起きていくと、母はハイテンションに準備していた。
「夜中の3時に目が覚めちゃって、
心配になって煮卵20個追加で作った」と、母。
えええええ!?寝てないじゃん!
大丈夫なのー?!と心配になるわたし。
わたしも緊張してあんま眠れなかったけど。
とにもかくにも今日は本番!やるしかない!
忘れ物のないようにチェックして、
車でうんのわへと向かう。
車のなかで母にメールが届いた。
「あれ?頑張れユミコ!って。
なんで知ってるんだろ?あ!新聞見ましただって!」
昨日取材受けた新聞、今朝載ったんだー!
母とわたしの挑戦④ の続きです。
その新聞記事がこちら
記者の縣さん凄い!母のとりとめのない
長すぎる話をきれいにまとめてくださった!
そしてうんのわに到着し、準備を始めると
うんのわのスタッフさんが
「すごいことになってますよ。
うんのわの電話パンクしてます!
すでに50件くらい電話きてて、繋がらないみたいです!」と。
うんのわさんは、東御市の観光案内施設で
地域おこし協力隊の方が運営されています。
そこに観光課の方も加わって、
なにやらとってもバタバタしている。。
・・・ん?
新聞の力ってすごいんだなぁ。。
も、もしかして、想像してないことが起こったり?
そこへ、救世主が登場!!!
母のお兄ちゃん!!!
上田に住む伯父は、10年ほど前に引退しているけれど長年 料理人でした。
今回の母のチャレンジで相談にのってくれ、
「手伝いに行くよ。必要なければ帰るし」
と言ってくれていたのですが、早い時間から来てくれた
そしてバシッと腰にサロンを巻いて、
テキパキと準備を始める。
おっ、おじちゃんカッコイイ

ホッとしてわたしはホールの準備を。
緊張が高まる。
お客さまの案内はスタッフの方がしてくださるけど、オーダーとって、運んで、会計するのはわたしひとり。
しかもレジがないから手計算だし、
ラーメン丼とれんげ、、20席なのに20個ずつしかないんだよね。
つまり同時に洗いものもしていかないと間に合わない。
でも不安がってる場合じゃない。
やるしかない!!
そしてオープンとともに席は一気に満席に。
さすがにスタートはバタつきました。
そりゃそうだよね。
パニックだったけど、なんとかひとつひとつこなしていく。
親戚や、友人や、知ってる顔を見るたび嬉しくて。
知らない方も「新聞見て来た」と声をかけてくださったり
レジではほとんどの方が「美味しかった!」
と声をかけてくれる。
記憶ないくらい(笑)もうとにかく夢中だったけど、楽しさだけはずーっと感じていました。
厨房で最初はドタバタ、兄妹喧嘩か?!
と思うくらい言い合ってた母と伯父も(笑)
ふたりのペースが出来てきたようで、
着々とラーメンが出来てくる。
これは本当に、プロの伯父の力が大きかった!
素人の母がどんなに慌てても、とっても冷静に
テキパキ動いてくれる。
母は必死!
知り合いが来てくれてても、
挨拶する余裕すらなかったけど
母の友達がレジのところから厨房に
「ユミちゃん頑張って!」なんて声かけてくれて、うれしそう。
そしてホールのわたしはというと、
オーダーと運ぶのとレジだけで手いっぱい!
今回のワンデイシェフの担当者の、
うんのわの仲野さんが
お客さまのご案内と、食べたあとの下げと、
レジのあとのアンケートのお願いと、
手が空いたら洗い場までやってくださってる!
仲野さんスーパーマンみたいだ!
11時のオープンから、2時間経ったくらいかな
麺を茹でてた伯父が「もう60は超えたな」と。
そして、閉店の15時に。
嵐が過ぎて、ようやく座りこんだら
そこから動けなくなって困った(笑)
数えてみると、なんと95食!!
母が用意した100食……
わたしとしては、翌日まで間に合うだろうと
思ってたのに、なんと完売!
母が深夜に追加した煮卵も役立った。
ばあちゃん、天国から教えてくれたとしか思えない(笑)
みんなでしばし、ぼうぜん・・・・・
「明日も手伝うよ!」と言ってくれて
伯父が帰ったあと
力を振り絞って、母と明日の準備に取りかかる。
でも、いったいこれからどうしよう??
どれだけ仕込めばいいのか・・・
うんのわの方とも相談して、
翌日は80食限定にすると決めました。
が。
材料もからっぽ。。。
仲野さんが「厨房、何時まででも使ってください!」と言ってくださって
夕方、わたしは買い出しに走った。
ひとつ買っては母に届けて仕込みを任せて、
次の買い出しへ。
豚バラ6kgとか麺80とか、注文もしてないのに
よく見つかったと今になって感心する!(笑)
21時過ぎ頃まで、うんのわの厨房で仕込みして
さらに自宅に帰って、母は
メンマを煮て、煮卵作って、、
その日寝たのは1時を回っていました。
この夜もギンギンしちゃって
ろくに眠れなかった
つづく。⑥へ




