歯科界歯科医師を元気にする情報ブログ
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クリニックでの良好な人間関係構築法 セミナー

こんにちは

今週末は、大阪へ行きます。

7月31日 大阪・梅田で「歯科個別指導対策と準備研修会」を開催します。

前日30日は、天王寺阿倍野界隈で夏合宿を行います。

ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

先日、お知らせしました

「クリニックでの良好な人間関係構築法」のセミナー

のコンテンツを作成しています。

考えてみると歯科医院って、女性中心の職場です。

圧倒的に女性が多くなっています。

場合によっては、男性は院長先生一人、そのほか全員が女性という男女構成になっていることも珍しくありません。

これまでは、院長先生という何となしに圧倒的な立場で、ある場面では理不尽と思えるような、身勝手と思えるようなコントロールをしてきたと思われます。

ところが、男女雇用機会均等法とか?そもそも男女同権(当たり前じゃん)とか?労働者の権利の高まりとかがあって、そんな昔のように院長先生が権力を笠に着て、威張るようなことはできなくなっているわけです。

そこで・・・私のこれまでの経験から歯科医院での良好な人間関係構築、特に院長先生とスタッフとの関係作りに関して情報をお伝えしようと考えています。

特に男性院長先生に知っていただきたいのは、女性に関する深い理解です。

これをせずに院長という立場でごり押しすれば、たちまち院長が孤立するようなことになってしまいます。

「クリニックでの良好な人間関係構築法」

平成28年8月11日 午後1時~午後5時

渋谷駅より 徒歩1分

定員 8名

参加費 1万800円(税込み)

対象 医師・歯科医師(開業医・勤務医の場合院長)

参加をお勧めしたい方

・クリニックでの人間関係に問題を抱えている方
・クリニックでの人間関係にストレスを感じている方
・クリニックで良好な人間関係を構築したい方
・スタッフが頻繁に退職してお困りの方
・スタッフが思うように仕事をしてくれないと感じる方
・スタッフが期待する成長をしてくれないと感じる方
・パートナー(伴侶、奥様、旦那様)に対するストレスを感じられる方

どんな学びをするのか?

・コミュニケーションについての学習
 本来達成すべきコミュニケーションとは
 具体的なコミュニケーションの方法
 男女の違いによるコミュニケーションの使い分け

・ストレスを減らすクリニックの環境つくり
 風通しの良い関係作り
 仕事のオン、オフ
 相互サポート体制作り

・「朝礼」実施法
 なぜ、朝礼が必要なのか
 朝礼は参加する全員が成長するための時間
 朝礼プログラム

・その他(後ほど追加します。)

※接遇のセミナーではありません。
 院長としてどのようにクリニックでより良き環境、人間関係を構築するかという考え方、取り組みの仕方をお伝えします。 

※クリニック内研修、アドバンスコースなどのご提案があります。

歯科医院の院長先生がスタッフとの良好な関係と作るために!

こんにちは

スタッフとのトラブルに頭を悩ませている院長先生からの相談が、時々私のところへ届きます。

私の基本的な考え方をお知らせしようと思います。

まず、日本人の特性です。

今は少し時代が変わってきているのかもしれませんが、日本人が本来持っている勤勉性というものがあります。

働くことに喜びを感じるということです。

先日もこちらに書きましたが、アルバイト、時給で働いているお嬢さんが街頭に売り子として立っていて、一生懸命に笑顔で接客や通行人への声掛けをしているのです。

例えば、私の自宅の近くのターミナル駅の構内に、持ち帰りピザのお店がテーブルを出して販売しています。

そこの20歳くらいの女性の売り子さんは、大きな声で

「お持ち帰りピザ、すぐにご用意できます。」

「お土産、夜食にいかがですか?」

など、通行する人に大きな明るい声をかけているのです。

私は、その姿を見てとても素晴らしいと感じるのです。

歯科医院へコンサルティングをしている会社が、コンサルティングからセミナー運営に事業をシフトさせている様子があります。

ただ、これはコンサルティングの入り口を作る活動とも見て取れます。

そこで、スタッフ教育について取り組んでいることを多々見ます。

私は直接そのようなセミナーをのぞいたことはないのですが、基本的な成功の方法は多くないと思っていて、その中の最も有効であるとおもう取り組みは、その人が持っている夢、希望、目標
をかなえてあげるような応援をすることだと思っています。

おそらく歯科医院の院長先生は、このことを聞いて少し違和感をもつのではないでしょうか?

