町井勲氏。
10年以上昔かな、テレビでよく見ました。
まさに名人芸というべき技の数々。
町井氏は自らを武道家ではなく武術家だと書かれていました。居合道ではなく居合術です。
武道というのは技の習得や鍛錬などを通じて精神修養を成すものと考えます。
武術というのは「術の習得」それ自体が目的だと思われます。
そういう意味では町井氏は間違いなく武術家で、まさに現代の武芸者だと思います。
斬る対象の合わせて刀は適したものを使い分けているようにも見えますし、細かい所にもプロとしてのレベルの高さを感じ取れます。
圧倒的な技術で、それをお金にして生活費を稼ぐ。まさに武芸者です。
お金を稼ぐという事にアレルギー反応を起こす人がいるのですが、それは間違いです。
鎌倉から戦国時代の武士も、お金(領地)を得るために武芸を磨いていたのですから。
・・・・・
YouTubeってあまり見ないのですが、久しぶりに見て面白かったのが町井氏のこれ
昔の動画と見比べると、体形の変化に年月の残酷さを感じます。自分もですけどね(笑)
なにが面白いって、他人というか藁斬り抜刀斎の悪口をめっちゃ言ってる。
あと、この動画のコメント欄こそ面白いのです。
アンチコメントにイチイチ本人が言い返しているのです。
なんと言いますか、性格の一端が垣間見えるようです。
・・・・・
藁斬り抜刀斎の事が特に嫌いなようで、他の動画とかブログとかでも色々言ったり書いたりされています。
↓↓↓
私の知る限り、藁斬り抜刀斎の側が町井氏の事を悪く言ったりした事はなさそうなので、町井氏が一方的に喧嘩を売っているようです。藁斬り抜刀斎を叩く理由をそれらしく本人が書いていたりもするのですが、単純に自分より目立っているのが不愉快なだけにも見えてしまい残念です。もしくはそれでアクセス数を稼ごうとしているのか。
藁斬り抜刀斎側が何も言わないのは、武道家として精神修養ができているからかな。
・・・・・
ただ、町井氏のテレビ動画は見ていてワクワクしたし圧倒的な技量だったのは間違いありません。最近も真剣同士で斬り合って火花を散らしている動画を見て面白かったです。
その点、藁斬り抜刀斎の動画を見てもあまり凄さというか、ワクワク感がありません。
たぶん町井氏をテレビでよく見た頃と、今の藁斬りさんは同じくらいの年齢だと思うのですが、素人目線で言っても技術者としては圧倒的に町井氏の方が凄いと思います。
研究も練習もされていると思いますが、たぶん町井氏は一種の天才なのだと思います。