子どものこころのコーチング協会インストラクターの森山ふみ香です。
我が家には三人の子どもがいます。
第一子の長男がもうすぐ14歳なので、私の子育ては14年目になります。
子育てって、その年齢ごとの悩みがありますよね。
イヤイヤ期、子ども同士のトラブル、学校のことetc.
我が家もこの14年で様々な出来事や悩みがありました。
その中でも子育てが一番辛かったのは、今から約4年前。
当時小3の長男が学校に行き渋りをしていた時期です。
週に1回程度、学校を休むことが半年間続きました。
今でこそ思い出の1つとして話せますが、当時は真っ暗闇をさまよっているような 苦しい日々を過ごしていました。
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子育てを通して自分に×をつけていた
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なぜそんなに苦しかったのか。
それは、子育ての正解を追い求め、○×で判断していたからだと思います。
学校に行くことが○
明るく友達が多いことが○
勉強が出来ることが○
よい大学に行くことが○
何事にも諦めないことが○
常に子育ての正解を探していた私にとって、我が子が「理由もなく学校を休むのは×」でした。
さらには、我が子が正解に当てはまらないということは「私の子育ては×」であり、
「理想の子育てが出来ない私は×」だったのです。
このように子育てを通して自分にも×をつけていたから、とても苦しかったんだと思います。
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どの道も幸せにつながっている
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我が子の行き渋りを受け入れられるようになっていったのは、
「子どもが学校に行かず困っている。」と周囲に打ち明けたことがきっかけでした。
私が直接話してなくても、風の噂で耳に入ってきたのでしょう。
「私も子どもの頃、不登校だったよ。」
「我が子も不登校の時期があったよ。」
と、ママ友や会社の後輩、職場の上司、保育園の先生などから声をかけて頂くことが増え、
想像していた以上に多くの人達が経験していることを知ったのです。
いろんな方の話を聞いているうちに、私の考えも少しずつ変化してきました。
不登校の時期があったとしても、今はみんな幸せに過ごしているじゃない。
もしかすると、学校に行かないことは×ではないのかな。
○か×かの2本道しかなかった私の前に、たくさんの道が見えるようになってきました。
その道は、途中にある障害物や景色が違うけれど、どれも幸せにつながっていそうな気がします。
だとすると、どの道を選んでもいいと思うのです。
障害物を乗り越えられそうになければ、回り道してもいい。
違う景色が気になったら、他の道に変えてもいい。
そう思えると、少しラクになりませんか?
「どの道も幸せにつながっている」
これからもまだまだ続く子育て、そして自分自身の人生。
悩んだり、迷ったり、揺らいだりしたときの道しるべにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会インストラクター 森山ふみ香