今日は千葉大前校でしたが、爽やかないい天気でした。
千葉大学が入試だったようで、
CSS千葉大前校に着くまでに大勢の高校生と父兄の方とすれ違いました。
最近は父兄同伴の大学受験が当たり前になったのでしょうか?
そのうち公務員試験もそうなるかもしれませんね(笑)。
予備校段階では親御さんからの問い合わせも出てきましたからね。
昨日に引き続き、模試の質問が多かったですが、
(N・Tコンビよ、なぜ私に政治学を質問するのだ、まあいいが)
問題文にせよ、解説にせよ、
冷静に文章をよく読むように。
ケアレスミスが痛恨なのは、数的だけではありません。
「行政処分が違法であることを理由として国家賠償の請求をするについては、あらかじめ処分の取消し又は無効確認の判決を得なければならないものではない。」と書いてあった場合に、国家賠償請求訴訟の前提として取消判決は要るのか、要らないのか?
冷静に読めば何ということもない文章でも、最後が打ち消しでひっくり返ったり、二重打ち消しだったりすると、慌てて読み飛ばした場合に意味が逆になってしまうので、○を×、×を○と判断してしまいます。これは後で気がつくと痛いです。
条文や判例の文章は長かったり、表現がもってまわっていたりして読みにくいですが、肝腎な部分は精読しましょうね(文末とか)。
まあ、このくらいなら、まだましな方で、ウィキペディア(笑)によると、ドイツ語で一番長い単語は(固有名詞ではあるが)、
Donaudampfschiffahrtselektrizitaetenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaft
(ドナウ汽船電気事業本工場工事部門下級官吏組合)
だそうで、とても発音できませんな。
とここまで書いて、外国人の目から見れば、
「あらかじめ処分の取消し又は無効確認の判決を得なければならないものではない」
も、語間を空けてある訳でもなく、一単語に見えるのではと思い到りました。
(今までの苦労は……)
もっとも漢字仮名交じりだからいいようなものの、
「あらかじめしょぶんのとりけしまたはむこうかくにんのはんけつをえなければならないものではない」
だと日本人でも容易に判読できないかも。
もっとも、昔大学院の同期生に聞いた話では、フランスの破毀院(最高裁判所)の判決は、最初から最後まで一つの文(文章ではない!)で書いてあるそうな。関係代名詞やらコロンやらセミコロンやら駆使した職人技だそうだが、そんな所で気合入れんでも、と思わなくもない(あまりにも空恐ろしい話で確認してはいませんので、世の中が忙しくなった現在はどうなのか解かりませんが)。
法律屋って……
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〈ガイダンス日程〉
千葉大前校
3/14 18:00~19:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
3/17 18:00~19:30 「入門講義 憲法」
3/22 18:00~19:30 「入門講義 民法」
3/23 14:00~15:00 「新2年生から始めて確実に公務員になる方法」
3/26 14:00~15:00 「新3年生のための公務員試験ガイダンス」
中央大前校
3/13 18:00~19:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
3/20 18:00~19:00 「法学部1・2年生限定 君たちに有利な公務員試験」
3/22 14:00~15:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
3/25 14:00~15:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
3/29 11:00~12:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
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