禁断の機械式エスプレッソの世界へ | ほーんとに余計なことbkr...

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Hoonto ni yokei na koto baqkari desu ga nani ka (´・ω・`)?

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大げさに題名を書いたけど、禁断のと言うほど大げさじゃない。まあ買い物としてはお高いので「やっちまったなぁ」という程度w

 

とはいえ、私が買ったのはエスプレッソマシーンとしてはお手頃な値段かなぁと思う(´・ω・`)。←感覚が麻痺しているw 

 

買ったのは「例の」というか、デロンギのデディカEC680。そう、あれです。w

あれですと言ってもわからないですね。(私もわからないww)

 

このシルバーのがかっこいいのでこれを買った。なぜかほかの色よりも高い。

 

あのですね、家庭用の安価なものとはいえエスプレッソマシーンを購入するということはですよ、憧れの「クレマ」とかいうものを出してみたいからですよ。それ以外に理由ありますか?いくらど素人でもクレマを見てみたいじゃないですか。w

 

ところが、このマシーンではクレマは期待できないかもしれないんですよ。なぜなら、悪名高い増幅弁なる機構がついたフィルターを使ってるから。フィルターが閉塞しており、中央にピンホールのような穴があいている。どうやら抽出されたコーヒーがそこを高圧で通過するときに空気とまざって泡らしきもの(クレマとは言っていないw)ができる。でも、味は変わらんのじゃないの?とは思ったけど、水鉄砲のように出るのとトローっと出るのとでは口当たりも全然違うものになるのは素人でも想像がつく。クレマっぽいのにクレマじゃな~い。何だそりゃぁ。どうせ味もわからぬ素人なら泡が出てりゃ何だっていいだろ的な考えなのか? ケシカランのではないか。

 

泡が出てるんだからいいだろって?はぁ?いや、素人だからこそ、あの憧れの「クレマ」を出してみたくてわざわざ高いマシーンを買ったのに、この仕様、ひどくないか?これのおもしろいところは空気とまぜて泡を出すので1回目の本格抽出のときより2回目、3回目と抽出した出がらしコーヒー(飲めないけどw)のほうが泡がよけいに出るというw

 

カメラで例えるとバカチョンカメラ?だれでもどんなコーヒー豆を使ってもそこそこのクレマ(っぽいものw)を出せまぁ~すという素人を小ばかにしたような商品コンセプト。デロンギもいい加減なメーカーじゃないので素人にはわからないそれなりの理由があってのことなのかもしれない。

 

それにしてもねぇ……。

 

私、実はデロンギの隠れファンで、トースターもデロンギのレトロな感じのものを使っていて、これがすごく気に入っている。日本のメーカーじゃ絶対にできないデザインのセンスのよさ。すごく好きです。だから、デロンギというと何か憧れてしまう。

 

 

そんなデロンギが出したエスプレッソマシーン、しかもデザインがまたすごくかっこいい。これは絶対「買い」でしょ。と思って買ったらこれですよ。

 

対策については既にあちこちで詳しく書かれているのでばかでのろまなカメのド素人の私がここにあれこれ書いたところでまた誤解されるだけ。詳しいことは他のサイトでどうぞw

 

いずれは改造されたフィルターとかタンパー(付属のタンパーはふにゃふにゃで正直危なっかしくて使えない)などを先人のブログなどを参考にして追って購入することになるのかなぁとは思う。そうすれば一応クレマ的なものに挑戦することはできる。(クレマができるとは言ってないw)

 

でも、とりあえず、私としては当面どうするか。

 

まず、デフォルトのフィルターを使ってカフェポッドを利用する。せっかく自分で焙煎してるのにコスパ悪いけど、今すぐにでもとりあえずは使える。カフェポッドなら既に最適に挽いてある豆のパックをカセットのようにセットするだけなので、豆の選定からそれを焙煎してミルで挽いて詰めてタンパーで適度に固めるという加減の難しい作業をしなくて済む。これでとりあえずは今すぐにでも淹れられるし、まずは使い方に慣れていくのがいいだろう。

 

ただ、実際にカフェポッドで淹れてみた感想では、普段飲んでいるマキネッタ方式の簡易エスプレッソのほうがよっぽどうまい。大げさな機械で淹れてこれかよと、全くの拍子抜けでかなりがっかりした。1杯用にしてもコーヒーの量が少ない。

