
- 「この新しいブルース」だって。何とも彼らしいし、素敵すぎて涙が出そう。
- こんなフレーズ他に誰に言えるだろう。
- 1日も早い回復を祈るだけです。
キヨシローのソロ作ではこれが一番好きかな。憧れのMG'sと一緒にオーティスの故郷メンフィスで作られたR&Bなアルバム。高音もいい具合に残しているこの頃のキヨシローの声、好きなんでよく聴くのです。
R&Bを意識された新曲に昔の曲も混じって飽きさせない。MG'sの乾いた演奏も「超玄人」てな感じで淡々としてていいなあ。でも録音時はMG'sが「歌詞を訳してくれ、意味が分からないと演奏できない」と言ったとか。
「世間知らず」「高齢化社会」が特に好き。「世間知らず」は売れない若い時のちょっと拗ねたひきこもりな歌。「高齢化社会」は「年寄りだぞもっといたわれ」とヒネくれたうるさいジジイの歌。続けて聴くと面白い。
ラストの「MTN」はメンフィス・テネシーの略。オーティスの地を踏んで子供に返ったような喜びが溢れる歌。回復したらきっとまたこんな歌を聞かせてくれるだろう。











