昨日は、この夏、兵庫県立芸術文化センターで開催される佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ「蝶々夫人」ワンコイン・プレ・レクチャーを受講して来ました。

講師は演出家の中村敬一先生、そして、本番にも出演されるバリトンの晴雅彦さんが掛川歩美さんのピアノ伴奏と共にゲスト出演されました。

 

  出演

講師:中村敬一(演出家)

ゲスト:晴 雅彦(バリトン/本公演ヤマドリ役)、掛川歩美(ピアノ)

 

  レクチャー・レジメ

◆蝶々さんのモデルを探る

◆プッチーニはなぜオペラ作品の舞台をイタリア以外に設定したのか

◆三浦環と蝶々夫人

◆時と場所を超えた蝶々さんの誕生

<演奏>

歌劇「蝶々夫人」より

第1幕

 ゴロー ”彼女宇は初々しく、金色に輝く星です”

シャープレス ”実は、昨日彼女は領事館を尋ねてきたのだ”

ゴロー ”まもなく、皆がやってきます”

第2幕

シャープレス ”私たちの出番です、こちらに座ってください”

 

オペラの本番を観る前に開催されるプレ・レクチャーは作品の背景や見どころ、関連情報を専門家が解説してくださるので、僕は好きです。

今回の講師、中村敬一先生は、僕の地元、滋賀大津の、びわ湖ホールのオペラで度々演出をされていて、オペラへの招待シリーズ()では、公演前に解説をされました。そのお話が、とても楽しく分かりやすいものでした。また、直近ではホール最大のイベント、びわ湖ホールプロデュースオペラの今年の作品「ばらの騎士」を演出され、素晴らしい公演となったことも記憶に新しいです。

そして、今回もレジメに沿って分かりやすく解説をして下さいましたOK

 
ゲストの晴さんも度々、びわ湖ホールで度々、拝見しています。
確かな歌唱だけでなく、ちょっとコミカルな演技が光るキラキラ(下に貼ったXの添付画像からわかるように頭も光ってますが爆  笑)方で昨日も1人3役を大熱演グッニコニコ
 

今回の公演は2006年、最初の兵庫芸文センター夏のオペラとして故栗山昌良さんが演出された作品を原演出としているとのこと。中村敬一さんが師事され晴さんも栗山昌良さんの演出作品に出演されていたということで、エピソードも紹介されました。

 

で、帰宅してから、びわ湖ホールで観た中村先生のオペラ作品をブログで遡ってみたら、とても楽しかった記憶のある沼尻竜典さんが作曲されたオペラ「竹取物語」の原演出が栗山さん、演出補が中村敬一さん、そして、この作品でコミカルな演技をされたのが晴さんだったことが分かりました。

 
今回は兵庫芸文のオペラですが、僕がびわ湖ホールで観た作品が思い出されたりして、益々、夏の公演が楽しみになりましたウインク
 
芸文センターXの投稿リンクを貼っておきます。