 

そこで、自分で焙煎した豆を愛用の「みるっこ」を使ってできる限り細く挽いたもの(この挽き目は実は普段のマキネッタで使っている)をデフォルトのデディカのフィルターに詰めて使ってみた。私の持ってる「みるっこ」はフジローヤルの結構お高いミルで一応はエスプレッソ用と銘打っているが、最大に細かくしてもパウダー状にはならない。でも、これの一番細い挽き目がマキネッタのエスプレッソにはどんぴしゃりと合う。

 

デフォルトのフィルターに本格的なパウダー状の極細挽きを使うと例の増幅弁のせいでコーヒーが詰まってしまうことがある(らしい)。だからデフォルトのフィルターで使うコーヒーの挽目としては今使っている「みるっこ」の細挽きがちょうどいいかもしれない。これなら、わざわざ極細挽きのミルを当面調達しなくて済む。

 

実際これで淹れてみたところ大正解。今使ってる豆は中煎りのキリマンジャロ、こんなにも酸味が効いてたかと思うような濃厚で満足できるコーヒーを淹れることができた。私は酸味のあるコーヒーがより新鮮なイメージがあって好きだけど、人によっては酸味が嫌いという人もいる。その場合はもっと深煎りにすれば解決する。

 

自称バリスタか何か知らないけど(また喧嘩売ってますw)やたら酸化が酸化がと言う人がいる。笑っちゃうのはエスプレッソは短時間で高温高圧で淹れるから「酸化」しづらいが普通に淹れるコーヒーはそれなりに時間がかかるから「酸化」しやすいのだとww。何が酸化だよw 笑かすな。こういうエセ科学みたいな見てきたような嘘を言っちゃいけない。酸化酸化言う人は要は酸味のきいたコーヒーがお嫌いのようだから、それなら深煎りにすればいいだけの話。

 

酸味と苦味のバランスは豆を挽く粗さの違いによっても決まるらしい。そこら辺の深い話になってくると私にはわからない。素人にはわからない話があるのは重々承知で素人のくせに生意気言ってるわけじゃない。要は、酸化が酸化がと言ってることに異議を唱えてるだけ。いずれにしても一番大事なのは新鮮な豆を使うのに越したことはない。時間がたって二酸化炭素が抜けきった豆ではどうやってもクレマはできないという話ならわかる。焙煎したての豆をドリップするとものすごく泡が出てよく膨らむが1週間ほど置いた豆だと膨らまなくなる。

 

とりあえず、当面はカフェポッドではなくて自分が焙煎した新鮮な豆を使っていこうと思う。ただ、しつこいけどクレマは出てないと思う。それっぽい泡は出てるけど。でも、それは二酸化炭素の泡じゃなくて空気の泡だと思うw

 

だから、それなりのパーツを別途入手して上手に使えばもっとちゃんとしたクレマの出たエスプレッソができるはず。私もつい生意気なことを言ってしまうがw 謙虚に人の意見も入れながらこれからいろいろ工夫してやってみたい。それもまた楽しい。少なくとも増幅弁の闇を知ってしまった以上、これでほんとにおいしいコーヒーが飲めるとは思えないので、情報を集めてフィルターは変更するつもり。増幅弁はあり得ない。

 

1つ重大な注意点は、ハンドルに1杯用、2杯用、カフェポッド用と3種類のバスケットを選択して取り付けるが、これを嵌め込むのがめっちゃ固い。バッチンとはめ込んだときに手のひらがぷよぷよしてる人は手の皮を挟んでしまうので、柔らかいタオルなどで包んでから力任せにバッチンと嵌める。手を挟むと死ぬほど痛い。(経験者談w)

 

ただ、私はもうボトムレスフィルターにつけかえるつもりなので、この異常に固いバスケットの取り付けの問題も多分なくなるとは思う。

 

では、ここを改善すればおいしいエスプレッソが淹れられるのか。実は本当のラスボスはグラインダーだった。ドリップコーヒーのときも道具がどうの淹れ方がどうの言っても最終的に味を決めるのは豆がすべてで道具や技術なんかどうでもよかったりする。エスプレッソも極端に言うとそれで、いい豆(というか新鮮な豆)を使うのと同時に均一に極細挽きにしたいい粉を使うというのが必須になる。ところが、私が今持ってる「みるっこ」では極細挽きができない。

