このところ雨続きでしたが、天気が回復してきたせいか、鼻がくしゃくしゃしている人が多いですね。
3月11日は、昨年、東北地方太平洋沖地震及びそれに伴う津波等の災害並びに原発事故災害(いわゆる東日本大震災)が発生した日です。
今日はテレビであれ、インターネットであれ、この話で溢れ返ると思われるので、異なる話題を書こうと思っていたのですが、たまたま地震の時と同じ中央大前校にいるためか、どうも昨年の地震の記憶が思い出されます。
かつて、ベルリンの壁が崩壊したとき、ある先輩に「将来、子供に『お父さんはあのときどんなことをしていたの?』と必ず聞かれるから、覚えておけよ。」と言われたのが、印象に残っています。色々な考えがあるでしょうが、成程と思うところもあるので、ちょっと思い起こしておこうかな、と。
もっとも、被災地の方や被災地出身の方はもちろんのこと、鉄道が完全に不通になって、千葉大前校に泊まり込むことになった川井先生や千葉大前校の一部の学生に比べても、牧歌的なものではあったのですが。
あの時は、中央大前校での講義中(確か詐害行為取消権の話をしていたと思います)に急に強く揺れだし、驚きながらも、「ここは坂になっているから、体感ほど震度は大きくあるまい」などと思いつつ、取り敢えず自動ドアを「開」で固定していざというときの逃げ道を確保し、揺れがやや収まったところで、講義をいったん中止して様子を見た上、鈴木校長と話し合って、一応講義を再開しました(早めに終わらせましたが)。
とはいえ、そのときは東北地方であれほど大ごとになっているとは考えていませんでした。
揺れが収まった直後から、モノレールが動き始めたためかもしれません。公共交通機関の中では一番地震に弱そうな気がするので驚いたのですが、それだけに日頃から対策なりシミュレーションなりマニュアルなりしっかりしていたのかと思います。おかげで奇蹟的に宿がとれた立川までは行くことができました。
そこでレジュメを書きながら見たテレビで、宮城で津波が街や田畑を飲み込んでいく映像に慄然とした、と言いたいところですが、正直「これは一体何が起こっているんだ」と呆然としていました。
その後の復興策については、中央政府の仕切りはいささか混乱していると言わざるを得ませんが、現場の方々の努力には本当に頭が下がります。CSSの合格者からも、東北に派遣されて仕事に従事した時の話を聞く機会がありましたが、本当に大変な状況でした。
ただ、公務員試験の受験生であれば、今は勉強に専念して、先輩方のように公務員になってからの方が、よほど復興の役に立てるだろうと思います。
以前も書きましたが、私としてもそのお手伝いをする方が、自ら東北に赴いて役立たずぶりを発揮するよりも効果的な復興支援であると思っています。
さて、
日曜ということで、模擬試験を受けてきた受講生が出来不出来に一喜一憂していますが、模擬試験は、
①本番での時間・ペース配分のシミュレーション
②出題予想分野の把握
③現段階での弱点の発見と、学習計画の修正
といった効能のために受けるもので、内容面では結果を気にするより、どこができなかったかを把握することが大事です(上記③)。そこをしっかり復習して、本番でできれば問題ないので。
模試の結果に一喜一憂し過ぎて、ペースを乱すようでは本末転倒です。
模試は利用するものであって、振り回されるものではないことは、一般論として言われればだれでも、「そんなの知ってる」とか口を尖らせるでしょうが、行動が伴っていない方は多いです(笑)。
★採用説明会のお知らせ
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〈ガイダンス日程〉
千葉大前校
3/12 18:00~19:00 「新3年生のための公務員試験ガイダンス」
3/14 18:00~19:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
3/17 18:00~19:30 「入門講義 憲法」
3/22 18:00~19:30 「入門講義 民法」
3/23 14:00~15:00 「新2年生から始めて確実に公務員になる方法」
3/26 14:00~15:00 「新3年生のための公務員試験ガイダンス」
中央大前校
3/13 18:00~19:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
3/20 18:00~19:00 「法学部1・2年生限定 君たちに有利な公務員試験」
3/22 14:00~15:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
3/25 14:00~15:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
3/29 11:00~12:00 「公務員試験戦略ガイダンス」
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