浅間山は今年3度目の雪。
けさの浅間山は、ご覧の通り、山頂付近が真っ白に雪化粧していました!軽井沢高原文庫から約300m離れた場所から朝8時ごろ撮影。
今年の浅間山の初冠雪はたしか10月25日。2度目が11月16日。そしてこれが3度目です。土地の言い習わしを信じるならば、そろそろ平地にも雪が降ります。
どうぞ皆さま、これから車で軽井沢へお越しの方は、冬タイヤに履き替えるか、チェーンをご用意の上、いらしてください。
3日前、軽井沢町教育委員会主催の文化財保護審議会及び博物館等施設運営協議会合同視察研修に参加して、栃木市へ行ってきました。最初の見学地で、東京出張直前という大川秀子栃木市長が待っておられ、一同に丁寧なご挨拶をされました。
見学したのは、約2週間前にオープンしたばかりの栃木市立美術館、築約100年の旧栃木町役場を活用した栃木市立文学館、とちぎ山車会館など。美術館では喜多川歌麿の肉筆画「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」の高精細複製画がとくに見ごたえがありました。
江戸時代に舟運で栄えた街ですので、船にも乗ってみました。船上からの蔵の街の眺めはすばらしかったです(写真)。船の上から船べり近くを泳ぐ鯉も撮影。今年4月オープンの文学館外観(正面ではなく、エレベーターを設置した西側面)も載せます。
さらに、ところ変わって、きのう、私は東京のJR御茶ノ水駅から聖橋を渡った所にある旧湯島聖堂付近を歩いてきました。江戸時代に学問(儒学)の府であった聖堂の一部、昌平坂学問所(昌平黌)は、明治維新後、新政府に引き継がれ、昌平学校、大学校、東京大学などと発展していきます。このあたりが近代教育発祥の地と言われるゆえんです。近くの神田明神にもお参りしましたので、その写真も掲げます。 (大藤 記)
ドナルド・キーン展資料返却終了。
きょうの軽井沢はぽかぽかした小春日和でした。気温は最低0℃、最高12℃。
きょう午後、軽井沢のドナルド・キーン山荘へキーン誠己氏をお訪ねし、夏季特別展「生誕100年 ドナルド・キーン展―軽井沢と日本語の美―」のために山荘よりお借りしていた資料の返却を行いました。その中には山荘の書斎復元コーナーに展示した机や椅子、屏風なども含まれます。
これですべての資料返却が終わり、ドナルド・キーン展に関する業務が完了しました。ほっとしました。
キーン誠己氏は、来月初旬にニューヨークへいらっしゃる前のお忙しい中、このためにわざわざ東京からお越しくださったのでした。
ドナルド・キーン展については記すべき様々な思い出がございます。しかしながら、今はお世話になった皆様への感謝の気持ちでいっぱいなのと、無事に終わったことの安堵感のため、すぐに記すことができません。
写真は、今年1月24日、東京都内にあるキーン先生のお墓参りをキーン誠己氏のご案内で初めてさせて頂いた後、キーン先生の仕事場を拝見し、そのあと東京都北区立中央図書館へうかがい「ドナルド・キーン コレクションコーナー」を見た折、一隅にさりげなく置かれていたキーン先生の笑顔の写真を目にして写した1枚です。この日は私にとって、とても大事な一日でしたので、この日のスナップ写真の中から1枚、載せ ます。 (大藤 記)
落葉集め終了。「通信」100号。少し早めのクリスマス会。
現在、軽井沢高原文庫で開催中の「文学のふるさと・軽井沢―朔太郎、犀星、龍之介、辰雄…―」に関して、2022年11月9日付の信濃毎日新聞文化欄において、「萩原朔太郎大全2022」の記事の中で紹介されましたので、ここに載せます。どうぞご覧ください。
