こころが折れるのは、期待が大きいから | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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【 こころが折れるのは、期待が大きいから 】


こんにちは。

インストラクターの浜田悦子です。



先日、我が家のむすこは、1年2か月通った保育園を卒園しました。

3歳から、いくつものプレや保育園に通った むすこ。


週1日の登園も泣きわめき、引きずるように通っていた頃が、とても懐かしいです。

年長に入ってからは、どんなに疲れていても、どんなに嫌なことがあっても、


『 ママ、おんぶしようか? 』


という誘いには、横に首をふり、自分の足で登園しました。


毎日登園することは、当たり前のことのように思えるかもしれません。


でも、自分の子育てのなかで、

保育園に行かない。行けない。

という問題で、こどもと格闘するとは 正直考えてもいませんでした。



わたしには、仕事があるのに・・・

遅刻できないのに・・・

みんなに迷惑がかかるのに・・・


という、わたしの焦り。


この子は、これからもずっと登園できないのではないか・・・

このまま、ひきこもりにつながってしまうのではないか・・・


という、むすこへの不安。


わたしも、そして むすこも、憂鬱な毎日だったな~


そんなことを、懐かしく思い出しながら、わたしは卒園式に参加しました。



年長の1年間で、わたしはひとつ、とても大切なことを学びました。


それは、


【 こころが折れるのは、期待が大きいから 】


ということ。


登園しぶり、不登園以外にも、たくさんの事件がありました。


その度に、泣いたり 落ち込んだり、投げだしたくなったり・・・


こころが、ポキッポキッ・・・と折れるようでした。


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こんなに頑張っているんだから・・・という思い

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問題が起こると、むすこの特性からくることのように思えるけれど、実は むすこを通して わたしに降りかかっている問題なのだと、気付けるようになってきました。


(問題が起こった瞬間には、つい怒りが先行して、まだまだ気づけないことも、ありますが^^;)


そこで 気づいたことは、わたしは 【 期待 】 がとても大きいのだということでした。


むすこに、せんせいに、社会に。

そして、自分に。


こんなに頑張っているんだから、認めてほしいという気持ち。

こんなに頑張っているんだから、配慮してほしいという気持ち。


でも、むすこはこんな気持ちは全く持っていません。


自分が やりたいから、頑張る。

できたらうれしいけど、できなくてもいい。


このむすことのギャップに気づいたときに、恥ずかしい気持ちとともに、スーっと胸の奥の何かが解けていくようでした。



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子育ては、プライドとの戦い

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先日、子どものこころのコーチング協会主催 すまいるママ塾が開催されました。

おのころ心平さんのお話のなかで、わたしは次の言葉がとても印象に残りました。


『 子育ては、プライドとの戦い 』


今のわたしに、ぴったりな言葉です 笑


かと言って、

プライドなんて、捨ててしまおう!

と、思うのではなく、


・ わたしには、プライドがあるんだな~

・ あ、ここに引っかかったんだな~


と、意識して 俯瞰できるようになりました。



1年2か月という、保育園生活。

それは、母となった わたしにとって、自分の中のプライドを、ひも解く作業だったのかもしれません。



4月から、小学生。

むすこにも わたしにも、また あたらしい社会が広がります。

でも、きっと大丈夫。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。

子どものこころのコーチング協会 インストラクター
浜田悦子



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