こんにちは。
インストラクターの高波ヤスコです。
ある日の事。
「えーーーん!」
それまで静かに遊んでいた娘(6歳)が泣き出しました。
家事をしていた私は、
(忙しいときに、どうしたのかなあ?)
と、思いつつ娘の側に行きました。
娘は涙をポロポロ流しています。
私は見たままを伝えました。
「泣いてるのね・・」
娘は声をヒックヒック言わせながら一生懸命答えます。
「あのね、あのね、○○がね、上手にできないのー!えーーーん!」
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オウム返しと気持ちの代弁
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そんな娘にいろいろ言いたくなりました。
(途中まで上手にできてるから大丈夫だよ!)
(またやってみたらいいよ!)
(今はできなくても大きくなったら出来るようになるよ!)
(そんな、泣くような事じゃないよ!)
けれど、そのすべてを飲み込みました。
代わりに言ったのは、オウム返しと気持ちの代弁。
「そっかー。出来なかったのね。」
「上手にやろうとしたのね。」
「できなくて悔しいのね。」
「そっか、そっかー。」
泣き続ける娘の背中を優しくナデナデしてあげました。
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娘の変化から感じた、娘自身が持つ力
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しばらく泣いた後、娘は私の目をスッと見つめて大きな声で言いました。
「抱っこ!!!」
私はびっくりして
「ええ?!抱っこ?!」
と返すと、
「キャハハハ!」
嬉しそうに笑いだしました。
「笑ってるやーーーん!」
と、言うとまた
「キャハハハ!」
と笑います。(か、可愛い・・)
娘を抱っこしながら思いました。
娘にアドバイスも励ますこともしなかったけど、それでよかったんだ。
私がしたのはオウム返しと気持ちの代弁だけ。
それだけで、娘は自分の気持ちの整理ができた。
それは紛れもなく、娘自身の力です。
娘のぬくもりと共に、娘が持つ「生きる力」を感じた出来事でした。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子育てコーチング協会
インストラクター 高波ヤスコ
【新潟】育児疲れは気持ちを整えると解決する! (ameblo.jp)