昨夜は、近所のお店「ここち夢」さんで開催される月一のセレクトジャズライブに行ってきました。

今年に入って、コンサートホール以外のジャズライブに行くことを再開し、ここち夢セレクトライブ()も5か月連続の参戦です。今回は、テナー&ソプラノサックスプレーヤーのかみむら泰一さんとピアニストの関谷友加里さんのDUO。

お二人とも音源でも生でも演奏を聴いたことがない方でしたが、ここち夢オーナー夫妻が厳選するミュージシャンに今まで外れはなかったので、聴くことにしました。

 
今回、一抹の不安があったのはお二人がややフリージャズに近い演奏を得意とされると聞いていたことで、僕は苦手かもと思っていましたが、実際聴いてみると、そんなことはなく楽しむことが出来ました音譜ニコニコグッ
演奏曲の内、お二人のオリジナルについてはタイトルを控えなかったので、不完全になってしまいますが、以下にSET LISTを記載します。

 

  SET LIST

1ST

関谷さんのオリジナル

かみむらさんのオリジナル1

かみむらさんのオリジナル2

かみむらさんのオリジナル3(オーネット・コールマン風)

スカイラーク(スタンダード)
2ND
Someday My Prince Will Come(スタンダードbの関谷さんアレンジバージョン)
エステート(スタンダード・ボサノバ)
オーネット・コールマンの曲
かみむらさんのオリジナル
アンコール
ブラジルのショーロの曲

 

かみむらさんはオーネット・コールマンがお好きとのことで、彼の曲を演奏し、レコーディングしようと考えたけど、著作権の関係でNGとなり、それをブラッシュアップしたようなオリジナルやコールマンの曲も演奏されました。

実は、僕はオーネット・コールマンはちょっと難解で苦手意識があったんですが、生で聴いてみると変拍子も気にならず、深いテナー・サックスと綺麗なソプラノ・サックスの音色を心地よく感じましたOK

クラシックでストラヴィンスキーのハルサイなどの曲は、家で音源で聴く気はしないけど、コンサートホールで生で聴くといいなと思うのと同じような感覚ですびっくりマーク

関谷さんのピアノも綺麗な音がしていました。

 

一部、関谷さんのメッチャ尖ったアレンジの「Someday My Prince Will Come」なんかはちょっとついて行くのがキツイ感じもしましたが、総じて、楽しいライブだったというのが感想です。
 
そして、アンコールのショーロの曲がとっても良かった!!
僕は知らなかったんですが、ショーロとはウィキペディアによると『ブラジルのポピュラー音楽のスタイル(ジャンル)の一つである。19世紀にリオ・デ・ジャネイロで成立した。ショーロという名前は、ポルトガル語で「泣く」を意味する「chorar」からついたと言われている。ショーロをアメリカでは「ブラジルのジャズ」と称されることがあるが、即興を重視した音楽としてはジャズよりも歴史が古い。ショーロはサンバ、ボサノヴァなどのブラジル音楽の誕生に影響を与えた。』とのこと。
ジャズより歴史の古い即興を重視した音楽ということで、珍しいとても哀愁のある調べを聴くことが出来て、嬉しかったですウインク
 
下の写真は演奏中のかみむらさんと関谷さんの後ろ姿です。