一人用マキネッタでビアレッティのファンとしての思いをつらつらと。

やっちまうんですよ、ハンドルだけが樹脂なのでつい焦がしてしまった、いやもう焦げるどころか燃やしてしまい溶け落ちた(笑)
あの溶け落ちたハンドルのスペアパーツを探して三千里。イタリアの「頑固さ」に物申す
「溶けたならハンドルだけ交換すればいい」じゃん。(´・ω・`)
そう思ってネットの海を彷徨いましたが、どこもかしこも「1人用(1/2カップ用)は売り切れ」のオンパレード。
ここで少し、イタリアの老舗メーカー「ビアレッティ」に物申したくなります。これだけ世界中でハンドルを焦がす事故が多発しているのに、なぜパーツの供給体制が整っていないのか?
日本のメーカーなら、すぐに交換パーツをAmazonに常駐させ、なんなら「焦げにくい改良版ハンドル」を開発するでしょう。しかしイタリア気質は違います。「100年この形でやってるんだからこれが完成形。火からはみ出させたアンタが悪い」と言わんばかりの頑固さ。
しかも、運よく純正ハンドルが手に入ったとしても、個体差に合わせるために「自分でドリルやキリを使ってピン通しの穴をあける」という、なかなかのDIY精神を要求される仕様なのです。
買い替えを検討して気づいた、マキネッタ「8gの魔法」
一時は「数百円のパーツに送料をかけるくらいなら、3,000円台の新品一式を買い直して、残ったパーツをパッキンやフィルターの予備(バックアップ)に回すほうが合理的か…」とも考えました。
普段、私はデロンギのエスプレッソマシーンをメインに使っています。マキネッタはたまに引っ張り出して淹れる程度。
しかし、このトラブルをきっかけに改めてマキネッタで淹れてみると、何とも言えない敗北感(いや、嬉しい誤算)に包まれたのです。
デロンギ(1人用粉10g): 5分で淹れられる現代のスピード感。クレマが乗って濃厚だが、エッジが効いて苦味やえぐみも出やすい。
マキネッタ(1人用粉8g): 時間も後片付けの手間もかかる。しかし、鼻に染み付くようなコーヒー独特の香りと、角が取れたまろやかなコクが出る。
高価な電動マシーンが10gの粉で出す贅沢な一杯に対し、アルミの塊がたった8gの粉で「あれ? こっちもめちゃくちゃ旨いな…」と思わせてしまう。この道具の価格差を無視したような下克上が、コーヒーの奥深さであり、ちょっと悔しいところです。
結論:どちらがいいかではなく、自分の心に問いかける。そして…
結局、エスプレッソマシーンとマキネッタ、どちらが良いという結論は出さなくていい。
「忙しい今日の気分はどっち?」
「じっくり香りを愉しみたいから、今日はマキネッタにしようか」
そんな風に、自分の心に問いかけて淹れ分けること自体が、家コーヒーの一番の贅沢なのだと思います。
……で、肝心の溶け落ちたハンドルはどうしたか。おっと、本題を忘れるところだった。最近、物忘れが激しい(´・ω・`)
新品は買い直しません。
なぜなら、1人用のミニサイズなら、厚手の布巾で本体を掴めば普通に注げるという盲点に気づいてしまったからです(笑)。
いや、正直言うととっくに気づいてましたが w
パーツ不足に悩む必要も、DIYで穴をあける必要もありません。
ハンドルがなくても、この小さな相棒は現役続行です。もし皆さんもハンドルを溶かしてしまったら、買い替える前に一度「布巾」を試してみてください。意外とこれで十分ですよ!
でも、わかります。
コーヒーの世界はムードとかイメージとかこだわりが大事なんですよ。興味のない人からは、そんなことやあんなことをするのに何万円もかけるのは気がしれないとよく言われます。私もこだわりのポットとかカップを持ってます。だから、コーヒーなんて百均の世界で十分、という意見もあるでしょう。でも、それはそれでいまいち私は引っかかります。こだわりを追究することがコーヒー道の醍醐味である(´・ω・`)。
それを踏まえた上で、でも布巾でよくね?という結論に至ったわけです。(めんどくさいやつだなw)
だから、結局、ご自分のお考えでどうぞ。