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COPE (KU Plankton Lab)

絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

 

本日は、終日にわたって卒論最終発表会でした。非常に内容の濃い研究を、お腹いっぱいいただきました。卒論生のみなさん、たいへんお疲れ様でした。楽しかったです。

 

発表会終了時に、僭越ながら講評なるものをしたので、備忘録としてここに置いておこうとおもいます。

 

卒論生に向けて
ここ数年の水圏科学分野における卒業研究の特徴は、
・膨大で多様な数量データを解析しながら、
・複雑な結果を体系的に理解し、
・ストーリーにのせて説明しながら論理的に解釈する、
ということが求められるようになってきたとおもいます。我々の時代からすると、とても難しいことを求められていて、単純にすごいなあと感心します。いずれにせよ、どの研究室に配属されても高度な専門知識・技能が要求されますが、それらの能力がこの卒業研究によって開発・醸成されたとおもいます。実際、1年前と比べると難しいデータ解析・統計解析ができている人もいて、卒論を通して成長したことが伺えます。この伸びしろが鹿児島大水産学部生のよいところであり、今後も努力すればまだ成長できる伸びしろがあることを忘れないでほしいとおもいます。

新卒論生に向けて
卒論・修論は、会社における営利目的のプロジェクトととても似ているとおもいます。例えば、
・上司である指導教員や同僚である研究室メンバーが協働して、営利目的のプロジェクトを実行し
・そのプロジェクトによって得られた会社の財産や利益から、結果として配分される給料(大学では単位に相当)をもらうためには、プロジェクトをまとめて報告することは当然
な行為です。では、個人が会社で勤務する意義、卒論生が配属研究室で研究する意義はどこにあるのでしょうか?私は、
・配属先の会社(研究室)に固有の尖った技術・知識を積極的に修得して、自分の能力開発していくこと
この結果が、卒論生の今日の姿であるとおもいます。先ほども述べたように、鹿児島大学水産学部生にはかなりの伸びしろがあるのだから、これからの1年間で十分にその伸びしろを伸ばしてほしいと期待します。

 

おはようございます。主宰です。

 

本日は、卒論最終発表会となりました。1年間かけてまとめてきた新しい発見を、聴講しているみなさんにわかりやすく伝えてください。膨大なデータ解析に裏付けられた十分な研究成果ですので、いつもの通りに楽しみながら発表してください。

今朝は、本格的に桜島に冠雪となりました。

こんばんは。主宰です。

 

おじさんになると時間の経つのがとてもはやく感じられ、年始になって仕事始めとなったとおもったら、もう1月下旬となってました。この時期になると、やっぱりふくちゃんのことを思い出してしまいます。残念なことでした。せめて、あいつの思い出を画像をみながら語りたいとおもいます。

これは、不器用な野郎ども3人で苦労しながら、私の好きな栗のモンブランケーキをつくってくれて、誕生日プレゼントしてくれた時のものですね。まだこの頃は、どこか幼い感じが残ってます。

これは、新卒論生が配属されたときに歓迎会をやった時のやつですね。この後の画像を見ると気づきますが、ふくちゃんは画像を撮るとき、口元をキュッとやるんですよ。

これは、卒論最終発表が終わった直後の記念撮影。ふたりとも、疲れた顔してますな。前日は夜遅くまで練習してたんでしょう。

こいつは、卒論最終発表会が終わって、慰労会をしたときですな。発表会直後と違って、酒が入ると活力が蘇ってます。

これは、卒業式で証書をいただいて、研究室の前で記念撮影したやつ。弱かったのに船酔いと闘いながら、よく頑張ってくれました。

これは、卒業式後の謝恩会の記念撮影。この時代だと野郎どもばっかりで、いつも肩組んで学生たちと千鳥足で語り合ってました。

 

一周忌では、とりあえず4年生を振り返りました。ここでは到底収まらない画像が、たった1年間でたくさん出てきました。懐かしい・・・来年は、修士1年の頃を振り返ろうかとおもっています。

 

追伸

同窓生のみなさんは、ぜひコメントしてやってください。

 

こんばんは。主宰です。

 

お正月には、起きたらだらだらと喰って飲んで寝るだけなので、何だか着ている服が小さく感じます。歳を取ると代謝が低くなって太りやすくなるので、喰った分のカロリー消耗を考えないといけません。このため、数年前からお正月に晴れてるなら、登山をすることにしています。前から気になっていた鷹ノ子岳に登山したことがあるので、記録に残すことにしました。