個人の夢、希望、目標は、個人のものであって、なぜ自分がそれを応援しなければならないのか?

そう疑問に思うのかもしれません。

では、先生の夢、希望、目標ってなんでしょうか?

何かあるだろうと思うのです。

それは何であろうとも自由です。

そこで、歯科医院ってその夢、希望、目標においてどんな存在でしょうか?

例えば、診療を通して夢、希望、目標をかなえるということであれば不可欠な要素になります。

「歯科診療を通して患者さんを健康に、幸せにしたい」という目標があれば、当然、歯科医院がなければ目標は達成しにくいです。

あるいは、世界一周の豪華客船での旅をしたいという夢を持っていたとして、その旅行費として
2000万円必要で、それを稼いで、貯金するということのために、今、歯科医師として収入を得ているとして、その収入を得る場として歯科医院があるとしたら、歯科医院は不可欠なものになります。

スタッフの方の存在について考えると、スタッフの方がいないで歯科医院の運営は可能でしょうか?

もし、スタッフの方がいないと歯科医院の運営が滞ると感じられるのであれば、それは結局、先生の夢、希望、目標達成のためにスタッフの方が協力してくれていると考えられるはずです。

では、スタッフの方が協力してくれているのであれば、先生もスタッフの方の夢、希望、目標の達成に協力してあげる、相互支援の関係を作ればいいのではないかと思うのです。

先生が、スタッフの方の夢など関係ないと思えば、スタッフの方も先生の夢など関係ないと考えても仕方がないことです。

そのうえで、約束したお給料だけを毎月支払えば、一生懸命になんでも言うことを聞いて働いてくれるなんて思っていたら、いつか必ずトラブルが起きてしまうと思います。

雇用関係だけでなく、ご縁を大切に、一緒の職場で互いの夢を実現するために応援しあう仲間としての関係性を作ることが、私は本質だろうと思うのです。

歯科医院での人材・人財・人在・人罪


こんにちは

ジンザイという言葉、漢字表記をすれば、一般的には人材となります。
ところが、その人の持つ才能を十分に引き出して、活かすことができればこれは 人財 となりうるわけです。

ところが、その人のやる気を引き出すことができずに、仕事場であればただいるだけで時間に見合ったお給料をもらうだけの
人在 にもなり得るわけです。

さらに、その人がいることで本来は円滑に進む仕事が滞ったり、周囲の方に良くない影響が出て、それによって仕事自体の発展と職員の成長が阻害される 人罪 ということにもなり得ます。

そこからすると人材というのは、まだまだ可能性があり、多くの場合、経営者や上司によって 人財 へと導いて上げられればみんなハッピーになれるわけです。

ところが経営者や上司によって、才能を引き出すことができなければ、人在にも人罪にもなってしまいます。
また、そんなときの上司も人在か人罪であるわけです。

経営者や上司の方が、職員の才能を引き出し、伸ばすことができるか?
ここにはその方が持っている能力、実力、やる気などの正当な評価をする必要があります。

その上で適材適所に配置して、その能力、実力、やる気を思いっきり発揮させることが、成長を誘導すると考えます。
さらに、チャンスを与えて、少し高い達成目標を設定して、それをクリアさせることでさらに成長を誘導するということをします。

これができない場合には、本来持っていたはずの能力、実力を発揮できずに、やる気を失って、ストレスがたまり、ついには人在、さらには人罪へと変化してしまいます。
ただし、個人には職業選択の自由が保証されていますので、それをつまらないと感じる方は、さっさと転職をして、職場を去っていきます。

歯科医院においても、まったく同じことが起きます。
即戦力と期待して就職してくれた歯科医師、歯科衛生士が、数か月すると期待したようには働いてくれない。
あるいは、辞めてしまう。
そういうことがあったとしたら、何に問題があるのか?
そこを改めて考えなければなりません。

ご本人に理由も聞かずに、お給料への不満が問題、原因だろうとお給料を高く設定しても、結局、同じことの繰り返しになるか、あるいは人在になって、期待したようには働かないけれども辞めないという均衡に入っていきます。

最も大きな問題は、院長先生なり、経営者なりがその人の能力、実力、やる気を見極めて、その人が成長できる環境を創れるか、与えられるかということです。
そのために面談をして希望や目標を聞くのもいいでしょうし、食事をしながら夢を聞くのもいいです。

それが分かったならば、その実現のために何ができるか、それを考えるのが経営者、院長、上司の役割です。
これは、それほど難しいことではありませんし、子育てであっても全く同じことです。

せっかく就職してくれたのに、一生懸命に働いてくれない、すぐ辞めてしまうことの原因の多くは、経営者、上司に問題があって、その人、個人に問題があることは少ないのです。
歯科医院であれば、院長に問題があることがほとんどです。

歯科医院の事業承継をどう準備していくか?

