友達をつくる方法
友達をつくる方法でつくった友達はきっと友達と付き合いをやめる方法を用い、ぷすりぷすりと別れて行くのでしょう。ご機嫌麗しゅう、こはんちゃんですわ。無理はよくなくてよ。本体を乗っ取り、バイドライドな服を着て、久方振りに町へ出てみれば、おほほ、このご時世、マスク姿の御仁をよく見かけますわ。おほほほほ。いえ、嘲笑しているのではなくてよ。ふと、現代なら口裂け女さんも安心して町を歩けるというものでしょう、と思ったものですから。ほほほ。では、陰獣のみなさま、ごきげんよう。ほほほ。
微笑シリーズ。ぼんやり
『とてもじゃないけどこんなことやってる精神状態じゃない』
「なにがあったんだよ」
『なんもねえよ』
「ねえのかよ」
『そう、なんもねえ。なんもないこの感じ。芥川龍之介みたいなさ』
「ああ、ただぼんやりした不安、か」
『そうそう、ただのぼんやりしたファン』
「のんびり屋さんか!」
『ほらな?』
「なんだよ」
『こんなことやってる精神状態じゃないんだよ』
「確かに不安とファンはやっちゃいけないリストに並ぶダジャレだけどな」
『この感じ。太宰なら何回自殺未遂してるんだって話』
「太宰ってお前、暗いよ!明るくいこうぜ」
『心中する度に相方だけが死んでいく』
「おれ死なねえよ!する度にってお前、おれ何人目だよ」
『6人、いや7』
「数なんて考えなくていいんだよ!」
『ショートコントやろうぜ』
「突然!?」
『ショートコント“心中”』
「やめろやめろ!おれだけ死ぬんだろそれ!?」
『コントじゃねえか』
「お前の目がすわってるから怖いんだよ!」
『コントじゃねえか』
「だからその目が」
『コントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえか』
「怖いよ!やめろ!ショートコントしたいんなら別のにしろ!」
『じゃあ、ショートコント“服毒”』
「わかりやすく根本的な解決に至ってねえよ!」
『さてわたくしの目の前にあるこのドクロマークの描かれた』
「やめろ!勝手に進めんな!」
『まずはあなたから』
「飲むんならお前から飲めよ!」
『では』
「いや飲むな飲むな!やめろ!やめなさい!」
『なんなんだよ』
「こっちのセリフだよ!もっと明るくなれよ!」
『明るく?じゃあショートコント“意識混濁”』
「駄目だよ!却下だ!」
『“中央線”』
「アウトだよ!」
『“混ぜたらいいじゃない”』
「混ぜるな!危険だろ!」
『“この戦争が終わったら”』
「死ぬだろそれも!駄目だ駄目だ!」
『なんだよ!駄目駄目ばっか言いやがって』
「そりゃ言うだろ」
『じゃあどうしたらおれは死ねるんだよ!』
「そこ!?そこに重きを置いてんの!?ショートコントじゃなくて!?」
『悪いか』
「悪いよ!やめろ!」
『やめろやめろとさっきから一体何をやめ…はっ』
「気がつくな!頭をよぎるな!人生じゃねえよ!」
『ああ、人間を』
「人間をやめるってお前、それ言っていいのはディオか身内にシャブ中がいる奴だけだぜ」
『じゃあどうショートコントしたらいいんだよ』
「和製英語だけどショートコントの和訳は自殺じゃねえからな?」
『知ってるよ!短い…は!?』
「命じゃねえぞコントは」
『ああ、いや、短い猪木かと』
「どこが!?猪木のどこが短いんだよ!?」
『そりゃやっぱり、ストレートにあごだろ』
「あごが短い猪木なんて猪木じゃねえだろ。クレオパトラの鼻か」
『いや、それは相対的に見るからだろ。今を生きるおれ達から見れば猪木のあごは長くて大きいが、大昔の人達からすれば』
「おい!それ以上言うな!…しょうもなさすぎだろ。絶句だわ」
『…おれはただショートコントがしたかっただけなのに…とんだ大爆笑だよ』
「うけてねえよ!くすりともうけてねえ!ひいてく一方だよ!」
『じゃあどんなショートコントすればいいんだよ!』
「そんなにやりたいのかよ」
『ショートコント“精神鑑定”』
「やめろって!」
