飛行機で神戸へ。
もちろん奈良からではなく東京から。
'07年のこと。
上空からは平和に見えましたが…。
だから神戸の市内には
もう3年行ってないことになる。
昨年、奈良と神戸は、
乗り換えなしで行けるようになった。便利になった。
でも私は去年、甲子園のある西宮へ一度行っただけ。
関西圏以外の人は
甲子園は大阪にあると思っている人が多いけど、
兵庫県西宮市なんです、神戸市でもないのです。
話を元に戻すと、奈良から「神戸」へは、
やっぱり距離があって、遠い。
かといって、飛行機で奈良へ行く変わり者なんて、
まぁいないでしょう。
酔狂な人が世の中にはいるから、
ゼロじゃないかもしれないけど。
大げさに言った奈良・神戸間だけでなく、
飛行機で神戸入りする人って
どれぐらいいるんだろう。
無駄の最高峰・神戸空港が開港したとき、
ものは試しと東京から飛行機を使って帰省したけど、
「いらんなぁ。こんなもん。」
としか思えなかった。
お金の使い道、間違ってるし。
だいたい道路一本、建物一軒増えただけで、
土地環境は一変してしまうものを、
空港なんてデカイもん造ってしまって
悲しいなぁ、もう。
なぜ、ストップできなかったんだろう？
神戸市だけの問題じゃなくって、
「みんなの問題」やと思う、私を含めて。
当然、「JAL問題」も絡んでくるし。
なんてことを考えながら仕事をしていた昨晩。
いつのまにやら「今朝」に変わってた。
時計をみると午前5時過ぎ。
日付けをまたいで1月17日。ああ、と想った。
神戸淡路大震災が、
15年前の今頃に起こったと。
当時、京都で一人暮らしをしていた私も、
目の玉が飛び出るぐらい恐い想いをした。
地震の直後、西宮の友だちから電話があった。
「家が壊れた」と途方にくれていた。
がれきの下になり、命を落とした友人もいる。
あの日から今日で、15年。
そうして神戸は、淡路は、日本は、変わった？
この私は？
15年前との変化で一番大きいのは
ネット環境にある、ということ。
つい先日、ハイチで大震災が起こった。
大きなメディアでは報道されない情報も入ってくる。
MJの死因と同様、
にわかに信じられない情報だってある。
何を信じ、何を信じないか？
絶対的に信じられる情報はないけれど、
15年の時を経て、
確信へと変わった想いがある。
人が死のうが、家を失おうが、職を失おうが、
なんとも感じない人が、世の中にはいる。
格差があった方が都合が良い、私腹を肥やしたい、
そう考える人がいる。
神戸・中華街の裏通り。
これも2007年。
阪神淡路大震災から15年。
『地下鉄サリン事件』も起こった同1995年の秋、
私は東京へ移った。
一度きりの人生を、
体当たりで生き抜いてみたい、
そう思ってのことだった。
朝まで起きていた昨日、
東京で過ごした日々の、
総決算を心の中でやっていた。
結果、数字では表せない利益計上。それは
多少なりとも関わった「ベルク問題」。
ここに、現在の日本が抱える問題が、
全て集約されてると思う。いえ、世界の問題か？
けっして大げさでなく。
問題は根が深く、即解決とはいかない。
話は民主主義ってなんなの？ まで及ぶから。
神戸淡路大震災から、今日で15年。
もう15年という人がいる。
まだ15年、されど15年と私は思う。
15年は情報を疑え、ということを教えてくれた。
Wikipedia 阪神・淡路大震災 日本赤十字社／ハイチ義援金・救援金募集何かしてあげたい、私はそう思います。
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