ところで、10月上旬から1カ月余り、ほぼ毎日続いていた落葉集めの作業が一昨日、ようやく終わりました。最後は軽トラックで数回、当館から車で5分ほどの腐葉土をつくる場所へ運びました。これで平地にいつ雪が降っても大丈夫です。
一昨日、「軽井沢高原文庫通信」第100号の依頼原稿が揃いましたので、印刷所に入稿しました。発行は12月上旬予定。4人のお名前はまだ出せませんが、詩人、大学教員、建築家などの方々です。
私事になりますが、数日前から、朝、庭で薪割りをしてから仕事場に出かけるようになりました。割った薪は太陽にあて、来春か、1年後の薪として使います。
昨晩、新型コロナの第8波が来る前にと、少し早めのクリスマス食事会を、ヨーロッパ生活が長い知人と町内のオゴッソでしました。今年はドナルド・キーン展を開催させて頂きましたので、キーン先生が軽井沢でよく行かれたお店を選び、ご主人からキーン先生に関する問わず語りの楽しい思い出話をうかがいながら、シャモスキ、鯵の刺身、清水牧場のチーズの盛り合わせなど、赤ワイン(メルロー)と共においしくいただきました。
なお、当館敷地内の旧有島武郎別荘「浄月庵」内のカフェ「一房の葡萄」の今年度の営業は、本日をもって終了いたします。ご利用ありがとうございました。 (大藤 記)
カフェ「一房の葡萄」の営業は11月13日(日)まで。落葉松の黄金色の針葉が舞い始めています。
当館敷地内の旧有島武郎別荘「浄月庵」内のカフェ「一房の葡萄」の今年の営業は、いよいよ11月13日(日)までとなりました。あす、あさっては定休日ですので、残りの営業は今日を含めて僅か4日間。皆さま、よろしかったらお出かけください。高原文庫のチケットなしでもご利用できます。
さきほど、その「一房の葡萄」の店内を1枚、撮影してきました(写真)。
ところで、軽井沢高原文庫を訪れたことのある方ならば、ご存知と思いますが、当館裏庭は落葉松(からまつ)とアカシアの林が広がっています。今年9月10日の浅田次郎氏によるドナルド・キーン先生をテーマとする講演会もそこで行われました。
軽井沢の紅葉は、最近の放射冷却現象による朝夕の冷え込みもあって、すでに多くの樹木が葉を落としました。最後まで踏みとどまっているひとつが、今や黄金色に染まった落葉松の針葉です。その黄金の針も、今日あたり、風に吹かれて少しずつ舞い始めています。当館裏庭の堀辰雄山荘周辺の落葉松林も撮影しました。 (大藤 記)
軽井沢は紅葉が見頃を迎えています(続き)
軽井沢は紅葉が見頃を迎えています。写真は、さきほど、当館から徒歩2分のところにある塩沢湖畔の、軽井沢タリアセン中央ゲート付近で撮影しました。
わんこちゃんのほうは、偶然、居合わせたお客様の許可を得て、1枚、撮影させていただきました。チョコちゃんやメリーちゃんたち4匹の仲間たちです。
軽井沢の紅葉は、この感じですと、まだ1週間くらいは十分楽しめるかもしれません。
きょうは、仙台在住の友の会会員の方が、米シカゴから来日中というご友人を案内されて、来館くださいました。
軽井沢高原文庫では「文学のふるさと・軽井沢―朔太郎、犀星、龍之介、辰雄…―」を開催中です。11月30日まで。会期中無休。 (大藤 記)
11月に入りました。今日の軽井沢高原文庫前庭の様子です。今日は萩原朔太郎誕生日。
11月に入りました。今日の軽井沢は小雨が降っています。雨に濡れた軽井沢の紅葉はしっとりとおちついて見えます。さきほど、軽井沢高原文庫前庭を1枚、撮影しましたので、ここに載せます。
さて、今日は詩人・萩原朔太郎の誕生日です。萩原朔太郎は1886(明治19)年11月1日、前橋に生れました。
ところで、この1886年という年は、私のような仕事をしている人間には、常に頭から離れない数字でもあります。なぜならば、1886年はカナダ人宣教師A. C.ショーによって軽井沢が避暑地として見出された年でもあるからです。136年前。