『うわあん』
「泣くなよ!ていうかショートコントって即興でやるもんじゃないからな!」
『この期に及んで嘘つくな!』
「どの期に及んだのか知らねえが嘘じゃねえよ」
『やりたいやりたいやりたい』
「でもなあ」
『は、やらぬなら、殺してしまえ、ホトトギス?』
「やるよやる!殺されるぐらいならやるよ!」
『じゃあショートコント』
「いやまて!お前のつけるタイトルじゃやろうがやらまいが誰かが死ぬ」
『よくわかりましたね』
「わかるわ!じゃあもう、あれな、“犬”で。犬なら大丈夫だろ」
『わかった』
「そうか。えらくあっさり。まあいいか。じゃあショートコント“犬”」
『へっ、おれ達傭兵なんて所詮使い捨てさ』
「ちょっと待て!どうやら犬の解釈に相違があったようだ。そりゃショートコント“犬死に”だ」
『おい、お前のセリフは、この戦争が終わったらおれ結婚するんだ、だろ』
「めんどくせえな!犬っつったら犬だろ!ちゃんとやれ!」
『わかった』
「…ショートコント“犬”」
『くっ、このまま飼い慣らされた犬のような生活をしていろと言うのか!』
「レジスタンスしちゃ駄目だろ!犬だよ犬」
『ああ、今度の飢饉で村は壊滅じゃ。犬っころよりひもじく暮らさなけりゃならぬ。こうなったらお奉行様に』
「直訴しちゃ駄目!斬り捨て御免が関の山だろそれ!犬っっつったら犬な!ワンワン吠える犬!それ以外は認めない!」
『わかったよ』
「いいか?じゃあショートコント“犬”」
『ワンワンワンワン』
「あら可愛いワンちゃんですこと」
『ああ!?』
「え?」
『え?じゃねえよ!お前はなぜそのポジションを選んだ!?なぜ!?飼い主は!?おれ野良犬なの!?誰が野良犬に向かって可愛いワンちゃんだって言うんだよ!』
「あ、そうか。おれ飼い主ね。わかった。悪いね。しかし急にやる気出したな。まあさっきまでも違うやる気はあったけど」
『うん、どうもありがとうございました』
「え!?今の注意はショートコントの一部なの!?」
『ほらな?』
「なんだよ」
『こんなことやれる精神状態じゃねえんだ』
「それにしてもひどすぎるがな」
『どうせおれは、おれなんか』
「まずい方に行ってる。うん、こういう時はあれだね。そう!ショートコント“犬”」
『ワンワンワンワン!』
「打って変わってまあ元気に」
『ワンワンワンワン』
「これジョン。駄目でしょ。ほれジョン。おほほ、やあねえ吠えちゃって」
『お前なあ』
「え?」
『お前はなんなんだよ!』
「いやお前の飼い主だけど」
『それはいいけどお前は誰と話してんの!?』
「は!?そんなもんお前、二人しかいないんだから」
『なに勝手に登場人物増やしてんの!?』
「いやでも」
『どうもありがとうございました』
「やっぱりな」
『ほらな?』
「なんだよ」
『やりたくねえんだよこんな精神状態じゃ』
「お前がやりたいっつったからやってんだろうが!」
『つうかジョンってなんだよ!ジョンってお前』
「即興だったんだからしょうがないだろ!」
『なんでか知らねえけどおばさんキャラだしよ!お前あの話の終わりが見えてたわけ!?それでおばさんキャラをチョイスしたわけ!?』
「いやでも即興だったから」
『即興だったからってよお!犬って提示したのはお前の方だろうが!なんだよ!おれなんか四つん這いになってバカみたくワンワンワンワン吠えてよ!』
「それはお前が」
『どうもありがとうございました』
「どこから始まってた!?もう混乱しまくりだよ!」
『ほらな?』
「今度はなに!?」
『こんな精神状態じゃ』
「またかよ!聞き飽きたよ!」
『はぁ、もう駄目なんです私は。私は貝になりたい』
「犬になってたけどな」
『ショートコント“貝”』
「夢叶えちゃったよ!」
『……………』
「…だろうと思ったよ!」
『………………』
「しゃべれよ!もういいだろ戻ってこい!」
『………………』
「いやもういいから」
『…………』
「はい、どうもありがとうございました、ってはい」
