今日の新聞に自殺者数が2年ぶりに減少したとありました。
2023年は63人減って、21,818人。
まだまだ高止まりの状態。
原因別で第1位が健康面の問題だそうです。
昔は、心や体の症状は『蛔』のせいだと言われていました。
『蛔』は、ハラノムシと読みます。
腹の虫がおさまらない、
虫の知らせ、
虫の息、
虫の居所が悪い、
など虫のの慣用句はたくさんあります。
ハラノムシが書かれた『針聞書』は、九州国立博物館で見ることができます。
私は2回訪問しました
いろんなハラノムシの説明があります。
腰抜けの虫は、昔、ぎっくり腰をどのように治療したかがわかります。
悩みの虫は、虫の胴体がぐるぐるしてて、この虫が体にいると、堂々めぐりにぐるぐる悩みます
昔、それは虫のせいだと言って治療してたのが参考になります。
私は、ハラノムシのTシャツや手ぬぐいまで購入しました
鍼灸師になってから、手ぬぐい好きです。
赤い龍、青いウサギ、黄色の虎。
下の浄土山の手ぬぐいは、鍼灸師からもらったもの。