こんにちは

私は、医療法人の設立と活用についての活動をしていますが、私も50歳代になって同年代の友人から事業承継の相談を受けることがあります。

私自身、9年前から歯科医師の診療から卒業することに挑んでいますが、結果的には今でも週3日午前中だけメンテナンスを続けています。

セミナーなどに参加された先生から、「勤務の先生に任せているのですか?」と聞かれますが、私自身は医院をクローズしようと考えてきました。

ところがいまだにクローズができません。

それは、今、通院中の患者さんから「辞めないで欲しい」と切望されるのです。80歳を過ぎて、義歯の調整だけに毎月片道2時間をかけて通ってきてくださる女性や老々介護になって通院できなくなり訪問診療しているお宅もあります。

他の医院で対応ができる患者さんには早々に転院をしていただいた経緯があるのですが、それからも継続して通院している患者さんが今でもおいでになるのです。

初診の患者さんは基本的には受け付けていません。

私は診療が好きなので、今は診療をすること自体は苦ではないのです。

やはり診療室を辞めるというのは、廃院すると言うのは、患者さんにとっては困ったことになるわけです。

困る患者さんが必ずおいでになるわけです。

次にどこの歯科医院を受診しようかと困る患者さんがいます。

ただし、人の命は永遠ではありませんし、クオリティを落とさずに診療ができる年齢にも限界があると感じています。

歯科医師もいつかは現役を引退する時が必ず来ます。

私のセミナーに参加された先生でも、「生涯現役を貫く」とおっしゃる先生もおいでになりますが、それは素晴らしいことではありますが、その後のことを考えないでいるのは、最後の最後でトラブルを起こすことにも繋がってしまうのではないかと心配しています。

やはりクリニックは後を引き継いでくれる先生にお譲りして、存続させるべきです。

自分の経験からもそのように感じています。

もし、ご子息やご令嬢、ご親族に歯科医師になる方があって引き継いでもらえれば、とても素晴らしいと思いますが、もしそのあてがなければ、早めに準備をしておくことが良いと思っています。

長年通い続けていただいた患者さんを、路頭に迷わせるようなことにならないためにも、常に準備しておくことが良いと思っています。

歯科医院、歯科医師に対する個別指導のサポートをしています!

私が7月に個別指導のサポートをして、8月に新規個別指導を受けられた先生から今朝メールが届いていて、「経過観察」ながら個別指導が終了したことを報告してくださいました。

私も良い結果が得られて、ホッと一安心していました。

個別指導を戦々恐々とされておいでの先生方がいらっしゃいますが、これ自体、行政指導ですのでやり方がすべて決まっています。

そのやり方さえ知っていれば、何を準備するのか、どう対応するのかがわかるのですが、そのやり方を知らないので、闇雲に効率の悪い準備をしていたり、不要な恐怖心を持ったり心配したりするわけです。

昨年の1月から歯科個別指導対策と準備 研修会を主宰して活動してきましたが、個別指導がどんなことなのかを知れば、不安のほとんどは払拭されるはずです。

また、個別指導がすでに提出しているレセプトに沿ってに行われますので、日ごろの診療の中でレセプトの正確性、さらにはカルテ記載の正確性、そして大元の診療の正確性と洗練させていく必要があります。

先生方が行っている診療自体が保険診療のルールに従っているのか?ここのところが最も大きな問題になります。

つまり、不正請求をしていたらすでにレセプトが出てしまっているので、もう言い訳のしようが無いわけです。

さらに、何が不正請求で、何が保険診療のルールかも学習しないで保険診療をしていて、結果的に不正請求を意識しないでしてしまっているような場合には、個別指導では指摘を受けることになってしまいます。

8月に個別指導を受けられた先生は、診療はとても慎重に、丁寧に、真面目に取り組まれていましたし、新規指導でしたので持参するカルテも10件と少なく、私は大丈夫だと確信していましたが、それでも結果を見てみないと判らない部分もありましたので、どのような結果の報告があるか気にかけていました。

幸いに、良い結果でしたので、安心しました。
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