
梅雨の真っただ中とは思えないほど、朝から青空が広がり、初夏らしい爽やかな空気に包まれた一日だった。

白川公園のラジオ体操では、やや蒸し暑さを感じたものの、体は軽くよく動いた。

梅雨時はどうしても運動不足になりがちだが、朝の体操で心も体もすっきりと目覚めることができる。
気温の上昇とともに、玄関先で飼っているメダカたちも元気いっぱいに泳ぎ回っている。
春先に生まれた稚魚たちは、今では親と見分けがつかないほど大きくなり、成魚に食べられる心配もなくなった。
群れを作って泳ぐ姿を見ていると、その成長の早さに驚かされる。

このメダカたちには少し不思議な縁がある。
数年前、使わなくなった古い火鉢を再利用しようと、水を張って金魚を飼ったことがあった。
しかし金魚は環境に合わなかったのか、残念ながら数日で死んでしまった。
その後も火鉢の水をそのままにしておいたところ、ある日、小さなメダカの子どもたちがたくさん泳いでいるのを見つけた。
思い返してみると、以前弥富の養魚場で金魚を購入した際、一緒にもらった水草が入っていた。
その水草に付着していたメダカの卵が、火鉢の中で無事に孵化したのだろう。
思いがけず誕生した「奇跡の火鉢メダカ」は、その後も毎年のように卵を産み、世代を重ねながら命をつないでいる。
小さな命ではあるが、そのたくましい生命力にはいつも感心させられる。
梅雨の晴れ間の陽光を受けて泳ぐメダカたちを眺めていると、自然の営みの不思議さと命の尊さを改めて感じる。
これからも火鉢の中で続いていく小さな命の物語を、楽しみながら見守っていきたいと思う。