現在、軽井沢高原文庫で開催されている企画展「文学のふるさと・軽井沢―朔太郎、犀星、龍之介、辰雄…―」の会場を、ガラス越しですが、写しましたので、ここに載せておきます。「朔太郎と犀星」コーナーです。
萩原朔太郎と軽井沢という観点からものを考える時、そこに室生犀星という存在を抜きに語ることはできません。本展においても朔太郎コーナーでは二人の関係を中心に紹介しています。
昔、旧軽井沢ロータリー近くのスーパー紀ノ国屋の奥に、故・中村真一郎前館長が夏になると借りておられた三井家の別荘というのがありました。ある時、そこを訪ねた私に、中村先生が、ここはかつて萩原朔太郎が新婚生活を送ったところです、とおっしゃったひと言を、35年ほど経った今になって、あらためて想い起こします。朔太郎年譜を見ると、それは1938(昭和13)年夏、犀星の斡旋で朔太郎が三井の別荘を借り、美津子夫人と軽井沢に滞在したことを指すことが分かります。
2022年は萩原朔太郎の没後80年にあたることから、朔太郎を介した企画展「萩原朔太郎大全2022」が全国52か所の文学館や美術館、大学施設にて開催されています。当館もこの共同企画に参加しています。 (大藤 記)
軽井沢は紅葉が見頃を迎えています。今日の塩沢湖と旧朝吹山荘「睡鳩荘」です。
軽井沢は紅葉が見頃を迎えています。写真は、今日の塩沢湖と旧朝吹山荘「睡鳩荘」です。午後4時ごろ、ちょうど夕日が湖面と建物に当たっているところを1枚、写しました。
今日の軽井沢は快晴。気温は最高14℃、最低0℃。日中は日差しが暖かく感じられ、心地よい一日でした。
塩沢湖は、当館から徒歩3分のところに位置します。湖畔沿いの木々の葉がだいぶ色づいているのがお分かりになるでしょうか。
なお、睡鳩荘では明日まで、「水彩スケッチ画の世界 五十嵐吉彦展 in 軽井沢<軽井沢の四季を描く>」が開催されています。睡鳩荘や野上弥生子書斎などを描いた作品も展示されています。五十嵐吉彦さんは日本スケッチ画会会長。
今日、軽井沢高原文庫には萩原朔太郎を研究しているという女子大学生が横浜からお見えになりました。 (大藤 記)
ドナルド・キーン展の資料返却、「二十四節花〜深沢紅子の花と言葉〜」、旧軽井沢文学散歩
昨日、ドナルド・キーン展の資料返却があり、車で東京へ行ってきました。朝、6時半に出発し、戻りは夜8時半でした。東京は意外に寒かったです。
今回、ドナルド・キーン先生のお宅からお借りした資料が大量でしたので、その確認作業もかなり時間を要しましたが、ご子息のキーン誠己様に東京都北区立中央図書館や旧ふくろ幼稚園までご一緒頂き、すべてが順調に進み、無事に終わりました。返却はまだ残っておりますが、大きな山は越えましたので、ホッとしています。
今日は、深沢紅子野の花美術館で明日から始まる企画展「二十四節花~深沢紅子の花と言葉~」の飾りつけを学芸員と行っていました。ついさきほど、そちらも終了しました(写真)。日本には、古代中国に由来する、暦を等分する上での区分である二十四節気というものがあります。立春、啓蟄、夏至、秋分、霜降、立冬、大雪、大寒…。日本人は、日々移り変わる四季をこまやかに捉えることで、自然に対する豊かな感受性を育んできました。今回、この二十四節気をヒントに「二十四節花」に置き換えて、深沢紅子の野の花作品を春夏秋冬の流れの中で全体を構成しました。
また、けさ、新聞にフランス文学者の安藤元雄先生が文化功労者に選ばれたことが載っていましたので、嬉しくなって、安藤先生にお電話して、お祝いの言葉を申し上げました。安藤先生にはこれまでも当館の定期刊行物にたびたび原稿をお願いしてきました。