『…………』
「おい!いい加減にしろよ!なにがしたいんだよ!」
『……………』
※『』このまま死ぬ。
「このまま死ぬ。じゃねえよ作者この野郎!変な解説やめろ!」
『…………』
※死んだ。
「おい!」
終わり。構成がいつにもましてめちゃくちゃなのは直前に何者かがオチをばらしたから。
「なにがあったんだよ」
『なんもねえよ』
「ねえのかよ」
『そう、なんもねえ。なんもないこの感じ。芥川龍之介みたいなさ』
「ああ、ただぼんやりした不安、か」
『そうそう、ただのぼんやりしたファン』
「のんびり屋さんか!」
『ほらな?』
「なんだよ」
『こんなことやってる精神状態じゃないんだよ』
「確かに不安とファンはやっちゃいけないリストに並ぶダジャレだけどな」
『この感じ。太宰なら何回自殺未遂してるんだって話』
「太宰ってお前、暗いよ!明るくいこうぜ」
『心中する度に相方だけが死んでいく』
「おれ死なねえよ!する度にってお前、おれ何人目だよ」
『6人、いや7』
「数なんて考えなくていいんだよ!」
『ショートコントやろうぜ』
「突然!?」
『ショートコント“心中”』
「やめろやめろ!おれだけ死ぬんだろそれ!?」
『コントじゃねえか』
「お前の目がすわってるから怖いんだよ!」
『コントじゃねえか』
「だからその目が」
『コントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえかコントじゃねえか』
「怖いよ!やめろ!ショートコントしたいんなら別のにしろ!」
『じゃあ、ショートコント“服毒”』
「わかりやすく根本的な解決に至ってねえよ!」
『さてわたくしの目の前にあるこのドクロマークの描かれた』
「やめろ!勝手に進めんな!」
『まずはあなたから』
「飲むんならお前から飲めよ!」
『では』
「いや飲むな飲むな!やめろ!やめなさい!」
『なんなんだよ』
「こっちのセリフだよ!もっと明るくなれよ!」
『明るく?じゃあショートコント“意識混濁”』
「駄目だよ!却下だ!」
『“中央線”』
「アウトだよ!」
『“混ぜたらいいじゃない”』
「混ぜるな!危険だろ!」
『“この戦争が終わったら”』
「死ぬだろそれも!駄目だ駄目だ!」
『なんだよ!駄目駄目ばっか言いやがって』
「そりゃ言うだろ」
『じゃあどうしたらおれは死ねるんだよ!』
「そこ!?そこに重きを置いてんの!?ショートコントじゃなくて!?」
『悪いか』
「悪いよ!やめろ!」
『やめろやめろとさっきから一体何をやめ…はっ』
「気がつくな!頭をよぎるな!人生じゃねえよ!」
『ああ、人間を』
「人間をやめるってお前、それ言っていいのはディオか身内にシャブ中がいる奴だけだぜ」
『じゃあどうショートコントしたらいいんだよ』
「和製英語だけどショートコントの和訳は自殺じゃねえからな?」
『知ってるよ!短い…は!?』
「命じゃねえぞコントは」
『ああ、いや、短い猪木かと』
「どこが!?猪木のどこが短いんだよ!?」
『そりゃやっぱり、ストレートにあごだろ』
「あごが短い猪木なんて猪木じゃねえだろ。クレオパトラの鼻か」
『いや、それは相対的に見るからだろ。今を生きるおれ達から見れば猪木のあごは長くて大きいが、大昔の人達からすれば』
「おい!それ以上言うな!…しょうもなさすぎだろ。絶句だわ」
『…おれはただショートコントがしたかっただけなのに…とんだ大爆笑だよ』
「うけてねえよ!くすりともうけてねえ!ひいてく一方だよ!」
『じゃあどんなショートコントすればいいんだよ!』
「そんなにやりたいのかよ」
『ショートコント“精神鑑定”』
「やめろって!」
『うわあん』
「泣くなよ!ていうかショートコントって即興でやるもんじゃないからな!」
『この期に及んで嘘つくな!』
「どの期に及んだのか知らねえが嘘じゃねえよ」
『やりたいやりたいやりたい』
「でもなあ」
『は、やらぬなら、殺してしまえ、ホトトギス?』
「やるよやる!殺されるぐらいならやるよ!」
