詐欺 | こうさんのスイム日記

こうさんのスイム日記

ベンチプレッサー'こうさん'が趣味の筋トレ、スイムなどを通じて日々の生活を面白おかしく多様な話題で綴ります

この時期多いのが還付金詐欺。
突然社会保険庁だと名乗るやつから電話が来て医療費が返ってくるから携帯電話持って近くのコンビニのATMへ行ってくださいと案内される。
そこでまんまと罠にひっかっかって預金全額取られてしまう。
このブログ読まれている方たちはぜったに騙されないと思いますが、世の中には信じられない騙され方する方も実際いらっしゃいます。
まず医療費還付金なんてものは世の中に存在しません。
払った医療費に応じた所得税は還付されるのですが、還付手続きは確定申告医療費控除申告によって行われます。
控除額の上限は10万円。
年間総所得200万円以下なら所得の5%。
仮に年間医療費自己負担分が20万円の例上げると、所得が200万円以上なら10万円、所得が120万円なら20万円-(120万円x0.05)=14万円が課税対象額から控除され、その結果源泉所得税の一部が還付されます。
税金というのは取られるときは何も言わないでも取られますが、返してもらうときは大変な大仕事要ります。
面倒くさいですが、確定申告しないと税金は絶対に返ってこないということです。
確定申告した覚えもないのに、しかも社会保険庁から医療費返還しますなんて話は地球が壊滅してもありません。

最近多いのが電力小売り自由化に伴うスマートメータ取付詐欺。
何やらそれらしい作業服着た連中がピンポン~ン。
「お宅はもう電気の契約しましたか?」
「電気の契約はどことやっても自由なんですがそれにはスマートメーターというのが、これなんですが・・・必要なんです」
「これを付けておかないと4/1から電気が来なくなる」
「今は在庫あるのですが、来月に入ると在庫不足になって取付できなくなり電気が使えなくなります」
世間知らずの爺さん婆さん、もうこれでパニック状態ですよね。
「そんなことだったらすぐ取り付けてください」
今なら無料で取り付けられますの言葉につられて取付依頼。
取付(本当につけたのかどうかわかりません)後、工事費3万円の請求。
びっくりして問いただすと、メーター機器は無料だが工事費は無料だとは言ってませんと開き直る(この時の言いぐさはまるでやくざの脅し)。
泣く泣く3万円支払わされる羽目に。
あわてて契約しないでも今の電力会社との契約は生きているし、電力大手は2020年までにすべての家庭電気メーターをスマートメーターに交換する計画立てています。
4/1というキーワードにごまかされないようにしてください。
それとスマートメーター取付には15分くらい停電します。
変だなと思ったら停電時間はどのくらいか聞くといいでしょう。
詐欺師は停電はしないと言います。
当たり前ですよね、何も工事なんてしないのだから。