任意整理とは、私たち弁護士がカード会社と直接交渉し、将来利息カットの上で元金を36〜60回程度の分割にする債務整理の方法の一つです。
一括請求や裁判所からの通知が届いていても手続きできるので、支払いに困っている人にとってはとても心強いでしょう👍
しかし、そんな任意整理にもデメリットがあります。
任意整理のデメリットは「信用情報に傷がつくこと」です。
「信用情報に傷がつく」とは?
信用情報に傷がつくことは「ブラックリスト」とも言われておりますが、実際にはそういったリストはありません。
CIC、JICC、KSCといった国内にある信用情報機関に、債務整理の記録がされてしまうことを「傷がつく」と言います。これは「事故情報」とも言います。
「債務整理をする」ということは、イコール約束通りに払えなかったということですので、一定期間、クレジットカードや各種ローンが、この事故情報により利用できなくなる可能性が高くなります。
(審査をするのはカード会社なので、この事故情報を見て審査を通すかは、カード会社の判断次第ではありますが…)
信用情報における事故情報の記録は、下記のような影響が出ます。
- クレジットカードが作れない
- お金が借りれない
- 住宅ローンが通らない
- 車ローンが通らない
- スマホが分割で購入できない
- 賃貸契約で信販系の家賃保証が使えない
このような状態が、事故情報(ブラック)の保有期間である5年〜10年続きます。
すなわち、審査の関わるものは基本厳しいと思った方がいいかもしれませんね。
しかし、スマホや車、住宅などは、一括で購入できるのであれば問題ありません(審査が不要なので)。
すでに住宅ローンで家を購入している方が任意整理するのは問題ありません。
任意整理は手続きを除外する債権を選べますので(^ ^)
余談ですが、すでに長期にわたって滞納してしまっている方は、信用情報上ではブラックになってしまっている可能性大です。
お早めに、手続きを検討することをおすすめいたします。
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