子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます -8ページ目

子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

理化学研究所の小保方さんのSTAP細胞発見に至るまでの努力。


その一方で、最近の若い人は、「指示があるまで動けない。」


この2点について、少し考えてしまいました。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


小保方さんの業績において、我々が見習うべきところ。


それは、失敗をおそれず、人からなんと言われようが、果敢に挑戦すること。


この一点に尽きると、私は思います。


それに対し、「今の若い人は、指示がないと動けない。」という声。


私も「まったくそのとおりだ。」と思いました。


しかし、、、待てよ。


指示がないと動けない。


我々もそんな偉そうなこと言えるのかな。


我々が就職したころは、バブルがはじけた後とはいえ、まだまだバブルの余韻が残る時代でした。


それまでの日本企業は、基本的に、いけいけドンドン状態で、世界へ進出し、事業規模をドンドン大きくしていきました。


こういうと、高度成長期から日本企業を支えてきた先輩達から、反発の声が聞こえてくることは間違いないのですが、


高度成長期って、企業が成長するためにやるべきことって、ある程度決まっていたのですね。


「社長、今は○○○がすごく売れてます!」


「よし、わが社も至急、○○○を大量生産できる工場を作れ!」


その後、この会社は、○○○製造販売に乗り出しますが、1年目は赤字、2年目も赤字、3年目に黒字転換、4年目以降は順調に売上げ、利益が伸びてくる。


こんな成長シナリオが描けたんですね。


ところが今、こんな事業戦略を安易に実行すると、、


3年目に新興国が破壊的に安価な○○○製品の製造販売に乗り出し、日本企業は壊滅的な打撃を受ける。


この事例の典型例が、液晶テレビでしょう。


現代は、企業の幹部、トップも何をやっていいかわからない状態。


中堅や幹部も自発的に独創的なことに着手できていない状態。


こんな状態で、「今の若い人は、指示がないと動けない。」と、若者を責めるのはちょっとちがうかな~、と反省してしまいました。


本音を言えば、企業のトップ、幹部ですら、若い人に的確な指示も出せない状態にあるということ。


しかしこんな状態でも打開してかないと、我々に明るい未来は訪れません。


さてさて、この問題、改めて考えることにしましょう。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
理化学研究所の小保方さんの、STAP細胞の研究成果に関する報道を見ていて、つくづく難しいな~、と思ったしだいです。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


私も技術屋の端くれですので、小保方さんの研究がいかに独創性に富んだものか、理解できます。


あまりにも常識はずれの発想ゆえ、かつてnature誌に投稿した論文は、「これまでの数百年にわたる細胞学の歴史を冒涜している。」と酷評された、とあります。


それでもめげずに、信念を貫き通し、客観的に証明できるデータを取り、世間にこの業績を認めてもらったことは、賞賛以外の言葉は見つかりません。


小保方さんの業績を見て、勇気づけられた人も多いことでしょう。


私も間違いなくその一人です。


彼女のように、信念を貫き、ものごとに取り組めば、いつか絶対に目標、夢はかなう、と改めて思った人も多いでしょう。


今回の小保方さんの業績で注目しなければならないのは、彼女は、偶然、実験に使用する細胞を細い管の中を通した際、別の細胞に変わっていた、という事実を発見していたことでした。

つまり、目標となる現象、再現方法を探るべき現象を偶然、発見していた、という事実があることです。


理由はよくわからないけど、細胞が変化する。


細胞はどのような環境で変化するのか、ということを、とことん突き詰め、今回の大発見に至ったわけです。


ここでのポイントは、ある意味、「ゴールは早い段階で見えかけていた。」ということです。


ゴールにたどり着くまでの道順を、それこそ膨大な数の思考錯誤と実験を繰り返したことでしょう。


ところが、今回の小保方さんの業績、努力を誤って解釈してしまうと、次のようなことにもなりかねません。


小保方さんの努力 = 信念を貫く、と解釈し、間違った方法で延々と走り続けてしまうケースが出てくることです。


目標はぶれずに持っている人でも、結果がなかなか出ないやり方に固執してしまうケースは非常に多く見かけます。


一度はじめたやり方に、どこで見切りをつけるかは難しいことなのですが、結果が出ないやり方に固執してしまうと、いい結果を得ることはできません。


要は、失敗してもめげずに、別のやり方を次々と考え、ゴールに向かって進んでいくのがよいかと思います。


これってまさに受験勉強にもそのまま当てはまります。


目標は大学や高校への合格。


それを達成するためには、英語の点数をもっと上げなければならない。


英語のテストでできないところは、長文読解なのに、学校から出された単語の書き取りばかりやっていては、いつまでたっても、長文読解の力はつきません。


これと同じで、成功を勝ち取るには、やり方に固執してはいけない、ということを、今回の小保方さんの事例で改めて学びました。


蛇足ではありますが、小保方さんはマスコミに付きまとまれ、研究生活に支障が出てきているようです。

どうか、報道がこれ以上、加熱することなく、そっとしておいてあげてほしいものです。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
自分が本当にやりたいことは何か。


就活中の学生さんには、死ぬ気で真剣に考えてもらいたいことです。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


就職活動を行うにあたり、絶対にやっておかなければならないこと。


それは、自分が何をしたいか、ということを真剣に考えることです。


まあ、当たり前ですよね。就職は、自分の一生を左右する一大イベントです。


しかし、「あなたは将来何をしたいの?」と聞いても、明確に答えられる学生はかなり少数派です。


どれくらい真剣に考えているかは別として、やりたいことが見つからない、絞り込めない場合はどうしたらよいのでしょう。


そんなときは、「やりたいこと」ではなく、「やりたくないこと」を書き出してみてください。


とにかくたくさん書き出してみてください。


このときばかりは、欲、エゴ丸出しでかまわないでしょう。


工場でヘルメットをかぶって働くのはいやだ。


お客さんに頭を下げるのはいやだ。


机にじっと座って働くのはいやだ。


などなど、たくさん書き出していくと、何か見えてくるものです。


やりたくないことを突き詰めていくと、サラリーマンにはなりたくない、という結論になるかもしれません。


それはそれでいいのではないでしょうか。


十分なお金が無い限りは、「働きたくない」という選択肢は、取りたくても取れないと思いますので、サラリーマンがいやだ、という人は、自分で事業を起こすしかありません。


こうやって、まるで不満ぶちまけ大会のように、やりたくないことを書き出していくと、自分のやりたいことというのが何かしら見えてくることになります。


こうなってくると、就職先の候補となる会社もかなり絞込みができのではないでしょうか。


そんな面倒くさいことしなくても、やりたいことをいっぱい書いてみればいいじゃないか、という声が聞こえてきそうです。


しかし、「やりたいこと」をたくさん書き出してみるのもよいのですが、「やりたいこと」というのは、本当はやりたくないことなんだけれど、「やらなきゃいけないこと」、「やるべきこと」も含まれた状態であることが多いのです。


たとえば、工学部の機械工学科の学生は、「設計に関わる仕事がやりたい。」という人が多いのですが、実は、機械工学を卒業するからには、設計をやるべきだ、と考えがちです。


実はこの人、突き詰めていくと設計をやりたいとは限らないんですね。


そんな学生さん、これまでに何人も見てきました。


こういったことは、学生さんと実際に会って、長々と就活相談をしていると、あぶりだすことができます。


私にとっては、学生さんと話しをしていて、本当にやりたいことをあぶりだせたときが、達成感を感じる場面の1つです。


一人の学生さんを、幸せに一歩近づけた、という満足感です。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。