 

次は極細挽きにできるいいグラインダーを探してこないといけない。・・・やはり冒頭に書いたように禁断の世界に足を踏み入れてしまっていたらしい。それも業務用ではなくて家庭用のコスパのいいものを探さないといけない。しかも、そんなこんなをやっていると当初のエスプレッソマシーン本体の費用だけで済むはずはなかったのであったw。

 

だからこそですよ、費用対効果を考えてデロンギは増幅弁という苦渋の選択をしたのですよという意見もあるかもしれない。いや、だけど、そもそも増幅弁なんか使いやがるせいでよけいな費用が追加でかかるわけだし、それなら最初から普通のフィルターにしておいてくれてたらよかった。

 

それだと極細挽きのいい粉が要りますよね?って大きなお世話。そこは本格エスプレッソを目指した以上、買った人が自分で考えることであって、そんなのを用意するの大変でしょうから増幅弁をつけといてあげましたよ♪ほら泡が出ていいでしょでは、全くもって意味がわかんない。よけいなことをすんなって!

 

ま、まあ…も、もちつけww。 というわけで、このしょーもないフィルターの問題を除けば今のところ結果的にはかなり満足している。クレマにこだわりさえしなければ(いや、味も多少違うと思うけどねw)。抽出自体にはほとんど時間がかからないので、マキネッタで淹れるより速いかもしれない。音も静か。ブォーーーンって。あ、くじらだね。さようなら。

 

(またわかんないこと言っちゃった。youtubeのくじら先生と仲間たちのマオメエアニメの話です。私は空き巣&猫シリーズも好き)

 

すみません。いつも変で。(´・ω・`)

 

あと、追記です。

フォームドミルクをつくるノズルですが、これまた「意味わかんない」。

何であんなに短いの? そしてそれについてる銀色の筒は何なの、あれ。

 

デディカを紹介しているサイトではあの筒は要らないので外して使ってくださいとある。

でも、外すとただでさえ短いノズルがさらに短くなる。これも謎です。ミルクピッチャーに最低でも100cc以上入れないとノズルが届かない。まあミルクがあんまり少な過ぎるとうまくできないというのもあるのかもしれない。なので、私はあれをまだ使ってません。

 

家でカプチーノとかつくってる人に聞きたいのは、フォームドミルクをつくるじゃないですか。あれ余ったのはどうするの?それだけで飲むの?捨てるの?余ると思うんですよね。デディカの1杯分のコーヒーって20ccぐらいしか出ない。ダブルにしても40cc。それに大量の100cc以上のミルク入れますか?余るでしょ。どうすんの。(いや、素朴な疑問として)

 

マキネッタでエスプレッソ(モドキ)を飲むときはミルクを50ccほどカップに入れて温めて電池式のフロッサーで泡立ててるけど、見た目的に泡立ててふわふわにしたほうがおいしそうに見えるから。でも、冷静に考えて、ミルクを泡立てたものって、ここだけの話、そ、そんなにおいしくない……。(´・ω・`) いっそ冷たく冷やしたミルクをコーヒーとは別にストレートでごくごく飲んだほうがよっぽどうまい。正直な話。そう思いませんか?あんなの見た目ばっかりじゃん。

 

ラテアートとかいってチューリップやハートの絵を描いてココアパウダーとかバラバラっとかけると、すごくおいしそうに見えるけど、実態はおいしくも何ともない泡立てた牛乳ですよ?まあ濃くて苦いコーヒーをマイルドにするためだし、お店のほんもののエスプレッソは香りからして違うのかもしれないけど、少なくとも私が家でつくる怪しげなものは、最初に一口飲んだとき、まず口に入ってくるのはまぎれもなくただの泡牛乳ですよ。あんなもん、おいしくも何ともないw。見かけ倒しもいいところ。濃厚なコーヒーがまろやかになるとは言うけど、最初に口に入るのはほとんど泡じゃね?(しーっ、めったらなこと言うもんでねえ)w

 

だから、わたしはカフェラテとかカプチーノとかいうよりエスプレッソをカフェオレのようミルクで普通に割って飲むほうが好き。ここだけの話(笑)