『じゃあショートコント』
「いやまて!お前のつけるタイトルじゃやろうがやらまいが誰かが死ぬ」
『よくわかりましたね』
「わかるわ!じゃあもう、あれな、“犬”で。犬なら大丈夫だろ」
『わかった』
「そうか。えらくあっさり。まあいいか。じゃあショートコント“犬”」
『へっ、おれ達傭兵なんて所詮使い捨てさ』
「ちょっと待て!どうやら犬の解釈に相違があったようだ。そりゃショートコント“犬死に”だ」
『おい、お前のセリフは、この戦争が終わったらおれ結婚するんだ、だろ』
「めんどくせえな!犬っつったら犬だろ!ちゃんとやれ!」
『わかった』
「…ショートコント“犬”」
『くっ、このまま飼い慣らされた犬のような生活をしていろと言うのか!』
「レジスタンスしちゃ駄目だろ!犬だよ犬」
『ああ、今度の飢饉で村は壊滅じゃ。犬っころよりひもじく暮らさなけりゃならぬ。こうなったらお奉行様に』
「直訴しちゃ駄目!斬り捨て御免が関の山だろそれ!犬っっつったら犬な!ワンワン吠える犬!それ以外は認めない!」
『わかったよ』
「いいか?じゃあショートコント“犬”」
『ワンワンワンワン』
「あら可愛いワンちゃんですこと」
『ああ!?』
「え?」
『え?じゃねえよ!お前はなぜそのポジションを選んだ!?なぜ!?飼い主は!?おれ野良犬なの!?誰が野良犬に向かって可愛いワンちゃんだって言うんだよ!』
「あ、そうか。おれ飼い主ね。わかった。悪いね。しかし急にやる気出したな。まあさっきまでも違うやる気はあったけど」
『うん、どうもありがとうございました』
「え!?今の注意はショートコントの一部なの!?」
『ほらな?』
「なんだよ」
『こんなことやれる精神状態じゃねえんだ』
「それにしてもひどすぎるがな」
『どうせおれは、おれなんか』
「まずい方に行ってる。うん、こういう時はあれだね。そう!ショートコント“犬”」
『ワンワンワンワン!』
「打って変わってまあ元気に」
『ワンワンワンワン』
「これジョン。駄目でしょ。ほれジョン。おほほ、やあねえ吠えちゃって」
『お前なあ』
「え?」
『お前はなんなんだよ!』
「いやお前の飼い主だけど」
『それはいいけどお前は誰と話してんの!?』
「は!?そんなもんお前、二人しかいないんだから」
『なに勝手に登場人物増やしてんの!?』
「いやでも」
『どうもありがとうございました』
「やっぱりな」
『ほらな?』
「なんだよ」
『やりたくねえんだよこんな精神状態じゃ』
「お前がやりたいっつったからやってんだろうが!」
『つうかジョンってなんだよ!ジョンってお前』
「即興だったんだからしょうがないだろ!」
『なんでか知らねえけどおばさんキャラだしよ!お前あの話の終わりが見えてたわけ!?それでおばさんキャラをチョイスしたわけ!?』
「いやでも即興だったから」
『即興だったからってよお!犬って提示したのはお前の方だろうが!なんだよ!おれなんか四つん這いになってバカみたくワンワンワンワン吠えてよ!』
「それはお前が」
『どうもありがとうございました』
「どこから始まってた!?もう混乱しまくりだよ!」
『ほらな?』
「今度はなに!?」
『こんな精神状態じゃ』
「またかよ!聞き飽きたよ!」
『はぁ、もう駄目なんです私は。私は貝になりたい』
「犬になってたけどな」
『ショートコント“貝”』
「夢叶えちゃったよ!」
『……………』
「…だろうと思ったよ!」
『………………』
「しゃべれよ!もういいだろ戻ってこい!」
『………………』
「いやもういいから」
『…………』
「はい、どうもありがとうございました、ってはい」
『…………』
「おい!いい加減にしろよ!なにがしたいんだよ!」
『……………』
※『』このまま死ぬ。
「このまま死ぬ。じゃねえよ作者この野郎!変な解説やめろ!」
『…………』
※死んだ。
「おい!」
終わり。構成がいつにもましてめちゃくちゃなのは直前に何者かがオチをばらしたから。


