こんばんは。主宰です。
お正月には、起きたらだらだらと喰って飲んで寝るだけなので、何だか着ている服が小さく感じます。歳を取ると代謝が低くなって太りやすくなるので、喰った分のカロリー消耗を考えないといけません。このため、数年前からお正月に晴れてるなら、登山をすることにしています。前から気になっていた鷹ノ子岳に登山したことがあるので、記録に残すことにしました。
鷹ノ子岳は、入来峠を越えたダム付近にある、山頂がとんがった低山です。鹿児島にはとんがった低山があちこちにあるのですが、調べてみるとけっこう登山できるみたいで、鷹ノ子岳もその1つです。ダム付近に蕎麦屋があるのですが、その近くの公園に駐車して鷹ノ子岳に向かいます。ダムには吊り橋がかかっていて、そちらを渡ると鳥居が見えてきます。この鳥居が鷹ノ子岳登山口なので、とても分かりやすいです。
この鳥居をくぐって階段を登ると鷹子神社があるのですが、このお社のとなりから登山口に入ります。登山路にはピンクテープもしくはグリーンテープが貼ってあって目印になるのですが、倒木・枯れ木が多く途切れ途切れになっていますので、注意しないと見失うかもしれません。
登山路の途中には炭焼き場の跡があって、山頂までの登山路というよりはこの炭焼き場までの林道であるということに気づきました。下から見上げても急峻なことが一目瞭然ですが、ここら辺に来るまでも急峻な上に足場が悪く、年配のかたにはたいへんかとおもいます。
途中なだらかなところもありますが、大部分は急峻な足場の悪い登山路なので、山頂はまだかなぁと思ってたころにちょうど看板が見えてきました。ただ、ここからがたいへん。岩場ですべりやすく、急峻な崖の間にある登山路を登っていくので、だいぶ注意しないといけません。
そして、ようやくてっぺんに到着。ちょっと開けたところがあって、眼下に入来峠やそこからの国道が見え、だいぶ見晴らしがよかったです。ただ、とんがった山だけにてっぺんの広さもあまり大きくなく、4人くらいで座るといっぱいいっぱいみたいな感じでした。
鷹ノ子岳に登って、いろんな所感がありました。雑駁ですが、残しておこうかとおもいます。
●鷹ノ子岳は、登った感じが加治木の蔵王岳と似ていたかな。高所恐怖症の私にとって、急峻な低山ではてっぺん近くが恐ろしい。
●鹿児島で「岳」と名づけられている山は、だいたいが急峻な低山という意味か。
●登山路の目印が途切れ途切れに。登山路は枯れ木・倒木が多く、悪路。自己責任で登山する必要あり。
●急峻な低山に登るなら、あと数年くらいか。登山したいなら、体力づくりをしないと。
●八重山よりはイノシシの索餌跡が少なかった感じがするが、獣除けの鈴や音楽が必要かも(実際使ったしイノシシに遭遇しなくてよかった)。