赤と黒

表記ゆれ統一のために、今さらながら10年以上昔の記事を訂正した。

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『四つの署名』

 『四つの署名』(コナン ドイル/訳:延原謙

―あらすじ―
 
シャーロック・ホームズの元に、女性の依頼人が訪れた。6年前から、差出人不明の真珠が自宅に送られてくるという。そしてその人物から、面会したいとの手紙が届く。失踪した父との関係はあるのだろうか。

 

 

 『シャーロック・ホームズの冒険』は短編集でしたが、こちらは長編作品です。と言っても約200ページとやや短く、短期間で読むことが出来ました。"インドの秘宝"という、昔の冒険小説にありがちなアイテムが登場します。ルパンシリーズでも少年探偵団シリーズでも出てきたような気がする。

 

 

 

『一路』(上下巻)

 『一路』(浅田次郎)

―あらすじ―
 江戸時代。西美濃田名部藩の参勤交代を取り仕切る小野寺家の嫡男・一路は、父が亡くなった知らせを受け、江戸から故郷へと戻った。時を同じくして、田名部藩には参勤交代の時期が迫っていた。先祖が残した約230年前の参勤の記録だけを手掛かりに、一路は参勤交代の任へと挑む。

 

 

 ここ最近、なかなか本を読めない中で、久しぶりに上下巻の長編作品を読みました。とは言え、読み進めていくとサクサクと読め、上下巻であることをあまり意識せずに読み終えることが出来た印象です。ストーリーとしても、単純に江戸までの苦難の工程を描くだけでなく、藩主を亡き者にしようとする謀略も描かれ、表と裏で二重に楽しめる構成になっています。また、古式に乗っ取った作法を乗り越えようとする主人公の前向きな姿もそうですが、大愚を装う藩主や、藩の転覆を企てる人物など、それぞれの人物像も非常に魅力的でした。

 

 

 

『平家物語 マンガとあらすじでよくわかる』

 『平家物語 マンガとあらすじでよくわかる』(関幸彦)

―あらすじ―
 平家物語のあらすじを、横山光輝の漫画とともに簡単に紹介。



 このblogでは何故か登場回数の多い平家物語。今回は漫画付きの新書です。あらすじをざっくりと知りたい人向けの入門書といった感があり、以前読んだ『平家物語―あらすじで楽しむ源平の戦い』(板坂耀子)や、『90分でわかる平家物語』(櫻井陽子)と近しい作品と言えるでしょう。両作品との違いと言えば、やはり漫画が付いていることです。あらすじの説明もかなり要約されており、より初心者向けの作品となっています。

 

 

 

『ガリレオの苦悩』(再読)

 『ガリレオの苦悩』(東野圭吾)

―あらすじ―
 マンションから女性が転落死した。他殺の可能性も含めた捜査が行われるが、玄関に放置された宅廃物など幾つか不審な点が…全5編を収録の、ガリレオシリーズ第4弾。



 あらすじに書いた「落下る(おちる)」の他、本タイトルにも関連しているであろう「操縦る(あやつる)」、湯川にライバルが登場する「攪乱す(みだす)」など、『予知夢』に比べるとバラエティに富んだラインナップでした。湯川の恩師や大学時代の一面など、彼のキャラクターとしての背景が少しずつ引き出されてくる1冊です。

 

 

『商人(あきんど)』(再読)

 『商人(あきんど)』(永六輔)

―あらすじ―
 「あきんど」の世界に転がる金言の数々。不況を乗り切るために学ぶべき教訓は何か。



 『暖簾』や『ぼんち』といった山崎文学を思い出させてくれる新書です。昭和ならではの話であり、今となっては幻想とも言えますね。実際の商人の方々へのインタビューには、現場や市井ならではの空気が感じられます。

 

 

『シャーロック・ホームズの冒険』

 『シャーロック・ホームズの冒険』(コナン ドイル/訳:延原謙)


―あらすじ―
 ロンドンが誇る名探偵シャーロック・ホームズ。鮮やかなる推理で、彼は数々の難事件を解いていく。『赤髪組合』、『唇の捩れた男』、『まだらの紐』など10編を収録。

 

 

 私はアルセーヌ・ルパンが大好きで数多くの作品を読みましたが、シャーロックホームズに関してはほとんど読んだことがありません。本作に収録されている「赤髪組合」、「唇のねじれた男」、「まだらの紐」などは小学生の頃に読みましたが、個人的にあまりホームズシリーズには夢中にならず…ほとんど知らないままに年月が去っていきました。

 

 今回改めてシリーズを読むことにしましたが、まずは「面白い」の一言です。ホームズとワトソンの関係や、事件の背後・動機など、飽きずにサクサクと読んでしまいました。また続刊を読んでいきたいと思います。

 

 

 

 

『容疑者Xの献身』(再読)

 『容疑者Xの献身』(東野圭吾)

―あらすじ―
 隣人の靖子に思いを寄せる数学教師・石神。天才的な数学の才能を持ちながらも、うだつの上がらない毎日を過ごしていた。が、石神はふとしたことから、靖子と彼女の娘が前夫を殺してしまったことに気付く。天才数学者が行った、完璧なる隠蔽工作とは。



 私がガリレオシリーズを読むきっかけとなった作品であり、約7年振りに再読しました。が、その面白さは相も変わらず、今回も2日で読み切ってしまいました。最初に詠んだ時の印象が強かったのか、ほとんどの内容が頭に残っていました。サスペンス的な要素でグイグイと引っ張りつつ、ラストで明かされる事実。圧巻の一言です。実に面白い。

 

 

『予知夢』(再読)

 『予知夢』(東野圭吾)

―あらすじ―
 とある家に侵入した青年。「17年前から少女のことを知っていた」と青年は主張するが、その少女は16歳。少女と結婚する夢を見たというが、果たしてそれは予知夢なのか。全5編を収録の、ガリレオシリーズ第2弾。



 コンパクトかつ読み応えのある短編が5編収録されています。真犯人や事件の真実も二転三転する話が多く、どの短編も最後までしっかり読ませてくれます。5年振りに読みましたが、再読とは言え、一気に読み終えてしまいました。

 

 

『どくとるマンボウ航海記』

 『どくとるマンボウ航海記』(北杜夫)

―あらすじ―
 1958年、漁業調査船に船医として乗り込み、ドイツへと向かった著者。その航海の日々を、独特の文章で描いたエッセイ。



 有名な作品ですが、読む機会がなく初めて手に取りました。椎名誠や東海林さだおといったエッセイストともまた違った、摩訶不思議な言い回しが癖になります。240ページと短い作品ではありますが、その文体のせいか、かなり読み応えがあるように感じました。結構シリーズが出ているようなので、続刊も読んでいきたいと思います。

 

 

『おみくじの原価は1円! 時代を超えて生き残るビジネス』(再々読)

 『おみくじの原価は1円! 時代を超えて生き残るビジネス』(金子哲雄)

―あらすじ―
 原価を考えることで、商売のカラクリを考察する本。さらには、新しいビジネスについても言及。



 100円、500円といった"ワンコインの妙"に着目した作品です。ワンコインであるだけに、身近な具体例が多く、楽しんで読むことが出来ました。他にもドリンクバーや携帯電話などの原価にも着目し、その商売のカラクリを暴いていきます。

 

 

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