SONYのVAIOでクリーンインストールした場合、
VAIO Careが英語になってしまうのは有名な話?避けて通れないんですが、これを日本語にするには、Program Files\Sony\VAIO Careにある、langregionのJPフォルダをコピーしてDefaultにリネーム、元々のDefaultフォルダは削除で次回起動時から日本語になるという記事を見かけます。
自分も、この方法でVPCZ11AGJで成功しているんですが、実はこの方法でも日本語表示にならないことがあるんです。
VPCZ11AGJでも、2回日本語表示にならず、3回目のクリーンインストールでやっと成功。

で、最近入手したSVS13118FJBは、何度やっても日本語表示にならず。。。

この連休中、何回OS再インストールしたか。。。

どうにもならないので、レジストリ見たり、レジストリのVAIO Care関連を削除して入れ直したりとやってみてもダメ。。。

じゃぁ、プログラム関連のどっかに、起動プロセスのログないか調べてみました。
起動ログを見れば、言語ファイルはどこを参照しているのかがわかるので。

調べた結果、

C:\ProgramData\Sony Corporation\VAIO Careの中にVCAdmin.logというファイルを発見。

このログは、一番最初にVAIO Careを起動したときの起動プロセスがログに残るんですが、これを見ると、

Category-Debug:Priority-Low:Loading from C:\Program Files\Sony\VAIO Care\langregion\JP\ja-JP\Features.xml

これは、DefaultフォルダをJPフォルダに入れ替えて正常に日本語表示出来ている状態のログ。
日本語フォルダを参照しています。

Category-Debug:Priority-Low:Loading from C:\Program Files\Sony\VAIO Care\langregion\AP\en-US\Features.xml

これは、日本語化対策をしたにもかかわらず、英語表示になってしまった場合のログ。

見比べれば、わかるんですが、参照している言語フォルダが、下はUSになっています。

で、下のログはlangregion\APというフォルダを参照しています。
このAPフォルダって何だろうと見てみると、この中は、複数の言語フォルダが入っていました。
ですが、その中にJPのフォルダがありません。
これって、もしかして、JPフォルダが無いから、デフォルトの英語表記になるんじゃ?
ということで、langregion\JPの中身jp-JPフォルダをAPフォルダにコピーして、VAIO Careを起動してみると、見事に日本語表示になりました。

ということは、JPフォルダをコピーしてDefalutに書き換えてとやらなくても、APフォルダにjp-JPフォルダをコピーだけで日本語表示出来そうということで実験。

1.VAIO Careをアンインストール
2.レジストリエディターのVAIO Care関連を削除
3.念のため再起動
4.VAIO Careをインストール
5.VAIO Careを起動する前にProgram Files\Sony\VAIO Careにある、langregionのAPフォルダを見るとやっぱりjp-JPは無いので、langregion\JPの中身jp-JPフォルダをAPフォルダにコピーする。
6.VAIO Careを起動すると、日本語で起動^^

簡単に日本語表示できるようになりました!!
どうやら、VAIO Care起動時、langregionのAPフォルダを参照しに行き、OSが日本語であるにもかかわらず日本語表示するためのjp-JPフォルダがデフォルトで入っていないために英語になるようです。
これ、リカバリーする場合、リカバリー時に生成されるんですかね。
というか、最初から入れておいてほしいです。。。