一昨日、読売新聞日曜版「よみほっと」の撮影があり、早朝、写真部の田中秀敏さんをアントニン・レーモンド「夏の家」にご案内しました。記事を書かれる藤原善晴さんは1週間ほど前に来館され、お会いしました。
4日前、2022②文学散歩「晩秋の旧軽井沢を歩く~旧軽井沢ゆかりの文学者たち編~」を開催し、これで今年の当館イベントのすべてが無事に終了しました。参加者は東京、横浜、さいたま市、長野市などから来られ、東京の大学の経営学教授という方もご母堂と参加されていました。
皆さま、気温が急に下がってきているようです。体調管理に十分お気をつけください。 (大藤 記)
軽井沢-1℃。この秋初の氷点下。
今日の軽井沢は、午前6時の時点で-1℃でした。この秋はじめての氷点下です。日中の最高気温は15℃。快晴。朝夕の冷え込みがこのまま続けば、紅葉は一気に進むでしょう。
昨日、私は明後日、開かれる旧軽井沢文学散歩の下見のため、愛宕山下の別荘地などを1時間ほど、歩いてきました。つるや旅館近くのモミジの葉が真っ赤に染まっていて、きれいでした。次に掲げる写真はそのモミジではなく、矢ヶ崎川沿いに建つ室生犀星文学碑です。周囲の植物が黒御影石の碑面に映り込んで、それがさながら川底のようです。犀星の野性と情念に通ずるものがあるような気がしましたので、ここに掲げます。
10月22日(土)の催しは、当館イベントとしては今年最後になります。これで一段落と言いたいところですが、週明けにはドナルド・キーン展の返却作業や深沢紅子野の花美術館の展示入れ替えなどが続きます。
なお、昨日、私は4回目の新型コロナワクチン接種を軽井沢町中央公民館で受けてきました。これまですべてモデルナでしたが、今回はファイザーでした。副反応はありません。
今日は、盛岡市の景観重要建造物の「紺屋町番屋」を利活用してカフェやクラフトショップなどを運営している合同会社ほっぷステップの代表、岩渕公二さんらが来館されました。同施設のリーフレット表紙には、立原道造の「[盛岡紀行]」の次の一節が印刷されています(写真)。「夕ぐれ 火の見櫓に火がともる 僕の心は それを見ている」。火の見櫓は紺屋町番屋とのこと。このように、84年前の詩が歴史的建造物の再生に新たな息吹を吹き込んでいるというのは、やはり、ことばにいのちが宿っている証しでしょうか。 (大藤 記)
軽井沢は紅葉が徐々に進んでいます。
軽井沢は紅葉が徐々に進んでいます。ここに載せる写真は、今日の軽井沢高原文庫前庭の様子です。皆さまのお住いの所と比べていかがですか。
3日前の10月14日から当館では企画展「文学のふるさと・軽井沢―朔太郎、犀星、龍之介、辰雄…―」がスタートしています。
一昨日、画家の岸田夏子さんが東京からいらっしゃいました。画家・岸田劉生の孫。劉生の描いた有名な「麗子像」シリーズの麗子は、夏子さんのご母堂です。岸田夏子さんは、軽井沢大賀ホールで開かれたピアニストの反田恭平さんのコンサートに知人から招待されて訪れたようですが、演奏会前に立ち寄ってくださったのでした。ご帰宅後、私宛にメールをいただき、高原文庫の会場に飾られている文学者の方々の写真を見ているうちに、忘れかけていた思い出が蘇り、勇気づけられて帰って参りました、紅葉の美しさと共に、忘れ難い旅となりました、といった大変丁寧なご感想が記されていて、とても感銘を受けました。
昨日は、井上靖氏の長女・浦城幾代さんへ、先日お送りいただいた冊子に関するお礼状をお書きしました。そういえば、数日前から軽井沢でもしろばんば(雪虫)を見るようになりました。井上靖『しろばんば』は私の中学時代の愛読書の一つです。
今日は、東京の田端文士村記念館の星野志織さんが来館されました。 (大藤 記)

