鷹ノ子岳は、入来峠を越えたダム付近にある、山頂がとんがった低山です。鹿児島にはとんがった低山があちこちにあるのですが、調べてみるとけっこう登山できるみたいで、鷹ノ子岳もその1つです。ダム付近に蕎麦屋があるのですが、その近くの公園に駐車して鷹ノ子岳に向かいます。ダムには吊り橋がかかっていて、そちらを渡ると鳥居が見えてきます。この鳥居が鷹ノ子岳登山口なので、とても分かりやすいです。

この鳥居をくぐって階段を登ると鷹子神社があるのですが、このお社のとなりから登山口に入ります。登山路にはピンクテープもしくはグリーンテープが貼ってあって目印になるのですが、倒木・枯れ木が多く途切れ途切れになっていますので、注意しないと見失うかもしれません。

登山路の途中には炭焼き場の跡があって、山頂までの登山路というよりはこの炭焼き場までの林道であるということに気づきました。下から見上げても急峻なことが一目瞭然ですが、ここら辺に来るまでも急峻な上に足場が悪く、年配のかたにはたいへんかとおもいます。

途中なだらかなところもありますが、大部分は急峻な足場の悪い登山路なので、山頂はまだかなぁと思ってたころにちょうど看板が見えてきました。ただ、ここからがたいへん。岩場ですべりやすく、急峻な崖の間にある登山路を登っていくので、だいぶ注意しないといけません。

そして、ようやくてっぺんに到着。ちょっと開けたところがあって、眼下に入来峠やそこからの国道が見え、だいぶ見晴らしがよかったです。ただ、とんがった山だけにてっぺんの広さもあまり大きくなく、4人くらいで座るといっぱいいっぱいみたいな感じでした。

鷹ノ子岳に登って、いろんな所感がありました。雑駁ですが、残しておこうかとおもいます。

●鷹ノ子岳は、登った感じが加治木の蔵王岳と似ていたかな。高所恐怖症の私にとって、急峻な低山ではてっぺん近くが恐ろしい。

●鹿児島で「岳」と名づけられている山は、だいたいが急峻な低山という意味か。

●登山路の目印が途切れ途切れに。登山路は枯れ木・倒木が多く、悪路。自己責任で登山する必要あり。

●急峻な低山に登るなら、あと数年くらいか。登山したいなら、体力づくりをしないと。

●八重山よりはイノシシの索餌跡が少なかった感じがするが、獣除けの鈴や音楽が必要かも(実際使ったしイノシシに遭遇しなくてよかった)。

 

 

新年あけましておめでとうございます。主宰です。

 

年末総括したように、大過なく1年間を過ごせただけでなく、みなさんのおかげ様でたくさんの業績を残すことができましたし、素晴らしい研究室の雰囲気ができていたとおもいます。今年も、このような環境を維持したいとおもっています。よろしくお願いします。

 

ワーカホリックな私も、さすがに年末年始はゆっくりと過ごしました。ありがたいことに、元旦から快晴だったこともあり、年始には恒例となった城山トレッキング+初詣をしてきました。

あまりに早い時間に訪れると、初日の出をみるための方々で混雑するので、今回はちょっと遅めに訪れました。閑静な自然道を進むと森の中から生きもののかすかな音が聞こえて、かなり癒されます。山頂に到着すると、向こう岸には桜島がくっきりと見え、南に目を向けると遠くに開聞岳の山頂をみることができます。新年に際して、新たな目標を定めるにはいい場所だなぁとおもいます。

 

帰宅してからは、あとはテレビを見ながらだらだらとお酒とつまみを楽しみます。普段、時間に追われているので、時間を無視して思うままに過ごせるひとときは最高の贅沢だなぁとおもいます。うちのおせち料理はこんな感じ。

一段目はこんな感じ。北海道の親戚から送ってもらったホッカイシマエビと数の子豆が入りました。

二段目はこんな感じ。手先の器用な娘が、かまぼこを細工してくれて干支にしてくれました。

その他には、これ。うちの嫁さんが長時間煮しめてくれて、かなり味が浸み浸みでした。こんなやつが並んじゃうと、お酒がやめられませんな。お正月はずっとこんな感じで、贅沢三昧でした。

 

みなさんも、ご家族・ご友人のみなさんと楽しいお正月をお過ごしください。