おっさんの戯言日記 -54ページ目

おっさんの戯言日記

戯れごとを書いていきますので良かったらお付き合い下さい。

 2006年に行われた野球WBCの舞台裏も含めたお話です。イチローというスーパースターの存在を乗り越えることで、チームが一つになっていく過程が描かれています。少し控えめに作者は書いてますが、コーチとの確執などもあったようです。

 そんなチームを支えたのは、控えでも腐らずにチームを支え続けたベテラン達でした。松中、福留達の活躍の影には、アマでオリンピックにこだわり続けた杉浦氏の想いがしっかりとJAPANに受け継がれていたことも書かれています。
 
 WBCは実際に見ていました。この本を読んで韓国戦での福留のホームランの興奮がよみがえってきました。

 なぜ宮本が星野JAPANでも主将に選ばれるのか、この本を読んでよく分かりました。頑張れ!!星野JAPAN。

屈辱と歓喜と真実と—“報道されなかった”王ジャパン121日間の舞台裏
私は競輪も好きで、北京では自転車競技にも注目しています。チームスプリントとケイリンでメダルのチャンスがあります。ただ、イギリスやフランス、ドイツなどが強いので、かなり厳しい戦いになるでしょうね。
 前回アテネではチームスプリントで銀メダルを取りました。今までの戦いでは何とか代表権を獲得するのが精一杯(世界8位前後)でした。しかし、切り札の長塚選手が直前に代表復帰し、メダルの可能性が少し出たかなと思っています。
 長塚選手は、水泳で話題のLZRを着るそうですね。コンマ1か2は速くなるとスポーツ紙では言っておりました。

  皆さん、自転車競技はマイナーですが応援よろしくお願いします。
さくっと数時間で読めました。事件自体は昭和59~60年、私が15~16歳の時です。「劇場型犯罪」というのでしょうか。何が起こるのか、不謹慎ですが「わくわく」感があったような気がします。これを機に、お菓子がパック包装に変わったのを覚えています。
 恐らく、作者がつきとめた方が真犯人の一人でしょう。ただ、もう事件の全容、全てが明らかになる可能性がほとんどゼロに近いということにむなしさが残ります。戦後の下山事件から3億円事件など未解決の事件は少なくないですが、ある種の「謎」というのは時代に必要な物なのでしょうか。

グリコ・森永事件「最終報告」 真犯人
この本読むのに、4週間程かかりました。でも、理解度は3割か4割でしょう。久々に読み応えのある本でした。Mとは最近死刑執行された宮崎勤のこと。1990年代に起きた神戸の事件についても触れています。 

 何か犯罪が起きたとき、それを全て犯罪者の性格に起因するもの、加害者がおかしいから起こしたんだと普通考えます。筆者は丹念な現場取材などから事件が起きる時代背景、環境を明らかにしています。起きるべくして起きたとまでは言いませんが、事件が起きる必然性のようなものが戦後の日本にはあったと読み取れます。

 筆者はほぼ10年かけてこの本を書かれたそうです。ちょうど宮崎死刑囚が話題になった頃で、興味本位で手に取りましたが、文章に圧倒されました。少し、間をおいてもう一度読んでみたい本です。
 
 この本は2000年に書かれていますが、最近の事件を見ていると筆者が憂えた通りに日本が進んでしまっている気がします。

M/世界の、憂鬱な先端 (文春文庫)
 1969年生まれの私には、ベトナム戦争の記憶は薄いです。かすかに戦争末期の大使館に殺到する人々、海中に落ちるヘリコプター の様子をニュースで見た記憶があります。
 ベトナム戦争は初めて「カラー」で映像をみた戦争です。後にドキュメントなどで密林に爆弾を落とす映像などを見ましたが衝撃的でした。
 写真が中心で読みやすい本ですが、この本を読むとアメリカが負けるべくして負けたのがよく分かりました。筆者は内側から戦争を伝えてくれています。農民の死体や、障がい児の写真などショッキングな画像も少なくありません。
 そんな写真の中でホッとさせてくれるのはベトナムの女性の写真です。美しい。ベトナムに行きたくなりました。
ベトナム戦争と平和―カラー版 (岩波新書 新赤版 (962))